外部からの不自然なリンクというペナルティを受けるも1ヶ月で解除

グーグルから手紙

外部からの不自然なリンクがあるというというペナルティを受ける

つい先日、Googleさんから上のようなお手紙が届きました。

要約すると「あなたの管理しているサイト○○において、外部からの不自然なリンクのパターンを検出しましたので手動でペナルティ(検索順位を落とすなど)を加えます」というものです。

このメールが来たので該当のサイトを確認すると、いくつかのワードで検索結果が上位にあったものがほとんど50位以降に飛ばされていました^_^;

不自然なリンクとは、自然発生したリンク(他の人がサイト作成時において必要なリンクとして自然に貼ったリンク)ではなく、人為的で作為的なリンク(リンク先に点数を与えようと不自然にリンクを貼るといったもの)ということです。

そもそもGoogleはリンクを一つの投票と考え、リンク(投票)の多いサイトには高い評価を与える仕組みになっています。

そのため、サイトを作成したらSEO対策の一環として皆んなが外部からのリンクを貼りたがるものなのですが、これに伴いリンクを販売する業者や仲間間で人為的で作為的なリンクを貼りあうといったことが出てきたりします。

そこで、googleは、サイトの評価を行う上でそのリンクが妥当なリンクかどうかという監視を独自のアルゴリズムで行い、売買したリンクやリンクプログラムへの参加、また自作自演などによる人為的なリンクでGoogleの評価(PageRank)を不当に上げようとしたサイトだと判断した場合は、ペナルティを与えることにしています。

そして、今回、私のサイトがこのペナルティを受けたという訳です。

自論ですが、ある程度は許容しているようです(アルゴリズムで管理)。

アルゴリズムだけでは、自然なリンクか不自然なリンクかは正確には判断できないため、その判断に柔軟性を持たせるため許容範囲を持たせている推測しています。

ある程度の許容を超えた時点でGoogle担当者に通知がいき、それがトリガーとなって手動でサイトオーナーへ上記のような通知が行くようになっているのではないかと思われます。

残念ながらどのリンクが不自然なリンクかは教えてくれませんので自分で探すしかありません。

自分で不自然なリンクを探して削除し、申請して再審査を受けることになりますが、この場合はGoogle担当者が手動で審査するようで、許容範囲にあったと思われるリンクも全て削除しなければ再審査に通らないようです。

例えば、不自然なリンクの許容範囲が10本だとした場合、11本目の発見で上記のようなメールが届きますが、申請して再審査を受ける場合は、11本全部削除しないとペナルティは解除されないといった具合です(あくまでも推測です)。

不自然なリンクの調査

そんな訳で早速不自然なリンクの調査を開始。

不自然なリンクの見つけ方は、まず、

ウェブマスターツール(サーチコンソール)の「検索トラフィック」-「サイトへのリンク」から”リンク数の最も多いリンク元”の”詳細”をクリックして”最新のリンクをダウンロードする”で詳細をダウンロードします。

リンクを発しているサイトとリンクが検出された日付が一覧でダウンロードされますので、それを確認して目ぼしいリンクを削除していきます。

不自然なリンクと思われるリンクの削除

  1. 自分で削除できるリンクは自分で削除
  2. 自分で削除できないリンクは、リンクをしているサイトに削除を依頼
  3. リンクをしている該当のサイトに連絡がつかなかったり削除をしてくれなかったり、また削除するのに金銭を要求してくるような場合は「リンクの否認」を行います。

注意すべきは、必ずしも自分が作為的に行ったリンクだけが対象ではないこと。

自分では全くリンクを貼ってない場合でも他人のリンクでペナルティを受けることもあります。

中にはライバルサイトの順位を下げるためにスパム的にリンクをしている悪意のあるサイトも見受けられます。

また、実際は自然なリンクであってもGoogleが不自然なリンクとみなせばペナルティは解除されません。Googleの担当者を説得するか自然なリンクを削除するしかないようです。

再審査の依頼

ということで、目ぼしいリンクを削除して1度目の再審査を依頼。

1週間ほどして再審査の結果が届きました。

グーグルから再審査の結果

まだ、違反が解消されていないという内容のお手紙です。

再度、リンクを同じ手順で確認し、目ぼしいリンクを削除します。

リンクの中には自分で削除できず相手方とも連絡がとれないリンクもありましたので「リンクの否認」を使います。

※リンクの否認とは、該当サイトからのリンクは拒否しますと宣言できるツールでリンクを削除したものと同等の扱いを受けることができます。ウェブマスターツールのヘルプを押し「リンクの否認」で検索するとやり方が表示されます。

ということで、2度目の再審査を依頼。

今度は2週間ほどして再審査の結果が届きました。

結果はまたもや違反が解消されていないという内容のお手紙です(-.-)

これは違うだろうと思っていたサイトからのリンクもリンクの否認に追加して再審査を依頼。

手動によるスパム対策の取り消し

手動によるスパム対策の取り消し通知

そうすると、2週間ほどしてやっとペナルティ解除(手動によるスパム対策の取り消し)のお手紙が届きました。

ペナルティを受けておよそ1ヶ月です。

該当サイトの順位を確認すると、順位がほぼ戻ってます。

といってもかなりのリンクを削除しましたので以前よりは全体的に少し後退していますが。

結局、どのリンクが原因だったのか全てを特定することはできませんでしたが、少なくとも2回目以降削除したリンクは自分で貼ったリンクではなかったため、「他人が自然に貼ったリンク」がペナルティを引き起こした犯人であったということが導き出されました。

という訳で、1年近くせっせと育ててきたサイトでしたが、外部リンクはほぼゼロとなりました。Google様様です(^_^;)

関連記事

アーリーリタイアした後は趣味と実益を兼ねてアフィリエイトをやっています。 アフィリエイトのやり方にはいくつかの方法がありますが、私がやっているアフィリエイトはこういったブログによるものではなく、ア[…]

アフィリエイト収入がスパムを受けて激減