アーリーリタイアに失敗する事例

アーリーリタイアに失敗する7つの事例と4つの対応策こんにちは、有栗です。

50歳でアーリーリタイアして6年ほどが経ちました。

今回は、セミタイア生活を6年経験してわかったアーリーリタイアに失敗する事例を紹介し、失敗しないためにできる対策を考えてみたいと思います。

アーリーリタイアに失敗する事例

まずは、失敗の定義です。

資金が枯渇して再就職せざるを得なくなったというケースはわかりやすいのですが、それだけではありません。こんな生活は嫌、アーリーリタイアしなければよかった、アーリーリタイアする前に戻りたい、そう思うようになるのも失敗と言えるのではないでしょうか。

他の人の事例や自分の経験で想像力を膨らませて考えてみるとアーリーリタイアに失敗する事例としては以下の7つのことがあげられると思います。

資金が不足するケース

アーリーリタイアで失敗する事例として最も多いのが、やはり、途中で資金不足に陥ってしまうケースのようです。

リタイアを諦めなければならない事態で致命的な例ですね。

私もそうなったらと想像するだけでもぞっとします。

こればっかりは、リタイアする前に最小限必要な資金を綿密に計算し、それを確保してリタイアした後は計画通りに生活を遂行するしかありません。

そして、リタイアに必要な資金を計算する際は、インフレや年金支給開始年齢の先送り、年金支給額の目減りなど、ある程度のリスクを加味することが重要だと思います。

そうすることでリタイア後の失敗リスクを軽減させることができます。

そして、必要な資金を計算する場合は以下の3点に留意するといいと思います。

自分の生活環境にあった資金額を割り出す

ときどきネットでも「○○歳でアーリーリタイアするにはいくらの資金が必要か」といった記事を見かけます。5,000万円とか1億円といった数字が一人歩きしていますが、必要な資金は、年齢や家族構成をはじめその人の置かれている環境や生活レベルで大きく違ってきます。

いうまでもなく人に問うものではなく、自分で割り出すことが重要です

必要となりそうな経費や考えられるリスクなど見落としがないかネットなどで調べ、自分の環境と照らし合わせながら必要となる資金を割り出します。

ちなみに、私の場合、どのように試算してリタイアに踏み切ったかについてまとめた記事がありますので興味のある方は参考にして頂ければと思います。

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不安定な収入で資金計画を立てない

アーリーリタイアに失敗する例として多いのが、資産運用などによる分配金や配当金などのリターンを見込んで生活設計を立てているケースです。

年に5%の運用益を見込んでいたものの運用がうまくいかないケースがそうです。

株式投資、投資信託、FXなどの資産運用はギャンブルと一緒で将来はどうなるかわかりません。

リタイアする前のアフィリエイト収入がそのまま継続することをあてにする場合も同様です。

勿論、資産運用がうまくいけば経済的によりゆとりのある生活を送れますし、最後まで失敗しないケースもありますが、失敗するリスクも高くなります。

投資は原則通り余裕資金で行い、リタイア後の生活はこういったリターンや収入など不安定な収入はあてにせず計画立てることが重要です。

誘惑に負けずに計画通りに遂行

資金を確保したらリタイア後の生活を計画通りに遂行しなければなりません。

リタイアした時は大きなお金を持っているのでつい誘惑に負けそうになります。

誘惑に負けてハイリスクの投資に走ったり、高価なものを買い漁ったり、また、分不相応な生活をすることがないよう計画通りにリタイア生活を送る必要があります

実際にリタイアするとこれが非常に重要なことがわかります。

事前調査と想像力が不足しているケース

近年、早めにリタイアして田舎や海外に移住して暮らす人が増えています。

その背景には成功事例ばかりを取り上げるテレビ番組の影響もあると思いますが、実際は失敗している人も決して少なくないといいます。

田舎暮らしでは、畑仕事が思いのほかきつかったり、ご近所さんとの付き合いが大変だったり、刺激が少なかったり、また、海外移住では言葉の問題をはじめ食生活の問題、病気になったときの問題、金銭的な問題などが多いといいます。

入念な事前調査と想像力を働かせる

このように実際に移住してみるとイメージとはかけ離れた生活がある場合があるといいますが、これは入念な事前調査と想像力不足が原因だと思います。

観光で行くのと違い、何年も、あるいは一生そこに移り住む訳ですから、入念な事前調査と想像力を働かせることが重要です。

私だったら実際に何度か足を運んだり、地元の人と話をしたりすると思います。

孤独感に耐えられないケース

会社を辞めると面倒な人間関係から解放される一方で、ともに働いていた仲間や何気なく話していた職場の連中との関わりも希薄になります。

最初の数ヶ月はそうでもなかった人でも、1年、2年と経ってくると孤独に耐えられなくなり、再就職したり、中には鬱病になったりする人が意外と多いといいます。

孤独感を解消する対策を

リタイアして孤独になることはリタイアする前に容易に想像できることです。

孤独に弱い人は、コミュニティやサークル活動、ボランティア活動などに参加するなどの対策を予め計画を立てておくことをおすすめします

特に独身の方は要注意です。

極度の心配性のケース

思い切って会社を辞めたものの、実際にアーリーリタイアをしてこの先やっていけるか急に心配になる人がいるようです。

今までは当たり前のように貰っていた収入がリタイアした途端パタリと途絶え、先行き大丈夫だろうかと急に不安になるケースです。

確かに私自身も2年間も悩み入念にシミュレーションしてリタイアしたのに、仕事を辞めてからの数ヶ月間は本当に大丈夫だろうかと少し不安になったりもしました。

何せ、「やっぱリタイアするの辞~めた」と後戻りすることはできませんから。

収入が無いこともそうですが、年金はちゃんと貰えるだろうか、インフレが加速してハイパーインフレになったりしないだろうか、そんなことばかり心配して半分ノイローゼになり、やはり働いていた方が安心と、再び働きに出る人もいるようです。

リタイア後の生活をイメージする

極度の心配性の人は余程の資金がない限りアーリーリタイアには向かないかもしれません。

極度の心配性が原因でリタイアに失敗しないためにもリタイア後の生活に想像力を働かせて何度もシミュレーションをし、心を慣らしておくことが重要だと思います。

世間体を過剰に気にするケース

アーリーリタイアするという文化はご存じのとおり日本ではまだ定着していませんし、認知度も高くありません。

若い人が平日の昼間からブラブラしていると、ニート?リストラ?などどちらかというとネガティブな目で見られがちな国です。

まさか貯金通帳を首にぶら下げて歩く訳にもいきません。

たかだか数年ほど早く定年退職しただけのようなものなのにこのような生き方に否定的な人もいますし、社会的にも歓迎される生き方ではないという見方もあります。

実際、働いていないと社会での信用度も低下しますし、銀行や証券会社などでは職業欄に無職・収入ゼロと記入する機会も増えるなど人の目が気になるシーンもでてきます。

私自身、最初は少しだけ抵抗がありました。

世間体は気にしない気概が必要。場合によってはもっともらしい肩書を

リタイア後は、そういった局面に遭遇する場合もあり、そういった時に周囲の目を過剰に気にし、これまた鬱病を患ったり、再就職をしたりする人がいるようですが、生き方の選択は自由なのですから気にしない気概が必要だと思います。

そういう人はリタイアしても、もっともらしい肩書をつけ、場合によっては社会活動するといったことも視野に入れた方がいいかもしれません。

私は、肩書という点は下記のような要領で通してます。

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やることが無くて時間を持て余すケース

やることがなく、時間を持て余して苦痛という人もいるようです。

せっかく自由を手に入れるためにリタイアしたのに暇だから苦痛というのでは本末転倒です。

今まで働いていた時間、今後何をしていくかはやはり事前に考えておかなければなりません。

趣味を持つ

そういう時に有効なのが言うまでもなく趣味を持つことです。

リタイア後に趣味を持つことは、規則正しく快適な生活を送るために必須です。

趣味あってのアーリーリタイア生活です。

幸い、趣味は思い立った時から探して始めることができます。

但し、リタイア後の趣味は、働いていた頃とは違う視点で探す必要があります。

アーリーリタイア後の趣味の選び方については、下記のページに私の見解を記していますので参考にしてみて下さい。

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家族との関係で失敗するケース

妻帯者で気を付けなければならないのが家族との関係で失敗するケースです。

定年退職後に妻の方から離婚届を押し付けられる熟年離婚が急増していますが、アーリーリタイアはまさにこの定年退職後と同じタイミングになります。

また、特に仕事を辞めると家族との距離が近くなり家族とのコミュニケーションが中心の生活になりますのでリタイア後の家族との生活が失敗の方向に向かわないよう配偶者をはじめ家族とうまくやっていく工夫も必要になります。

事前に家族との話し合いの場を持つ

アーリーリタイア後に妻との関係が悪化したということが原因で離婚に発展したというケースもあります。定年退職後の熟年離婚と同じようなものです。

言うまでもなくアーリーリタイアする前は、アーリーリタイアに家族が納得してくれるかどうかも含めて家族と十分に話し合うことが必要だと思います。

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まとめ

以上、アーリーリタイアに失敗する事例として、

  1. 資金が不足するケース
  2. 調査と想像力が不足しているケース
  3. 孤独に耐えられないケース
  4. 極度の心配性のケース
  5. 世間体を過剰に気にするケース
  6. やることがなくて苦痛となるケース
  7. 家族との関係で失敗するケース

といった7つのケースを紹介してきました。

このことから、アーリーリタイアで失敗しないためには、

  1. 不安定な収入をあてにしないだけの資金を用意し、リタイア後は誘惑に負けずに計画通りに生活を遂行する
  2. リタイア後の生活に想像力を働かせ、分からないことや不安なことがあれば事前調査をしっかり行い対策を考えておく
  3. リタイア後は趣味をもつ
  4. 家族とリタイア後の生活の仕方も含めて相談しておく

といった4点のことに留意して対応策をとっておくことが重要だと思います。

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