私が住んでいるマンションでは、3年に1度、マンション敷地内の駐車場の抽選会があります。
3年に1度の駐車スペース抽選の年
車の置き場所によっては駐車料金も大きく変わる、また、抽選に外れればマンションの敷地内に駐車する権利がなくなり、外で探さなければならないとあって少し神経質になる時期です。
あっという間に3年が経ち、今年はその抽選の年。
先日、その抽選会がありました。
50台のスペースに対して52台が応募
正確な数字ではありませんが、今年はマンション敷地内の「50台」の駐車スペースに対して「52台」の応募がありました。
マンションに住み始めた当初は、駐車スペースにも余裕がありましたが、子供が成長して車を保有するようになったり、1家庭で2台保有するところが出てきたりで、今年は初めて応募する台数が駐車スペースの数を上回りました。
我が家も2台保有する家庭の一つです。
ちなみに50台の駐車スペースの内訳と料金は
- 立体駐車場30台(1万円)
- 平置き駐車場20台(2万円)です。
複数台所有者のうち1台目は優先して確保
まずは、抽選に入る前に1台目を優先して希望を聞きスペースを割り当てます。
1家庭に2台保有している家庭が2台とも希望の駐車スペースを確保できて、1台しか保有していない家庭が希望の駐車スペースを確保できないといった不公平感をなくすためです。
そして、1台目を割り当てた後に残ったスペースを1家庭で2台保有している人で抽選するという仕組みです。
これにより、1代目は殆どの家庭が希望通りの駐車スペースを確保できます。
我が家も1代目は希望の立体駐車場のスペースを確保できました。
2台目の抽選
問題はここからです。
1台目の割り当てが終了した時点で残った駐車スペースが「9」。
これに対して応募する台数が「11」です。
そして、残っている駐車スペース9台の内訳は、
- 立体駐車場が5台(1万円)
- 平置き駐車場が4台(2万円)です。
つまり、我が家の2台目は、
- 11分の5の確率で希望している立体駐車場
- 11分の4の確率で料金が1万円も高くなる平置き駐車場
- そして11分の2の確率でマンションの駐車場から追い出されてしまいます。
平置き駐車場が当たると年間12万円(×3年)の負担増になりますし、マンションの駐車場から追い出されると近隣の駐車場を探して借りる必要があり、不便になる上にさらに高い料金を支払わなければなりません。相場は2万5千円ほどです。
リタイヤしている身には非常に痛い出費です。
そして、いよいよ抽選の日がきました。
抽選の仕方は少々面倒です。
まず、くじを引く順番をくじを引いて決め、その後、くじの順番通りにくじを引くやり方です。
抽選する11人がマンションの会議室に集まり、まずはくじを引く順番を決めます。
くじを引く順番は、1から9までの番号と番号が振ってないくじが2つある箱から一旦全員くじを引き、そして1の番号を引いた人から順番に本来のくじを引いていきます。
我が家が最初にひいた数字は3。3番目に本番くじ引くことが決まりました。
順番(3番目)が来たので、くじを引きに!
2台とも希望した駐車スペースが当選
手にしたくじの番号は、「5」
つまり、1番から4番までの人が全て立体駐車場を選んでも、ぎりぎり希望する立体駐車場が確保できる番号です。
実際、前の4人は全員が立体駐車場を選択。
やはり出し入れに多少時間がかかるとはいえ、価格も安い上に雨風しのげて盗難のリスクも少ない立体駐車場が人気です。
これで3年間は2台とも立体駐車場に停めることができます。
結果、これまで立体駐車場に停めていた人で平置き駐車場に移動せざるを得なくなった人、また、近隣の駐車場を探さなければならなくなった人それぞれ1名づつ出ました。
そういう人達には申し訳ない気もしますが一安心です。
⇒ セミリタイア生活
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