レクサス G-Linkのメリットと必要性

レクサス G-Linkのメリットと必要性

来月、レクサスGS450hの1回目の車検を迎えます。

それに先だって、「G-Link継続手続きのご案内」のハガキが届きました。

G-Linkは、レクサスオーナーだけに提供されるサービスですが、3年間無料で提供された後、4年目以降は有料での任意更新となります。

今回は、車検時にG-Linkを更新するか否か、必要性を判断すべく内容を整理したいと思います。

G-Link継続手続きのご案内

そもそもレクサスのG-Linkとは?

そもそもレクサスのG-Linkとは何か?

G-Linkとはレクサス専用のサービスで快適で豊かなカーライフをサポートするサービスです。

G-Linkの更新料金

G-Linkの料金は、新車登録日より3年間は無料ですが、4年目以降は有料での更新となります(更新は任意です)。

更新料は2年分で32,000円、地図更新は別途21,600円。合計53,600円と結構なお値段です。

※価格改定後、2023年1月現在は、更新料は2年分で36,000円、地図更新は別途22,000円。合計58,000円となっています。

今回、更新するか否かを判断するにあたって、この金額がサービスに見合ったものなのかどうか、具体的なサービスを見てみます。

レクサスG-Linkのサービス

レクサスのG-Linkサービスは車種によって若干違いますが概ね以下の通りです。

オペレーターサービス(レクサスオーナーズデスク)

オペレーターサービスは、コミュニケーターが電話で応対し、お客様の代わりにナビの目的地設定や、レストラン・宿泊施設等の情報検索・予約等を行うサービスです。

車内からナビのオーナーズデスクボタンにタッチするだけでコミュニケーターに繋がります。

24時間365日、自宅の電話や携帯電話からはもちろん、車内のハンズフリー通話でもフリーコール(通話料無料)で利用することが可能です。

この機能は必要でしょうか?

私の場合、レクサスIS時代からおよそ6年ほどレクサスに乗っていますが、このサービスは数えるほどしか使ったことがありません。

見知らぬ街に行った時に、とある施設を探してもらってナビで目的地設定してもらったり、ナビの操作を教えてもらったりした程度です。

利用したときは親切・丁寧に対応してくれましたが、コスパを考えると不要と考えます。

G-Security

G-Securityは、ドアのこじ開けやウインドウの破砕による車内侵入を検知した場合、オートアラーム(クラクションとハザードで警報)を発し、オーナーにメールや電話で早急に知らせたり、また、要請により盗難車両位置の追跡や現場へ警備員を派遣したりするサービスです。

また、ドアロックのし忘れやハザードランプの消し忘れを検知メールでお知らせするサービスや携帯電話による車両状態の確認も可能です。

G-Securityの恩恵を受けたのは、ドアロックのし忘れをメールで2度ほど受け取ったくらいです。

ヘルプネット

事故や急病時の緊急通報システムです。

ボタンを押すだけで、登録ナンバーや現在位置などの情報をヘルプネットセンターへ自動送信。

状況や要請内容を伝えると必要に応じてオペレーターが所轄の警察や消防に連絡したりなど、的確・迅速な対応をしてくれるサービスです。

エアバッグ作動時など、車に一定以上の衝撃が加わると、本人が気絶してもG-Linkが自動的にヘルプネットセンターに通報し、呼びかけに応じない場合は救護車両を手配します。

勿論、このサービスを利用したことはありません。

レクサス緊急サポート24

路上でのさまざまなトラブルに24時間365日体制でサポートするサービスです。

路上での事故や故障などの思わぬトラブル時に、オペレーターに連絡すれば、JAFの救援車両手配の取次サービスが受けられます。費用は、一定条件によりレクサスが負担してくれます。

故障の場合も目的地までの交通費、宿泊費なども一定条件によりレクサスが負担してくれます。

このサービスも受けたことはありません。

G-Security、ヘルプネット、緊急サポート24は、万が一の時には頼りになる保険的なサービスです。必要か否かは本人の考えによります。

リモートメンテナンスサービス

定期点検や走行距離や利用期間に応じたメンテナンスの時期、また、イベント情報などが、レクサス販売店からメールで送信されてくるサービスです。

また、ブレーキやエンジンなどの異常を検知した場合は、その内容もメールで送られてきます。

コネクティッドナビ・ハイブリッドナビ

センター通信型のナビゲーションシステムです。

目的地となる施設やお店の情報、周辺駐車場などについて、スマートセンターのビッグデータから最新情報が届けられるシステムです。

Gルート探索・渋滞予測

VICS情報と過去の統計データによる交通情報予測に、ユーザーのリアルタイム走行情報( VICS提供外のエリアを含む)を加えた、独自の交通情報で最適ルートを案内するサービスです。

渋滞情報やこれからの渋滞変化を予測してルート案内をしてくれます。

渋滞時にはルートの変更があり、その精度は高く、一見遠回りしていそうで、やはり早く目的地に到着する確率が高いようです。

ナビを設定すると自動的にやってくれますので何度もお世話になっているサービスです。

マップオンデマンド(地図差分更新)

エンジンの始動時ならびに目的地設定時に、新しい地図情報データがあれば通信により車載機(ナビ)の地図データを差分更新(自動的にダウンロード)するサービスです。

よく日本国中の地図が自動更新されています。

しかし、行動範囲周辺の情報が更新されることは滅多になくあまり必要性を感じません。

ドライブプラン

パソコンや携帯電話から、ナビにルートが簡単に設定できるサービスです。

おすすめスポットの検索も可能です。

パソコンから目的地設定をしてネットワークを通じて車に送信できるサービスですが、何度か利用したことがあります。ただ使い勝手はあまりよくありませんでした。

その他、ETC割引情報がナビで確認できたりするサービスがあります。

レクサス G-Linkのメリットと必要性

こうやって見てみると、G-Linkには様々なサービスがあり、Gルート検索など知らず知らずのうちにお世話になっている便利なサービスもあります。

しかし、緊急時はさておき、私にとっては無ければなくてもいいものばかりです。

地図も近場が更新されることはほぼありませんし、オペレーターサービスもほぼ使いません。

結局は万が一の時のために保険に入るかどうかということになりますが、であれば、車の任意保険やレクサスカードのサービスと重複する点もありそうなのでメリットを感じません。

そう考えると、更新費用が1~2万円となるとコスパ的にも悪くないので更新するかもしれませんが、地図更新を省いても3万円以上となるとちょっと高すぎる感があります。

少なくとも必要性やメリットを感じない地図更新はカット。

G-Linkの更新は車検までに更新するか否か考えて結論を出そうと思います。

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