もし、また働かなければならなくなったら

こんにちは、有栗です。

インフレで色んなものが値上がりしてます。

私自身はスーパーで買い物とかしないので単品ごとの細かい値上がり具合はわかりませんが、たまにコンビニで弁当を買うと、1年くらい前より20%くらい値上がりしているのがわかります。

400円くらいだった弁当は500円くらいに、500円くらいだった弁当は600円くらいに。

ガソリン代もまた上がってきました。

ここ長崎のガソリン代はハイオクの会員価格で178円くらいです。

最近はよく車に乗るので家計に響きます。

10月にはマンションの管理費も2,000円上がります。

まだ想定の範囲内なので死活問題にはなっていませんが、最近は、もしインフレがさらに想定以上に進んで働かなければならなくなったら、と妄想することがあります。

そういう時のために、ということもあり、当初アフィリエイトを始めたのですが、今は当時とは環境が大きく変わり、残念ながら思うように稼げなくなりました。

ということで、もう一度自分で起業して稼げればまだいいのですが、それはもう現実的ではなくなりました。

じゃあ、また若い頃のように会社に就職するか、というと、それはすごく精神的・体力的苦痛を伴いそうです。出勤から時間が束縛され、自由が減りますからね。

新しい人間関係も築かなければなりませんし、若い人との協調性も求められます。

私は、やりたいことがあってアーリーリタイアをした訳ではなく、ストレスから離れて、かつ自由になりたくてアーリーリタイアをした訳ですから基本的には働くことは苦痛です。

しかも不条理な世界であるサラリーマンを止めてからは20年以上経っていますから今更組織に入って働くというのは尚更苦痛だと感じます。

一方で、具体的に考えていくと、もう一度働くのも悪くないかな、という考えもあります。

60歳を過ぎて働くということは若い頃に働くこととはかなり違うような気がします。

若い頃に脱サラしたのは、会社員という不条理さが気に食わなかったからで、サラリーマンとはそういうもの、と割り切って仕事をするのが嫌だったのです。

自分の人生を不条理な世界に委ねたくなかったんですね。

しかし、60歳を過ぎて働く場合は、そこは若い頃とは違うような気もします。

難しい仕事やキツーイ仕事は任せられないでしょうし、周りから見れば、年金だけでは生活できないただのおじちゃんです。若い頃のような利害関係もありません。

おそらく、精神的なストレスは若い頃と比較すると圧倒的に少ないでしょう。

そう考えれば、意外と生き甲斐にも繋がったりして苦痛ではないかもしれません。

運動にもなりますしね。

そんな風に考えたら万が一の時は少し働いてもいいかな、と思うようになりました。

もちろん、そうならないに越したことはないんですけどね。

⇒ セミリタイア生活

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