BMW 330eのメリットとデメリット

BMW 330eのメリットとデメリット

殆ど不満のないBMW330e Luxuryですが、半年(6000km)ほど乗って感じたメリット(お気に入りの点)とデメリット(イマイチな点)をまとめてみたいと思います。

BMW 330eのメリット(おきにいりの点)

BMWリモートサービス

330eは、iPhoneの場合はBMW Connectedアプリをインストール、Androidの場合はネット接続で、スマホから遠隔操作でドアの施錠・開錠、エアコンの操作(タイマー可)などが可能です。

また、地図メニューから車の停車位置を確認したり、地図で検索した施設などの情報を車両へ送信し、簡単にナビの案内に設定することもできます。

スマホを使って前もって行先を車両に送信し、車でナビにセットするのは、車で行先からナビにセットするより意外と便利です。

BMWリモートサービス

BMWリモートサービスは、330eは標準装備です。

ドアを閉める音と感触

ドアがパンっとしっかり閉まる音とその独特の感触は、国産車では味わえない車の剛性や造りの良さを感じさせてくれます。

ベンツを試乗した時も同じように感じた記憶があります。

やはり、欧州車の造りはしっかりしています。

エアコンの効き

現時点では冬場だけの体験ですが、330eは電池を搭載していますのでエアコン(暖房)が効きが速いように感じます。体感では1分も経たないうちに暖かい風が出ていたような。

真冬でもすぐに暖まります。

ECO PROモードという省燃費モードでも冬場の暖房の効き具合も全く問題ありませんでした。

夏場も冷房が良く効いてくれることを期待します。

※省燃費モードではエアコンを省エネモードにするか否かの設定があります。

駆動系の切り替わりがスムーズで静か

モーター走行とエンジン走行の切り替わりは速度域で少し異なりますが、全体的に意外とスムーズです。ショックや振動、音は殆ど気になりません。

発進時

アイドリングストップした停車時などから車を発進させると、電気があまり充電されていない場合はすぐにエンジンがかかりますが、その時のエンジン音は静かで違和感のある振動やショックも殆どありません。

ハイブリッドならではの滑らかさ・静かさで、神経質な人であればこれ一つをとっても330eを購入する価値があると思います。

低速域

低速域では、電気の残量が少ない場合はブレーキを踏むとモーター走行に、アクセルを踏むとエンジン走行にと切り替わります。

車の混雑状況などでエンジンとモーターの切り替わりが頻繁になると不快というほどではないにしても気になる場合があります。

このあたりはトヨタ車(レクサス)のハイブリッドがよくできています。

中速域以上

中速域以上では、モーター走行からエンジン走行に切り替わる時、ショックやエンジン音は殆ど皆無です。この点はレクサスにも勝るとも劣りません。

気づかないうちにモーターとエンジンが切り替わります。

以上は、電池の残量が少ない場合(概ね10%未満)の動作です。電池の残量が十分な場合はエンジンはアクセルを強く踏み続けない限り始動しません。

尚、低速域における気になる駆動系の切り替わりはeDriveスイッチ(走行モード)やドライビングパフォーマンススイッチなどである程度調整できるので、多少の燃費を犠牲にすれば気になる点も最小限に抑えられます。

  • 電池の残量を増やせばエンジンはかかりにくい
  • CHARGE Batteryモードではモーター走行にはならない
  • SAVE BatteryモードでSPOTモードにするとモーター走行になりにくい

などなど。

参考記事

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充分以上の動力性能

全ての走行モードでモーターの力がプラスされているようですので、SAVE BatteryモードやCHARGE Batteryモードなどエンジン主体で走行する場合も他のエンジンだけの車(例えばBMW320iなど)と比較して動力性能は高いようです。

ECO PROモード

コーディングでECO PROモード(省燃費モード)をデフォルトに変更している方も多いと聞くように、普段は出だしからECO PROモードで十分です。

ECO PROモードでエアコンの効きも省エネモードに設定していると、エアコンの効きが若干悪くなりますが冬場を乗り切ることができたので夏場も使えるかもしれません。

※省燃費モードではエアコンを省エネモードにするか否かの設定があります。

SPORTモード

SPORTモードでは、以前乗っていたレクサスGS450hに匹敵する動力性能が体感できます。

特に出だしのトルクは、体感上GS450hより上です。

CHARGE BatteryモードでSPORTモードにしてアクセルを踏めば胸のすくような加速とともにそこそこいいエンジン音も楽しめます。

多彩な運転モード

330eは、多彩な運転モードを楽しめます。

下記の走行モードに、SPORT、COMFORT、ECO PROモードが設定できます。

走行モード走りの内容
AUTO eDriveモード
(デフォルト)
電気モーターとガソリン・エンジンが最適なバランスで高効率に連動する
MAX eDriveモード電池残量が一定以上ある場合に時速120kmまでの速度域まで電気モーターの駆動力のみで走行が可能
SAVE Batteryモードバッテリーの充電量を減らさないように効率的な走行するとともにガソリン・エンジンによる発電によりバッテリーの充電が可能
CHARGE BatteryモードシフトレバーをM/S側に倒すことでガソリン・エンジンによる発電によりバッテリーの充電が可能

静かにゆっくり走りたい場合や胸のすくような加速を味わいたい場合などその時の気分によって使い分けることができます。

例えば、SAVE BatteryモードとECO PROモードの組み合わせは、充電しながらエコに走るというモードで、95%以上まで充電するためエンジン主体の走行になりますが、快適なアイドリングストップ、快適な走行をしてくれます。

参考記事

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BMW 330eを試乗してみた

SAVE BatteryモードのECO PROモードでは、8~9km/ℓほどの燃費ですが、90%ほど充電した後は30km近く電気だけで走ることができますので、この走りに徹すると、私の場合、燃費は郊外で20km/ℓを超えてきます。

燃費・経済性

燃費は走行モードで大きく変わってきますが、デフォルトのAUTO eDriveモードでECO PROモードで郊外を走ると燃費は16~17km/ℓを超えてきます。

2000ccですので以前に比べて自動車税も2万円ほど安くなりました(39,500円:初回10,000円)。また、補助金も支給されました。

参考記事

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BMW 330eの燃費

運転が楽しい

試乗ではわからなかった運転の楽しさ、BMWの良さがわかってきているようです。

駆け抜ける喜びというキャッチフレーズは伊達ではありません。

特に私の場合、PHVだからこそ楽しいと思える点が多々あると思います。

BMW 330eデメリット(イマイチな点)

一方で、330eにもデメリット、イマイチだと感じる点があります。

ワイパーの動作

レクサス(IS・GS)よりもワイパーの動作音が大きいです。個体差かもしれませんが水はけもレクサスより劣ります。また雨がフロントガラスにぶつかる音も大きくなりました。

ドアミラーの収納

降車してドアロックをする場合、ドアミラーを収納するには、ドアロックボタンを長押し(3秒ほど)する必要があります。

3秒という時間の必要性を感じません。

なので車内にいる間にボタンでドアミラーを収納して外に出ます。

ドアロックボタンですぐに格納するのであればそちらを使うと思います。

これもコーディングでドアロックボタンですぐに格納するよう変更する人がいるようです。

風切り音

ワイパー同様、不満が出るほどではありませんが、高速道路を走行する時の風切り音は、レクサス(IS・GS)よりも少し大きく感じます。

ナビの精度やステレオの音質

ナビの精度や操作性は当初予想していたほど悪くはなく、普通に使えますが、国産車と比較すると若干反応が遅かったり使い勝手が悪いように感じます。

また、ナビではありませんが、他県に行った時にラジオを聴く場合は、自動受信ではないため、いちいち手動で受信設定する必要があります。

スピーカーはオプションでHiFiスピーカーにしてますがステレオの音質はいたって普通。

レクサスはIS、GSともに標準でも音質が良かったです。

ロードノイズ

ロードノイズは抑えてあります。一般道を走行している時は殆ど気になることはありませんが、高速道路で悪路を走るとゴーっという音が目立ちます。

ランフラットタイヤからの買い替え時は静粛性の高いタイヤに変える予定ですので一般道含めてどれくらい静かになるか楽しみです。

アンビエントライトの主張が弱い

BMW330eの間接照明はオレンジとホワイトの2種類で、しかも控えめな光です。

一度ベンツの現行Eクラスを見に行ったことがありますが、煌びやかで女性受けしそうな間接照明でした。

ただ、330eも外からキー操作で開錠した時の車内の照明はきれいなブルーです。

後席の乗り心地

足は固めです。剛性がありカッチリした車なので、小さな起伏が多い道では揺れが気になることもあるかもしれません。

それでも乗り心地が良いと評価するのは、そのような悪路でも角はとってくれるし、揺れもすぐにいなしてくれるためです。

但し、後席の乗り心地はタイヤの真上ということもありあまり良くないようです。

段差を乗り越えるとき、後席はコツン、前席はコトンという感じというのが妻の意見です。後席に人を乗せる機会が多い人は後席の試乗をおすすめします。

UVカットガラス

BMWはUVカットガラスではないので紫外線が心配、夏は車内の熱さが心配という記事をよく目にします。現時点で調べた限りでは、UV-B波はほぼ100%カット、UV-A波はフロントガラスはほぼ100%カットしてありますが、サイドのガラスが66%以上カットとやや頼りないようです。

熱線(赤外線)のカット率は悪いようなので夏は暑いかもです。

いがらっぽいエンジン音

いつもではありませんが、電池の残量が少ない場合に低速域でアクセルを踏んだ場合、車速とエンジンの回転数が合ってない場合と思われますが、ガラガラといがらっぽいエンジン音が聞こえる場合があります。

さほど気になる音でもないのですが、レクサス(トヨタ)のハイブリッドのスムーズさを体験するとやや気になります。

もしかしたら個体差なのかもしれません。

運転モードを変えることで、この音とさよならすることも可能です。

ブレーキダスト

前輪後輪共にブレーキダストが酷いです。

総括

思いつくままにツラツラと書きました。欲を言えば、ブレーキホールド機能や電動パーキングブレーキなどもあれば良かったと思います。

この車に出会うまでは、車は快適に移動する手段として乗り心地や静粛性に重きを置いてましたが(今でもその点に変わりありませんが)、この車で運転する楽しさというのを知りました。

乗り心地や静粛性、運転の楽しさの3点を満たす車としてベストな選択だったと思います。

今後も感じたことがあったら順次追加していきたいと思います。


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