ジーンライフの遺伝子検査を受けてみた感想

ジーンライフの遺伝子検査を受けてみた口コミ

ジーンライフの遺伝子検査を受けてみた

最近、話題になっている遺伝子検査

少し怖い気もしましたが、妻と一緒に検査を受けたことがあります。

遺伝子検査を受けたのは、1年ちょっと前の2013年の春頃。

たまたま、Yahoo(だったか)の広告を目にしたのキッカケです。

検査を依頼したのは、genelife(ジーンライフ)という機関。

CPIGIという個人遺伝情報取扱協議会の認定を受けた機関で個人情報の取り扱いも安全だろうと思い受けてみることにしました。

一度の検査で様々な病気の発症リスクや、免疫力や記憶力、アルコール耐性などの体質、身長や筋力の発達タイプによる運動能力などの特徴的な要素もわかるというものでした。

リスクを知って今後のライフスタイル(予防)に役立てようというのが動機です。

遺伝子検査の仕方やその信憑性などをレビューしてみますので参考にして下さい。

自宅でできるジーンライフの遺伝子検査

ジーンライフ(genelife)での遺伝子検査の仕方は簡単です。

インターネットで申し込むと数日で検査キットが送られてきます。

検査キットを開封して注意事項を読み、同意書にサイン。

今回の遺伝子検査は、唾液をそのまま採取して返送するだけでした。

検査の方法としては綿棒で唾液を採取するものもあるようです。

採取時は喫煙や飲酒、飲食はNGですが、それだけ守ればOK。自宅で簡単にできます。

検査キットを返送して1ヶ月位待つと検査結果のお知らせのメールが届き、検査結果情報をネットで見れるようになります。

※勿論、閲覧するには自分で予め決めたIDやパスワードが必要です。

遺伝子検査の検査結果届く

早速、記載のURLにアクセスし、ID、パスワードを入力して検査結果を閲覧。

結果の表示は「あなたは将来、○○という病気になります」などという断定的な表現ではなく、例えばこういった病気の発症リスクは「1.26」です、といった結果の出し方です。

※1.26という数字は、私のDNAタイプが特定の病気を発症するリスクは通常の人(平均の)1.26倍ということです。これまでの統計により算出された数字のようです。そして、その根拠というか検査結果の詳細が検査項目ごとに解説されています。

これが、持って生まれた体質(遺伝子)です。

リスク判定は、遺伝子情報+ライフスタイル

リスクの総合判定は、遺伝素情報と後天的要素であるライフスタイルが加味されてなされます。

ライフスタイルは、予めライフスタイルをチェックする質問が用意されていて、それを回答するというシステムです。両親の出身地や親族の病歴、職場のストレスや耳垢のタイプ、日頃運動をしているかどうかといった質問です。

リスクの総合判定は、100点満点で表示されます(高得点ほどリスク少)。

つまり遺伝子レベルでは70点でも規則正しい生活をしていれば90点になる、遺伝子レベルでは90点でも不摂生な生活をしていると70点になる、といった具合です。

要は、病気などのリスクは、遺伝によるものだけではなく、生活環境などの後天的な要因も大きいということです。

ちなみに私の場合は、92点でした。妻は94点で二人とも概ねいいようです。

遺伝子検査の検査結果(点数)

遺伝子検査の信憑性は?究極の個人情報公開

ちなみに私はお酒が全く飲めません。

そこで、遺伝子検査の信憑性を確かめるためにアルコール遺伝子という項目を見てみました。

私のタイプは、ALDH2遺伝子が*2/*2

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縁グラフと説明文をあわせてみると、

ALDH2遺伝子が*1/*1型の方は58%存在し、アルコールに強い反面、アルコール依存症のリスクが高まるという報告があるとのことです。

一方、ALDH2遺伝子が*2/*2、*1/*2型の方はアルコールの分解が苦手で、アルコールに弱いという報告があるとのこと。

特に私の*2/*2型は、端的に言うと、私はお酒が飲めない7%(確率的には15人に一人のお酒が飲めない人)に入っているということのようです。

どうりでアルコールは身体が受け付けてくれません。

このカテゴリーの人は、練習しても飲めませんので練習もしません。お酒に距離を置くようになるため、幸か不幸かアルコールに関する病気のリスクは少なくなるのだそうです。

幸い、晩酌や飲みに行くといったことも基本しないのでその分お金もかかりません(と前向きに考えるようにしています)。

ちなみに、*1/*2型の人は、もともとアルコールに強い訳ではないけど練習をすれば飲めるようになる人もいるタイプとのことです。

このようにアルコール遺伝子に関しては、信頼できる結果が表示されていました。

このような感じで、37項目の検査結果が表示されています。

私の場合、目に関する病気(加齢黄斑変性)のリスクがちょっと高い以外は概ね問題ありませんでした。

そういった場合もビタミンCやビタミンE、亜鉛などを摂取すると発症リスクが少なくなるといいったアドバイスが添付されています。

遺伝子検査の中にはこの他にも美容やダイエットに関する項目を検査する機関もあります。

肥満やメタボ遺伝子検査など様々です。

ジーンライフの遺伝子検査を受けてみた感想

想像しているより怖くなかった遺伝子検査。

実際はもっと色々なことがわかっているのかもしれませんが、知らされた内容はソフトなもの。

いつも受けている健康診断の方がはっきりした数字が出てより怖いですね。

遺伝子検査を受けた2013年の春当時は、妻と二人で検査して料金は6万円ほど(一人3万円ほど)だったと記憶しています。

検査結果はいつしても同じで生涯変わりません。最近は、さらに技術の進歩で色々なことがわかり、検査項目も増え価格も安くなっているようです。

気になる人は一度遺伝子検査をしてみてはどうでしょうか。

効率のいい健康対策ができ、費用もすぐにもとが取れると思います。