アーリーリタイアを目指す人には投資をしている人が多いと思います。
限られたサラリーだけではアーリーリタイアするに足る貯蓄ができないからでしょう。
先日、デイトレで20億円の資産を築いたという人に密着するテレビ番組をやってました。
まだ30代の若い方でした。
実際にデイトレをしている現場を撮影していましたが、朝から数台のパソコンの前に張り付き株価を見ながら株を売り買いしています。
売買する金額が億単位?でしたので時間帯によっては数千万円の利益が出てたりしていました。今売れば、4000万円の利益です、といった具合です。
結局、その日は200万円くらいの利益ということでした。
アーリーリタイアする人に投資をしている人が多い理由
私は、普通のサラリーマンのような人が、てっとり早く金持ちになるには、投資(一種のギャンブル)をするしかないと思っています。
事業で成功するといっても一部の例外を除いてたかが知れていますし、時間もかかります。
実際、金持ちの多くは何らかの投資によるキャピタルゲインで財を成しています。
金持ちの殆どは投資で財を成している
かつてIT関連事業を手掛け、ネオヒルズ族で秒速で1億稼ぐと称され、テレビでも取り上げられていた男性がいましたが、資金繰りがうまくいかず法人税滞納により破産状態に陥りました。
高級マンションやベントレー・フェラーリ・ロールスロイスといった高級車数台など全ての資産を売却して納税。友人や彼女も去り、どん底に落ちたのはテレビでも放映されていましたので知っている人もいると思います。
ちょっと胡散臭いところもあったので、「ほら見たことか」と嘲笑していた人も少なくなかったと思います。
約4年ほど前のことです。
しかし、彼の華々しい逆転人生はここから始まります。
税金に苦しめられた彼は、様々な税金の税率が低いシンガポールに移住して文字通りゼロからのスタートします。
そして少ない資金から株式投資に乗り出します。
どん底の状態からシンガポールに渡り、株を始めて資産を築く過程はブログでリアルタイムに発信されており、私もたまにそのブログを覗いてました。
あれから3~4年、彼の現在の資産額は約70億円(本人曰く)。
株で稼いだお金を世界各国の不動産に変えながら優雅に暮らしています。
まだ30代半ばです。株式投資を始めてすぐのころから宣言していたように金持ちになりましたし、まだまだ圧倒的な金持ちになる途中だと言っています。
世の中の大金持ちはキャピタルゲインなど殆んどが株絡み。
長者番付の常連も資産はほとんどが株から形成されたものです。
やっぱり、金持ちになるには投資、特に株式投資は一番手っ取り早いんだと思います。
投資はアーリーリタイアへの近道
冒頭にも書きましたが、アーリーリタイアやセミリタイアに関するブログをたまに拝見すると投資をされている人が多く見受けられます。
セミリタイア生活の一環として資産運用をしている人もですが、アーリーリタイアやセミリタイアを目指して投資をしている人も意外と多いようです。
上級者ともなると、相場が悪い時には損失を最小限に抑え、相場のいい時は大きく利益を出す、そういうポートフォリオを作成され、着実に資産を増やしています。
確かに会社のサラリーだけで定年退職を随分前にして億といった資産を築けるのはほんの一握りの限られた人達だけです。
普通のサラリーマンが1億円貯めるには年間300万円貯金しても30年かかるのですから。
何等かの資産運用で資産を増やさなければアーリーリタイアは難しいでしょう。
そのせいか、50代以降にアーリーリタイアした人はサラリーマンや自営業で貯めたお金を資金としてますが、30代40代と若くしてアーリーリタイアした人は、本業の傍ら株式投資などで財をなしてリタイアしている人が多いように思います。
そう考えると、確かに、アーリーリタイアを目指すなら投資は有効な手段で近道だと思います。特に若くしてリタイアを目指すなら投資は必須とも言えます。
投資にはリスクがつきもの
デイトレで20億円の資産を築いた人のテレビ番組の話に戻りますが、彼は10年以上致命的な負けはなしという極めて珍しい勝ち組だと自負していました。
友達の中には5億円まで築いた資産が150万円ほどになった人もいると言ってました。
その友達、一生夢を見続けるんでしょうね。
一瞬でも5億を手にしたら普通に戻ることはできなくなりそうです。
私の場合、勿論、大金持ちになりたい気持ちは人並みにありますが、一生懸命稼いだお金の大半をいくら大金持ちになれる可能性があるからといっても株式に投資するリスクはとれません。
5億円まで築いた資産が150万円ほどになったという悲劇が真っ先に頭に浮かぶタイプです。
アーリーリタイアを目指すなら投資は有効な手段ですが、リスクも大きいことを念頭に置いて手を出すべきですね。
幸い既にリタイアしてしまった身としては、働かずして普通に生活できるのにわざわざリスクをとってまで金持ちになりたいとは思いません。
まとめ
貰ったサラリーを定期預金に預けていただけではお金は増えませんからアーリーリタイアを目指す人が投資をするのは有効な手段だと思います。
というか、投資でもしなければアーリーリタイアはできない訳です。
上記では、一種の投資とはいえデイトレというハイリスク・ハイリターンのギャンブル性が非常に高い例を書きましたが、ちょっと詳しい人であればポートフォリオを作成して資産を増やしていくことは充分可能だと思います。
リタイア後も資産運用で配当や収入を確保すれば、資産の取り崩し速度も緩やかになる訳ですから精神的にも安定するかもしれません。
こんにちは、有栗です。 いやぁ、株価の暴落、円高、凄かったですね。 やっと下げ止まった感はありますが、中国の問題は根本的な解決には至っていませんのでこれからも要注意です。 とりあえず今日の上海は5%以上も上げて終わりましたので、や[…]
こんにちは有栗です。久しぶりの投稿です。 一度、サボるとサボり癖がついてしまいますね。 当ブログ、週一の更新ペースが月一になりました。気にしないことにしてますが。 とはいえ、平日は、ほぼ毎日パソコンに向かっています...。 アーリ[…]
今回は、私の場合、アーリーリタイアは目標ではなく、結果だった、ということについて書いてみたいと思います。 ここにきて株式市場が荒れていますね。 アメリア株が下がるのは予想できても、日本株が急にここまで下げてくるとは思いませんでした。[…]