マンションの最上階に住むメリット・デメリット

マンションの最上階に住むメリット・デメリット

こんにちは有栗です。

前回、マンションの大規模修繕が始まったことを書きました。

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足場は、東西南北、一方角が最上階まで終わってから次の方角、と言う風に組み立てられますが、今週、やっと最後の方角の足場が組み立てられ始めました。

前回は、騒音はさほど問題なかったと書きましたが、ここにきてやはりうるさくなりました。

足場と建物(マンション)を固定するためにドリルでマンションの壁に穴を空け、そこと足場を繋いで固定するんですね。

下の方でやっているうちはそうでもなかったのですが、上の階にくるごとにドリル音がうるさく感じるようになり、自分の階にもなると、耳を塞がないと変になりそうなほどうるさいです。

耳栓などで解決できるレベルの音ではありません。

マンションの大規模修繕の騒音

1日に20回ほど突然ドリルの音が鳴り響きます。

1回、30秒くらいですが長く感じます。

ガンガンと何かを叩いて打ち込んでいるような音もうるさいのですが、そういった作業は来週には終わりそうなので、もう少しの辛抱だと思って凌いでいます。

さて、私はマンションの最上階に住んでいます。

前回、そのことを書いた時に、ときどきメールをくれる方から「快適でしょ」みたいなメールを頂きましたので、マンションの最上階のメリットとデメリットをまとめてみたいと思います。

まあ、タワマンではなく、普通のマンションですから最上階といっても知れてますが、参考になれば幸いです。

マンションの最上階に住むメリット・デメリット

まずは、最上階に住むメリットからです。

マンションの最上階に住むメリット

上階から生活音がしない

私にとって最上階の最大のメリットは上階から生活音がしないことです。

若い頃に住んでたアパートで上階の足音がうるさくてそれがトラウマになってからはアパートでも最上階、もしくは一軒家にしか住めなくなりましたから。

マンション購入時は、床衝撃音レベルの高さを優先して今住んでいるマンションを選びましたが運よく最上階をGETすることができました。

実は最初は13階を契約してたんですが、オプションとか相談しに行った時に、突然、最上階の人が違う間取りの部屋に移動したんで、その場で最上階に変更したんです。

運がいいですね。

その日、その時間に打ち合わせに行かなければ最上階には住めていませんでしたからね。

そんな訳で一番優先している「上階から生活音がしないこと」が解決できました。

案の定、うちのマンションでは上階の生活音で悩んでいる方や住むことを放棄した人もいます。

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見晴らし・眺望がいい

眺望はいいです。

田舎なので都会のような夜景は見れませんが、それなりの景色です。

特に我が家は窓が広く(縦2.2m×横6mほど)解放感があります。

一軒家に住んでも隣の家が近く、リビングさえいつもカーテンを閉めている家が多いようですが、我が家ではカーテンを開けてても見られることを気にせずに過ごせます。

恐らく遠くにあるマンションから双眼鏡で見られない限り裸でも大丈夫です。

日当たりや風通しがいい

太陽や風を遮るものがないため、日当たりや風通しはいいです。

眺望や日当たりなどは最上階ではなくても上の方に住んでいる人はいいと思います。

優越感がある

マンションに住んでいると人に話すと、大概の人に「何階?」と聞かれます。

最上階ということが分かると「凄ーい」となります。

何度も繰り返してそう言われ続けると脳内の何かわからない神経伝達物質(ドーパミンとやら)が分泌されて優越感に浸れるように(図に登れるように)なります。

資産価値が高い

最上階は、プレミア感があり他階に比べて人気があるといいます。

不動産屋さんに聞いても多少高額でもすぐに売れる可能性が高いと言ってました。

特に、今住んでいる場所は、利便性が高いですからね。

でも、文句なしに気に入ってますので売ることはないと思いますが。

マンションの最上階のメリットはざっとこんなところです。

マンションの最上階に住むデメリット

一方、最上階に住むデメリットも意外と多いものです。

エレベーターの待ち時間が長い

エレベーターは殆ど1階で待機していますので、ボタンを押してから上がってくるまで待つ時間が長いです。勿論、下がる時も。急いでいる時は少しイライラします。

特に、例えばエレベーターが10階から下がっている時などはガッカリします。

一度1階まで行ってそれから上がってきますからね。

忘れ物をした時も上がってまた降りなければならないのでイライラします。

また、上がったり下がったりする際も途中で2回ほど人が乗り降りすると1階や最上階に到着するまで時間がかかります。

まあ、不思議とこういったケースは少ないのですが。

災害時に影響を受けやすい

例えば火事が発生した時は、避難が一番遅れます。

一度、火災警報音が流れて避難しましたが、エレベーターが動かなくなるので、階段で1階まで降りる必要がありました。

降りるのはまだいいんですけど、上るのが大変でしたね。

ときどきエレベーターの定期点検(1~2ヵ月に1回、3時間ほど)がありますが、その時は階段しか使えませんので基本的に外出できません。

この場合は、2週間ほど前から貼り紙がしてありますから調整できますが。

地震の揺れもおそらく一番大きいのでしょうね。

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夏場は暑い

夏は、外の風が入って涼しいんでしょ?と同じマンションの住人に聞かれることがありますが、おそらく逆で、暑いです。

屋上にも断熱材が施してあるようですが、もろに熱を吸収して部屋の天井に伝わってきているようですので下の階と比べると暑いと思います。

比べたことがありませんので「たぶん」です。

細かいことを言えば下の階より冷房を使うため電気代が少し高いかもしれませんね。

最上階のデメリットはこんなところでしょうか。

盗難にあいやすい?

4階以上の部屋に住むと、窓から侵入される確率は下がるようですが、最上階となると事情が変わってくるようです。

最上階は防犯上安全に感じますが、空き巣が屋上からロープや外壁の段差などを利用して最上階のベランダに入り、犯行に及ぶという例もあるようです。

まとめ

マンションの最上階に住むメリット・デメリットを紹介してきましたが、私には、はるかにメリットが勝ります。

特に上階の生活音がしない、眺望や日当たりがいいというのが気に入っています。

災害なんてそうあるものではありませんし、夏の暑さは冷房を使えば済みます。

エレベーターで降りるのに時間がかかるのはもう慣れました。

それにしても大規模修繕の音は煩いです。

特に近くで何かやっている時は。

調べてみると大規模修繕時のクレームで一番多いのが、足場とマンションを繋ぐためにドリルでマンションの壁に穴を空けるときの音のようです。

そして、窓の外にはまだ黒い膜が張ってあります。

こういう時になって普段の日当たりや景観の良さの有難さが分かりますね。

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