人並みの生活ができるアーリーリタイア資金の計算方法

いくらあればアーリーリタイアできるか。もう一つの計算式!

アーリーリタイアするにはいくらの貯金(資産)が必要かというキャッチフレーズは、今でも雑誌やネット上で見かけます。

一生遊んで暮らせるほどの金銭的余裕があり、残りの人生を好きなことをして生きていきたいという動機でリタイアする人は別として、

私のように金銭的余裕はさほど無くても束縛やシガラミから逃れて限りなく自由な環境で生きていきたいという動機でリタイアする場合は、

リタイアしてやっていけるか手持ちの財産と将来必要なお金とを比較・計算して見通しが立たなければリタイヤすることはできません。

実際、私も50歳でリタイアする決断に至るまでは、皆がやるように、このようなシミュレーションを何度もしたものです。

ただ、贅沢なことですが、リタイアするからといって生活レベルを大きく落とすようなことはしたくないという希望もありました。

そういうことを考えながら貯蓄を加速化し、リタイアという選択肢が頭をよぎってから実際にリタイアするまでには2~3年ほど要しました。

人並みの生活ができるアーリーリタイア資金の計算方法

アーリーリタイアするために必要な金額の計算式は、アーリーリタイアするにはいくら貯蓄が必要かでもザックリ記載していますが、実は、「生活のレベルはそんなに落としたくない」という条件を加えてもう一つ別の計算式で計算しています。

そんなに落としたくないという生活のレベルをどこに設定したかというと、「サラリーマン時代の同僚と同じレベルの生活」、つまり、身近な人を捉えた「人並みの生活レベル」という訳です。

具体的には、もしあの時、会社を辞めずに勤めていたら50歳から定年まで生涯賃金(年収+退職金)はいくら貰えたのか、というものを基準にするということです。

サラリーマンを続けていた場合に貰えたであろう金額と同等の金額を貯めれば同じ会社の同じ年代の人達とさほど変わらないレベル、人並みの生活ができるのではないかという訳です。

身近な人達と同じレベルの生活ができるといのは安心材料にもなります。

今の流れでいけば定年の年齢も延びますので、70歳定年で計算。但し、61歳からの年収は60歳の年収の6割ほどで計算しています。

幸い、地方の企業ですので年収も退職金もそんなに高額ではありません。

しかも年収からは税金も引かれますので実際の計算は税引き後の金額(年収600万円であればおよそ500万円)で計算できます。

それにアーリーリタイアすると会食やゴルフなどの付き合いも減りますので経費部分も減少します。

そこでおよそ次のような計算式で成り立つ貯蓄額を基準に考えました。

0.8という係数は61歳以降の年収が6割ほどに減少するということを加味した数字です。

貯蓄額 =(平均年収500万円 × 0.8)× 勤続年数(約20年)+ 退職金

およそ上記のような計算式が成り立つ貯蓄額が確保できれば、サラリーマンを続けていた場合と同じレベルの生活ができることになります。

実際は、アーリーリタイアするといっても年金やアフィリエイトなどの収入も盛り込んでますので、リタイア時に上記に見合った金額をまるまる貯蓄している必要はありません。

つまり、上記の貯蓄額から60歳から70歳まで貰えるであろう年金額と予想できる控えめな収入を差し引いた額を保有していればいいことになります。

実際の貯蓄額 = 上記で計算した貯蓄額 – 年金その他の収入

70歳以降からは年金が支給開始されますが、ここで差がつくのも何なので、国民年金に加えて国民年金基金に加入することで、サラリーマンを定年退職した時とさほど変わらない年金収入を見込んでいます。

このような計算をして同じくらいの生活レベルが確保できるのではないかと思ったのもアーリーリタイアの決断に至った理由の一つでした。


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