ときどき銀行から電話があります。先週もかかってきました。
「○○さまですか?△△円のご預金がありますが定期預金とか如何でしょう?」
といったようなお電話です。
銀行は個人の預金残高を見て、直接電話をかけてくるんですね。
最初は凄く驚きました。
「はぁ~?」って感じです。
勝手に人の預金を確認して個人攻撃かよと!
最初(5年ほど前)は凄く抵抗がありましたが、どうも普通にそういうことをするようで、もう何度もかかってきているので、最近は慣れてしまいました。
先週の電話は、昨年、保険商品を購入した際に担当だったKさん(女子)からでした。
この時に保険商品を購入したのも今回と同じように電話をしてきたのがキッカケでした。
今回は「定期預金の獲得ノルマがあるのでお願いします」といったお電話です。
正直なところはいいのですが、頼られてもなぁと思いつつ、普通預金に置いていても利息は殆どつかないし、暫く動かす予定もないお金なので話を聞いてみることにしました。
今回、営業された定期預金は、1年満期で利息が0.13パーセント。
バブル期の定期預金の利息が6%とか7%とか言っていたのを考えると実に50分の1ほどになってしまいましたね(-_-)
1,000万円預けても1年で13,000円程度です。
さらに税金が引かれて10,000円といったところ。
とはいえ、普通預金に預けていても利息はつきませんし、月に900円弱の不労所得になるなら高騰しているガソリン代を少し補てんできるということで加入することにしました。
個人向け国債(変動10年)を購入
ものはついでという訳ではないのですが、以前から気になっていた個人向け国債(変動10年)も購入しました。
1年以上保有すると元本と利息の支払いを国が保証しているので銀行預金よりも安全とも言えますし、特に1,000万円を超える金額になるとペイオフの問題もないため安全です。
個人向け国債には「固定3年」「固定5年」「変動10年」の3種類があり、1万円から1万円単位に自由に購入金額を設定できます。
変動10年とは、実勢金利の動きに応じて半年毎に適用利率が変わり、そのときどきの受取利息の金額が増減するタイプです。
将来、長期金利が上昇した場合に半年単位で設定される利率が長期金利の66%に連動しますので金利の上昇にも対応できますし、最低0.05%の金利は保証されています。
銀行の金利より下回ることもないでしょう。
購入時の適用利率は0.34パーセント(税引前)で、税引き後で27,000円ほどの利息。
これまで国債の購入には慎重でしたが、1年を経過すれば中途解約しても元本は保証されますし、財政破綻もないと考えます。
これからアベノミクスが順調に推移していくことを期待しての買いです。
個人向け国債は銀行より証券会社で購入するのがお得?
かくして銀行で個人向け国債を購入した訳ですが1週間としないうちに、マンションの宅配ボックスに証券会社から個人向け国債のキャンペーンのちらしが入っていました。
拝見すると購入金額に応じて現金をプレゼントするというもの。
今回、変動10年を1,000万円分購入しましたがその場合は現金5万円をプレゼントです。
ネットの証券会社を確認するとそういったキャンペーンを実施しているところが少なくありません。個人向け国債は銀行より証券会社で購入するのがお得なんですね。
ただ、冷静に考えてみるとプレゼントされる現金は餌のようなもの。
証券会社に出向いて話をしたり、口座を作る必要が出てくる訳ですから他の投資信託を勧められたり、営業の電話があったりと銀行よりも煩わしいことが増えるかもしれません。
そう思うことにしました。
今回の個人向け国債の購入で日常の生活費などに動かせる自由なお金も少なくなってきましたので、しばらくは、銀行からの商品の提案はお断りするつもりです。
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