BMW新型5シリーズ試乗

BMW新型5シリーズ試乗

レクサスGS450hからBMW330eに乗り換えて5ヶ月近く経ちます。

先日、ディーラーの営業担当者から試乗用の新型5シリーズが入庫した旨の連絡を頂き、早速試乗しに行きました。

一般道と高速道路、およそ1時間ほどの試乗でしたが、記憶が薄れないうちに簡単ですが感想を書いてみようと思います。

BMW新型5シリーズ試乗

新型5シリーズのエクステリア

用意してあったのは、523d luxuryで色はブラックです。

全長4,945mm、全幅1,870mmと、3シリーズと比較するとかなり大きいのですが、屋外に置いてあったせいか、パッと見、カタログの数値ほど大きくは感じず、最初は3シリーズかと思いました。

自分の車を横に置くと、やっぱり5シリーズ。貫禄があります。

エクステリアのデザインは私的に文句なしに好みです。

印象的だったのは、キドニーグリルとヘッドライトが繋がり、シャープな顔つきになったこと。

また、これまであったボンネットとグリルの継ぎ目のラインがなくなって一体感が増しています。下は330eの画像。このラインがなくなりました。

BMWのボンネット

新型5シリーズのインテリア

車に乗り込むと空間が広く、シートもゆったり。特にシートの色がホワイトだったので明るくて空間に広がりを感じました。

インテリアの質感も先代より大幅に向上しています。

メーターもついにデジタルに変わっています。

※下の画像は後に試乗した530eの内装です。

BMW5シリーズの内装1

ただよく見るとメーターリングはアナログのよう。ベンツ(Eクラス)のようにオールデジタルにするとスマホ画面のように平べったくなり、無機質になるし、遠近感を出すためにも差別化していると思われます。

BMW5シリーズの内装2

コントロールディスプレイの大きさも10.2インチということでマズマズの大きさ。同じEセグメントのレクサスGSは12インチでしたが、画面までの距離がBMWの方が近いので、さほど大きさの違いは感じられませんでした。

テレビのCMでも話題のジェスチャーコントロールですが、20cmほど離れたところから指をディスプレイに向けてクルクルと回すと音量が上がったり下がったりします。

正直、反応はイマイチで、今でもハンドルについている音量調整ボタンで簡単にコントロールできるので必要性は特に感じませんでした。

センターパネルのデザインなどは大きく変わりませんが、光沢があり質感も増しています。

ベンツの後追いのようですが、アンビエントライトも色の種類が増え、しっかり存在感を主張するようになっています。トンネルに入ると光が際立ちます。

今乗っている3シリーズのアンビエントライトはオレンジとホワイトの2色で、薄らと控えめに光るので存在感もあまりありません。女性ウケも良くなさそうです。

BMW新型5シリーズ(523d)の試乗

いよいよ新型5シリーズの試乗です。

実は、523dを試乗してこの記事を書いた後、330eの1年点検で530eを2日間お借りしたのですが、ここでは523dの試乗記を中心に書いています。

参考記事

早いもので昨年の11月にBMW330eに乗り換えて1年が経過。営業担当者から案内を頂き、先日、無事BMW1年点検(12ヶ月点検)を終えました。BMWの法定1年点検点検にかかった時間点検は丸2日(9時~翌17時)かかりまし[…]

スタートボタンを押すと微かにディーゼルエンジンの始動音が聞こえます。

代車で1日借りた320dと比べても静かさは格別ですが、これまで10年以上ハイブリッド車を体験してきた私にとっては、不必要な音です。

サーボトロニック(車速感応式パワー・ステアリング)が付いており、低速域でのハンドルも330e同様軽くなります。

最初は若干違和感がありましたが、慣れてくると楽でいいです。

走行しだしてすぐに感じたのは、遮音性の高さ。遮音性は、今回の開発で特に力が注がれた点だけあってロードノイズもかなり抑えられています。

現時点では同じEセグメントのレクサスGSやベンツEクラスより静粛性は高いのではないでしょうか。

次に感じたのは群を抜く剛性感。GSよりもワンランク上の剛性を感じます。

足は固めですが、乗り心地も非常に良質。硬質なサスペンションが悪路でも角を取ってくれ、心地よい乗り味に変えてくれます。

クラウンのようにフワフワした乗り心地ではなく、引き締まって気持ちのいい乗り心地。好みは別れるとおもいますが、私はこちらが好みです。

330eを試乗した時からそうですが、以前まで抱いていた「BMWは乗り心地を犠牲にして運動性能を高めた車」というイメージが完全に払拭されています。

カーブでの曲がりではいい意味でちょっとした違和感があります。聞くと後輪も連動して動くようで、カタログ値では、最小回転半径5.7mとありますが、3シリーズと変わらないように感じます。

この感覚はレクサスGSのF-SPORTSを試乗した時にも感じた記憶があります。

高速道路での直進安定性・走行安定性もやはり3シリーズよりワンランク上です。

2ℓディーゼルエンジンですので、330eのような加速感は味わえませんが、必要にして十分です。

燃費もJC08モードで21.5km/ℓですので、330eよりいいと思われます。

ただ、敢えてダメ出しするなら、ハイテク装備が満載で、コンピュータに操られている感が大きくなっているような気がします。

そういう時代の流れなので仕方のないことだとは思いますが。

新型5シリーズと330eと比較して

そもそも私的にはEセグメントへの乗り換えが希望でした。静粛性が高くロングドライブが楽で快適という条件を高い次元で満たしているためです。

しかし、住んでいるマンションの立体駐車場の車幅制限(1850mm)もあり、Eクラスや5シリーズを購入するには近隣の駐車場を借りなければなりません。

次回もギリギリ入出庫できるレクサスGS(1840mm)への乗り換えかと思っていた時にたまたま試乗したのがBMW330eでした。

そんな330eと新型5シリーズを敢えて比較すると、意外にも5シリーズが圧倒的勝利という訳ではありません。例え5シリーズがプラグインハイブリッドだったとしても同じことが言えると思います。

もし、今回、両者をはじめて試乗して、自由に選択できるとしたら、間違いなく新型5シリーズを選んでいたと思いますが、今では330eに5ヶ月ほど乗ってその良さを体感してしまっています。

新型5シリーズと比較すると剛性感、静粛性、ゆったり間、先進性(運転支援システム)などは劣りますが、330eも全て不満のないレベルにあります。

加えて330eは車との一体感や取り回しのしやすさ、きびきびとした走りなどで5シリーズを上回り、運転が楽しいと思わせてくれます。

330eに5ヶ月ほど乗った今、どちら(330e・530e)でも選べるとしたら・・どちらもいい車で相当悩むと思います。

ハードウェアとしては申し分のないBMW。BMWにレクサス並みの品質やナビ、ラジオ、標準のステレオ性能が加わると無敵なのではないかとも思います。

試乗した523d Luxuryの車両本体価格は768万円。

今後発売予定の530e iPerformance Luxuryだと778万円。

※価格は後に少し上がりました。

新しいGSハイブリッドは試乗したことはありませんが、相当進化してない限り価格も安いBMWをチョイスすると思います。

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