今回は、アーリーリタイア後の生活における私と妻との役割分担について書いてみます。
アーリーリタイア後の生活における私と妻との役割分担
経済活動の役割分担
私はアーリーリタイアをして我が家の経済活動(稼ぐこと)からリタイアしています。
一方、妻は、10年以上前からずっと同じ会社でパートタイマーとして働いており、私がリタイアして1年以上経った今でもその会社で働いています。
その理由は以下の通りです。
私はアーリーリタイアし妻はパートで働き続ける理由
妻がより多い年金を受給するため
我が家の場合、私がサラリーマンをしている期間が短く厚生年金の支払い期間が短かったため、私が死亡した後の遺族年金は無いに等しく、私が死亡した後の妻の生活は不安材料の一つです。
そこで私はリタイアする前から、私が死亡した後に自分の年金が受給できるように、25年間は働いて厚生年金を払い続けた方がいい、しかもできるだけ年金を多く貰うためにできるだけ長く働き続けた方がいい、という話しをしてきました。
※もう少しすると年金受給の資格要件が、25年から10年に短縮されるようですが。
もちろん、私が働いて、より多くの資産を残せばいいのですが、ある程度資産を確保した後は、終身年金に頼ろうとの魂胆です。
例えば私が80歳で死に、妻が110歳まで生きたら、とか考えていたらキリがありませんからね。
その辺は妻も理解してくれています。
パート先は慣れ親しんだ職場ですし、キッカリ7時間で終わり残業も殆どなく年間休日も有給休暇と合せて140日近くあります。
決して楽しくはないものの、それほど辛くもないようなので妻は将来の年金のために働き続けることを選択し、毎日出勤しています。
辞めたければいつでも辞めれるという思いが、決して楽しいとはいえないパートが続けられる理由の一つのようです。
妻の車の維持費とお小遣いのため
妻がパートをしている間は、妻の車の維持費(ガソリン代、保険料、駐車場代、車検代等)のおよそ月額3万円は妻の収入から補えますので、夫婦別々に2台所有することにしていますが、二人とも働かないのだったら経費節減のため車は1台にして共有にすることにしています。
また、妻がパートをしている間は、妻の小遣いもパートの収入から捻出しています。
妻は、自分の車や自由になる小遣い、そして外食や旅行などをできるだけ確保したいようで、これらが無くなるくらいだったら仕事を続けたいという意志です。
適度な距離感を保つため
非常に仲のいい夫婦ですが、毎日朝から晩まで一緒にいるというのもどうかと考えています。
その点、妻がパートタイマーをしてくれているおかげでいい距離感が保てています。
もし妻が仕事を辞めても、できるだけ日中は別行動をとる方がよさそうです。
それに私の個人的な考えではありますが、女性ですから外に出て刺激を受け、体系や若さを維持してほしいという願望もあります。
以上のように、リタイア後の経済活動の役割分担は、我が家の経済活動は妻のパートのみで、私は経済活動に参加していないというのが基本です。
但し、幸い、アーリーリタイア後に始めた趣味のアフィリエイトで私にも少し収入がありますので、結果的には、私のアフィリエイトも我が家の経済活動に参加できています。
そして、不足する金額は、貯蓄の取り崩しで補っています。
家事の役割分担
では、私は主夫をしているか?というと、そうではありません。
掃除、洗濯、食事の用意から後片付けまで、家事の全てを妻が一人でやってくれます。
しかも殆どが完璧にです。
ときどき、食器を洗おうか、とか、風呂の掃除をしようか、ゴミ出ししようか、とか愛の手を差し伸べますが、「いいのいいの」と自分でやってくれます。
仕事から帰ってきてから全てやりますからね。
偉いな~と思いながらも心から感謝しています。
そんな訳で、家事も一切、妻がやっています。
まとめ
このように、アーリーリタイア後の生活における私と妻との役割分担を書くと、妻に一方的に負担がかかっていることがわかります。
しかし、自己弁護すると私は何もやってないという訳ではありません。
まず、生活費が月に40万円近くかかるのに妻の給料は10万円以下です。
さすがの妻も自分の給料で足らない部分は、夫がこれまで稼いできたお金で補っていることは理解してくれていると思います。
また、そういった家計を管理し、お金や生活の心配を一切させないように努力していますし、できるだけ会話をしたり、休みの日に行きたいところに連れていったりしています。
実に我儘な役割分担ですが、今のところ妻はそれでも幸せと言ってくれますし、順調な家庭生活が送れています。
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