アーリーリタイアに失敗しやすい人とは!失敗しないためには?

アーリーリタイアに失敗しやすい人とは!失敗しないためには?

ここでは、アーリーリタイアに失敗しやすい人の特徴と失敗しないためにはどういった能力が必要かについて考えています。

経済的な条件を満たして念願のアーリーリタイアを果たしたからといって幸せになれるとは限りません。

アーリーリタイアした後の生活を快適なものにするにはある意味能力が必要だと思います。

基本的にリタイアすると収入がパタリと途絶え、以降は貯蓄している資産を取り崩しながら生活していくことになります。

つまり日々資産の減少を体験しながら生きていくことになります。

また、リタイア後は、毎日出勤する会社もなくなり、自分を束縛するものも激減、自由度が高くなる反面、人との交流も極端に減ってしまい、孤独にもなりがちです。

こうした環境の中でこの先何十年も生きていく訳ですから、やはりそれなりの能力が必要なのではないでしょうか。

アーリーリタイアに失敗しやすい人の特徴

そこで私が思うアーリーリタイアに失敗しやすい人の特徴を簡単に述べてみたいと思います。

計画性のない人、計画通りに物事を遂行する能力のない人

大体の人はアーリーリタイアする前に、残りの人生の経済的なことをシミュレーションしていると思います。

アーリーリタイアに失敗しないためには、計画力の高さも必要になりますが、誘惑に負けて計画で試算した以上の衝動買いをしたり、分不相応な生活をすることがないよう計画通りに物事を遂行する能力が必要になります。

そういう意味では、計画性のない人、計画通りに物事を遂行する能力のない人は、この能力が致命傷になって失敗する可能性が高いと思います。

この認識を誤って下手にアーリーリタイアに踏み切ると後に再就職しなければならない状況になるだけでなく取り返しのつかないことにもなりかねません。

失敗したからといってすぐに希望する条件で再就職なりできればさほど問題はないかもしれませんが、一度会社を辞めると中年の再就職は厳しいのが現状です。

経済的にも取り返しがつかなくなるばかりでなく、これまで築き上げてきた人間関係や社会的地位も振り出しに戻る可能性が高くなります。

さびしがりやの人・孤独に弱い人・社会との繋がりを持ちたい人

会社を辞めると面倒な人間関係から解放される一方で、ともに働いていた仲間や何気なく話していた職場の連中との関わりも希薄になります。

最初の数ヶ月はそうでもなかった人でも、1年、2年と経ってくると孤独に耐えられなくなり、再就職したり、中には鬱病になったりする人が意外と多いといいます。

また、社会との繋がりも希薄になり、疎外感に耐えられなくなり、孤独感と同じでまたサラリーマンに戻ったり鬱を患ったりする人がいます。

先に書いた計画性に関わってきますが、こういったことはリタイアする前に容易に想像できることですので、コミュニティやサークル活動、ボランティア活動などに参加するなど予め計画を立てておくことが重要です。

心配性の人

リタイアしてみてはじめて急にこの先やっていけるか心配になる人がいるようです。

今までは当たり前のように貰っていた収入がリタイアした途端パタリと途絶えることで先行き大丈夫だろうかと急に不安になるケースです。

確かに私自身も2年も悩んでやっとリタイアしたのに、仕事を辞めてからの数ヶ月間は本当に大丈夫だろうかと少しは不安になったりもしました。

何せ、やっぱリタイアするの辞~めたと後戻りすることはできません。

収入が無いこともそうですが、年金はちゃんと貰えるだろうか、インフレが加速してハイパーインフレになったりしないだろうか、そんなことばかり心配して半分ノイローゼになり、再び働きに出る人もいます。

極度の心配性の人はやはりアーリーリタイアには向かず、リタイアに失敗する確率も高いと思います。

周囲の目(世間体)を過剰に気にする人

アーリーリタイアするという文化はご存じのとおり日本ではまだ定着していませんし、認知度も高くありません。

若い人が平日の昼間からブラブラしていると、ニート?リストラ?などどちらかというと変な目で見られがちな国です。まさか貯金通帳を首にぶら下げて歩く訳にもいきません。

たかだか10年ほど早く定年退職しただけのようなものなのにこのような生き方に否定的な人もいますし、社会的にも歓迎される生き方ではないという見方もあります。

実際、働いていないと社会での信用度も低下しますし、職業欄に無職と記入する機会も増えるなど人の目が気になるシーンもでてきます。

リタイア後は、そういった局面に遭遇する場合もあり、そういった時に周囲の目を過剰に気にし、これまた鬱病を患ったり、再就職をしたりする人がいるようですが、生き方の選択は自由なのですから気にしない気概が必要です。

そういう人はリタイアしても、もっともらしい肩書で社会活動するといったことも視野に入れた方がいいかもしれません。

承認欲求の強い人

リタイアして無職になると、他人からの承認欲求を満たされることが少なくなります。

人から認められたいという気持ちが強い人は、ダラダラして過ごすのはストレスが溜まるだけです。リタイア後でも承認欲求を満たせる場面は探せると思いますので何らかの対応策を講じることが大切です。

資産運用で生計を立てている人・ギャンブル好きの人

資産運用によるリターンをあてにしてアーリーリタイアする人がいますが、これは失敗する典型的なケースだと思います。

勿論、資産運用がうまくいけば経済的によりゆとりのある生活を送れますし、最後まで失敗しないケースもありますが、失敗するリスクも高くなります。

例えば株式投資で言えば日本経済が破綻する可能性は極めて低いため、安全と思われる銘柄をバランスよく保有すれば大きな失敗はまずないと思いますが、株もギャンブルです。いつリーマンショック級の下落が起きるかはわかりません。

投資はあくまでも余裕資金で行い、生活に必要な最低資金は、安全に確保しておくことが失敗のリスクを下げるポイントだと思います。

私の知人に丁度1億円を貯蓄して、40歳を過ぎてリタイアをした人がいます。

半分ほどを株に投資して年間5%ほどのリターンを見込んでのセミリタイアでしたが、ここ2年ほどで資産を6,000万円ほどにしてしまい再就職した人がいます。

投資はギャンブルです。うまくいくときもあればうまくいかない時もあります。

アーリーリタイアに失敗しないためには

以上、アーリーリタイアに失敗しやすい人の特徴を簡単に述べてきました。

これらのことを考えると、アーリーリタイアで失敗しない(成功させる)ためには、
・計画を立てその計画を遂行する能力
・孤独を克服する能力や工夫する能力
・極度の心配性を克服できる能力
・周りの目を気にせずマイペースに生きていく気構え
・資産運用のリターンをあてにしない堅実な生活設計
といったことが必要だと思います。

また、意外と盲点なのが家族との関係です。

世間体を気にするのはリタイアした本人だけではありません。妻が世間体を気にするあまり夫婦仲に影響を及ぼすこともあります。

これが原因でサラリーマンに復帰したというケースもあります。

また、仕事を辞めると家族との距離が近くなり家族とのコミュニケーションが中心の生活になります。家族との生活が失敗の方向に向かわないよう配偶者をはじめ家族とうまくやっていく工夫も必要になります。

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