ほんの1週間前のブログで、保有しているみずほFGの株が半月たらずで280円から252円に下落し、他の銘柄を合わせて資産が150万円ほど減ったとの投稿をしたばかりですが、現時点で275円近辺まで戻しています。
ここのところ乱高下が激しいです。
メガバンクは潰れることはないと思うので、目先の株価の上下で一喜一憂するのは止め、長期で保有しようと思います。
さて、ここでは、桐谷さんではありませんが、みずほFGの配当金だけで生活をするにはどれくらいの投資が必要か、考えてみました。
みずほFGの配当金だけで生活をするにはいくら必要か
私は、4年ほど前にみずほFGの株を3万株ほど購入しました。
当時の株価は130円前後だったと記憶していますので約400万円の投資です。
みずほFGの配当利回りは約4%強
購入した理由は、メガバンクなら潰れることはないと思ったことと、当時、配当利回りが4%強と非常に高かったためです。
おかげで現在のところ株価は倍近くに上がっていますし年に2回の配当金も頂いています。
これも量的緩和を進めているアベノミクスのお蔭だと思います。
みずほFG株3万株で年間20万円の配当
今年もみずほFGから配当金の通知(中間配当計算書)が届きました。
今回の1株あたりの中間配当金は4円。
保有株数は3万株ほどですので、配当金は税金を差し引いて10万円ほどです。
年に2回の配当がありますのでみずほFGだけで年間20万円前後の配当というところです。
バブル期は、普通預金の金利が2%、定期預金ともなると6%を超えており、それこそ1億円もあれば利子だけで生活できるほどの利率でしたが、2000年以降の銀行の金利は、0.1%以下とすずめの涙ほどとなりました。
現在は、同じ400万円を定期預金にした場合は、利子は金利0.05%として年に2,000円ほどです。
そういう事情もあり、比較的安全と思われる株の配当金には非常に魅力があります。
みずほFGの配当金だけで生活するには1億円が必要
そこで、みずほFGの配当金だけで生活をするには何株保有すれば可能か。
生活していくには月に25万円(年間300万円)ほどが必要だと考えて、現在の配当金の条件(配当利回り4%)で計算すると、ちょうど1億円ほど必要ということになります。
配当金400万円で税金を差し引かれて320万円ほど。
株価が270円とすると、40万株くらいですね。
つまり、単純な話ですが、配当利回りが4%だと1億円をつぎ込めば、みずほFGが潰れない限り配当金だけでのセミリタイア生活が可能となる訳です。
株価が落ちなければ元本も減りませんので、それを考慮すると、投資額はもっと少なくてもよさそうですね。
みずほ株での現実的な配当金生活
みずほFGの配当金だけで生活をするにはいくら必要か。
生活するには年間300万円必要とした場合、配当利回りが4%では、約1億円必要ということになります。
しかし、1つの銘柄に大金を投入するのは投資としてリスクが大きすぎますので、安全性が高そうな配当金の高い銘柄を分散して持つのが現実的だと思います。
また、他のやり方として、例えば、1億円保有しているのであれば5,000万円をみずほ株に投資して年間200万円の不足分を資産から取り崩していくといった運用もありだと思います。
そうすれば、生活にも柔軟に対応が可能ですし、一定の金額を資産運用にまわして資産の取崩し速度を緩やかにすることで精神的にも安定性が高まります。
この運用であれば25年経っても株と配当金を受け取る権利も残っています。
みずほFGの株だけで配当金生活をする場合のケースについて考えてみましたが、本来であれば、リスクを分散させたポートフォリオを作成し、キャッシュフローを綿密にすることが重要です。
⇒ セミリタイア生活
マイナス金利政策で銀行株が暴落 マイナス金利!? 1月29日、株価が乱高下している最中、Yahooニュースで日銀がマイナス金利政策の導入を発表したことを知りました。 素人の私は当然意味がよく理解できませんでしたが、お金を循環させようと[…]
アーリーリタイアをすると当然のことながら決まった収入がありません。 基本的には、今ある貯蓄を日々切り崩していくことになります。 アーリーリタイア後のささやかなボーナス そんな考えようによっては寂しい生活を送っていますが、先日「配当金目[…]