こんにちは、有栗です。
早いもので50歳でアーリーリタイアしておよそ6年が経ち、このブログを立ち上げてからももう5年が経とうとしています。
将来に対する不安は少しばかりあるものの今の生活は快適そのもの。
リタイアして6年経った今でも全く飽きることなくセミリタイア生活を楽しんでいます。
今回は、散々悩んだ末に50歳でアーリーリタイアという生き方を選択した理由を少し詳しく書いてみようと思います。
50歳でアーリーリタイアという生き方を選択した理由
50歳と言えば定年退職まで残り10年から20年。現役でバリバリ働く年代です。
それなのになぜ私は50歳という若さで働くことを止めてアーリーリタイアすることを決意したのでしょうか。その理由を整理すると以下のことがあげられます。
- アーリーリタイアできる資産が築けた
- 家族が反対しなかった
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物質的な贅沢より自由が欲しかった
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アーリーリタイア向きの性格だった
アーリーリタイアできる資産が築けた
まずは何と言ってもアーリーリタイアできるだけの資産が構築できたためです。
働かなくても生活できるだけの貯蓄がなければ、当然、アーリーリタイアするという発想すら出てこなかった訳ですから言うまでもなく絶対条件です。
とはいえ、そんなに余裕がある資産をもってリタイアした訳ではありません。
所謂、足るを知る生活を実践すれば何とか生活していける程度の資産です。
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家族が反対しなかった
そしてもう一つ、家族の反対もない、という点も大きかったと思います。
例え経済的な問題をクリアしても、世間体を気にする家族の反対などでアーリーリタイアできない人が沢山いるようですのでその点は恵まれていると思います。
運良く資産が構築できたことと家族に感謝しています。
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物質的な贅沢より自由が欲しかった
お金があってもリタイアしない人は沢山いますし、私の場合も仕事を続ければ、物質的(経済的)にはもっと余裕のある贅沢な生活をすることもできたと思います。
にもかかわらず、私が敢えて50歳でアーリーリタイアした理由は、物質的な贅沢よりも自由を得て精神的にゆとりのある生活をしていく方が、より有意義な人生を送れると確信したためです。
実際、働けばより豊かな生活が送れますがそれと引き換えに失うものも大きいものです。
それらを天秤にかけ、どちらが自分にとって幸せかということを考えた時、私の場合はアーリーリタイアという生き方を選択した方がより幸せになれると思いました。
これは価値観の問題だと思います。
アーリーリタイア向きの性格?(自己管理能力がある)
アーリーリタイアして幸せな生活ができるか否かには個人差があると思います。
向き不向きがある、能力が必要、とも言えるかもしれません。
そして、アーリーリタイアを有意義なものにするために最も必要な能力は、自己管理能力だと思います。
限られた貯蓄の中で生活していかなければなりませんので無計画に支出もできませんし、自由になったからといって堕落した生活を送ると健康も損ないます。
緊急事態になれば生活のレベルを落とす必要もでてきます。
その点、私は、自己管理能力がある方だと思っていました。
実際、リタイアしてからの6年間は、旅行に行ったりブランド品を買ったり、また、外食をしたりする回数も随分減りましたし、お気に入りのブランド品も随分手放しましたが、それと引き換えに得た自由で幸せ感は増しています。
唯一、社会との接点が希薄になるため、孤独に対応できるかという点が気になっていましたが、6年近くリタイア生活をしてきてこれも問題ありません(今のところ)。
人によっては、社会から疎外された気になって精神的に落ち込み、引きこもり状態になって鬱病を患う人もいると聞きます。
いわゆる定年後うつと同じです。
やはり、物質的な欲求より精神的な欲求への満足に価値観を見出せるという点やリタイア生活を計画的に送れているという点でアーリーリタイア向きの人間だったと思います。
まとめ
以上、簡単ですが私が50歳でアーリーリタイアという生き方を選択した理由を書いてきました。
・アーリーリタイアできる資産が築けた
・家族が反対しなかった
・物質的な贅沢より自由が欲しかった
・アーリーリタイア向きの性格だった
勿論、物質的な贅沢と自由の両方を得られればそれにこしたことはありません。
しかし、二兎を追う者は一兎をも得ず、とはよくいったもので、2つを同時に得ることはなかなかできることではありません。
私のような凡人なら尚更です。
この歳になってこれまでの人生を振り返ると本当にその通りだと思います。
犠牲にしたものは小さくありませんが、今のところは、アーリーリタイアを決意した判断は間違いではなかったと思っています。
現在のところ自由で心にゆとりのあるストレスフリーの生活が送れています。
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