アーリーリタイア後の予期せぬ事態に備えた経費削減策

アーリーリタイア後の予期せぬ事態に備えた経費削減策

50歳でアーリーリタイアするにはいくらの貯蓄が必要かでも触れましたが、アーリーリタイア後の予期せぬ事態に備えた大胆な経費削減策(最低の生活スタイル)についても考えていますので今回はそのことについて書いてみたいと思います。

50歳でアーリーリタイアした後は、基本的に貯蓄の取り崩しで生活しています。

幸い、妻がパートに出て8万円ほどの収入がある上に趣味でやっているアフィリエイトで収入が発生していることもあって貯蓄の減りは当初立てたシミュレーションより少なく推移しています。

そういう意味では順調と言えますが、一生という長い目で見ると、世界経済の動向、当面は中国経済や日本経済などの動向によっては、極度なインフレなど予期せぬ事態に陥いらないとは限らず、今の状況にあぐらをかいてリスク管理を怠ることはできません。

予期せぬインフレやその他のリスクへの対策として副業などで収入を増やす手立てを考えることも必要ですが、最悪の場合に備えて斬新な経費削減を考えておくことも重要だと思います。

頑張れば、あるいはこういうやり方をすれば生活費はここまで落せるということが発見できたり、理解できれば、リタイヤ組には大きな安心材料になります。

そこで、現在考えている予期せぬ事態に備えた経費削減策、つまり最低の生活スタイルというものを簡単に披露しようと思います。

予期せぬ事態に備えた経費削減策

以下に紹介する予期せぬ事態に備えた経費削減策は、基本的には将来訪れる老後(私が65歳以上)の夫婦二人の生活で考えて(シミュレーションして)います。

余程のことがない限り、およそ10年後の65歳までは今の普通の生活、または節約をちょっと強化したくらいの生活が維持できると考えています。

勿論、それまでに緊急事態が発生した場合は、すぐに最低の生活スタイルに切り替えなければなりません。それでやっていけるのであれば仕事をするという私にとっては最悪の選択だけはせずに済みます。

将来に備えて今から予期せぬ事態に備えて切り詰めた生活をして預貯金を極力減らさないという選択もできますが、やはり今という人生を楽しむという要素も重要で、それくらいの年齢までは限られた範囲の中でできる限り豊かな生活をしていきたいと考えています。

車を保有しないという選択

車が家計に大きな負担をかけているのは皆さんもご存じだと思います。

我が家でも現在最も家計に負担を与えているのが(いいかえれば工夫次第で最も節約できるのが)夫婦別々に保有する車です。

現在、夫婦で乗っている車2台の月額の維持費は
・マンションの駐車場代(2.5万円)
・ガソリン代(2万円)
・任意保険料(1.2万円)
・自動車税(0.55万円)
・車検費用(1.3万円)
の合計7.5万円ほどになります。

妻の車の分を差し引いた自分の車だけでも月額5万円ほどかかっています。

さらに、車の購入費を合せて考えれば、夫婦二人で合計500万円の車を購入したとすると7年償却で実に月額13.5万円(維持費との合計)ほどがかかっている計算になります。

300万円の車を1台保有とした場合も同様に月額8万円以上かかってしまいます。

最低の生活のシミュレーションでは、軽自動車1台に買い替えるのもいいのですが、何せマンションの駐車場代が最低でも1万円、場所によっては2万円以上かかりますので、車を保有しないパターンを考えています。

市街地に住んでいるので生活上特に不便はなく、どうしてもという場合はカーシェアリングやレンタカーを利用するというやり方です。

私たちの場合は例え軽自動車であっても車を購入して維持するよりかなり安くつきます。

若者の車離れや年金問題もあるので10年後20年後には案外そんな生活スタイルが流行っているかもしれません。

現時点では、車のない生活はちょっと想像できませんが、70歳とかになればあくまでも緊急事態の対応として選択肢の一つとなります。

通信費・水道光熱費の節約

最低の生活における我が家の月額固定費は、マンションの維持管理費・積立金、固定資産税、NHK、生命保険代などの合計でざっくり6万円ほどを予定しています。

これらは節約のしようがありません。

準固定費に分類している水道光熱費(電気・ガス・水道)、携帯電話(格安スマホへシフト)、インターネット通信費が月額合計でざっくり3万円。固定電話は解約済みです。

格安スマホへのシフトが真っ先に浮かびますが水道光熱費をこまめに節約する、契約アンペア数を40Aから30Aに落とすといった必要も出てくるかもしれません。

ここまで食費抜きで最低9万円かかる訳ですから、ときどきブログでも見かける月額10万円での生活といったことが無理でしょう。

さらに、年金生活時の税金(所得税、国民健康保険料(介護保険料)や住民税)など月額合計でざっくり3.5万円。

夫婦2人暮らしで合計12.5万円を予定しています。

変動費の節約

変動費とは、食費、日用品、医療費、衣服費、遊行費、雑費などです。

食費は切り詰めようと思えばとことん抑えることができると思いますが、やはり生きている上では多少は楽しみたいので5~6万円程度でどうにかできないかと考えています。

状況に応じてさらに調整といったところです。

また、日用品、医療費、衣服費、遊行費(車のレンタル料金を含む)、雑費なども4万円で抑えることができないかといった希望を込めて月額合計9万円で考えています。

結果、固定費と税金、変動費を合せて月額21.5万円。電化製品などの買い替えやマンションの維持メンテなどの予備に年間25万円ほどプラスして年間約285万円ほどとなります。

年間300万円以内の金額で抑えられれば、貯蓄をあまり崩さずにどうにか夫婦合わせた年金収入だけでやっていけそうです。

マンションを売却して賃貸に住むという選択

それでも生活が難しいようでがあれば、変動費をさらに切り詰め、最終的にはあまり考えたくはありませんが、マンションを売却するか賃貸に回してその収入分を下回る賃貸物件に移り住もうと考えています。

歳をとると賃貸は難しくなりますので安い中古物件にシフトするという考えもあります。

今住んでいるマンションは市街地の便利な場所にあるため基本的には終の棲家としたいのですが、売却すればマンションの管理費や積立金、固定資産税などからも解放されます。

ただこの場合は車を保有していませんので、便利のいい場所に住むか、軽自動車を買って駐車場付の物件に住む必要があり、その時にまた計算して決めるつもりです。

予期せぬ事態に備えた経費削減策まとめ

以上は、現在考えることができる「予期せぬ事態に備えた経費削減策(最低の生活スタイル)」ですが、実際、そういう生活を強いられることになる場合は、変動費はまだまだ下げる余地があると思います。

個人的には電気・水道・ガスといったものの極限までの節約は心までも貧相になりそうで最終手段だと考えていますが、我が家も場合によってはこまめに節約するという生活が必要になってくることがあるかもしれません。

また、物価の安い国に一定年数移り住む、田舎暮らしをするという選択肢もなくはないですが、治安や食べ物、病気、ご近所づきあいなどの問題から選択肢から除外しています。

自分独りならともかく妻も一緒に生活していますので、このような必至で切り詰めて生活しなければならない状態に陥らないようリタイヤ生活を満喫しながらも今できることを精一杯していこうと考えています。

参考:定年まで残り5年!いくら資金があればリタイアできるか?


セミリタイア生活