少し遅くなりましたが、新年おめでとうございます。
相場の世界では、申年は「騒ぐ年」という格言があるようですが、まさに年明けから中国株に振り回され、円高株安と騒がしくなっています。
リタイア組には死活問題となる資産の動向ですが、保有している株やドル、米国債券も案の定、年明け早々からダメージを受けています。
ここ数年続いていた円安・株高基調も終焉を迎えたのでしょうか。
昨年から趣味でやっているアフィリエイトの調子が良くなってきたので、いっそドルと投資信託を全部処分してアフィリエイトだけに集中してみようかと考えることもあります。
リスクのある投資よりも確実に収入になりますし、これらの動向を気にする必要も無くなる分、心的ストレスも減る訳ですから。
解約するかどうか銀行に相談
およそ6年前、米ドル建ての個人年金保険を1,000万円分購入しました。
1ドル81円という超円高の時です。
そして、昨年の夏、1ドル125円に差し掛かった頃、そろそろドルを円に換金するタイミングかと思い、解約を視野に入れてわざわざ銀行に出向き、担当者に相談してみました。
利率1.5%で10年保有が原則。途中解約すると解約手数料が差し引かれますが、為替差益と利息で計算すると今が解約時ではないかと思ったからです。
担当者によれば、年末頃に米国の金利引き上げがあると思われるので、さらに円安に傾く可能性が高く今換金するのは勿体ないと思われるということでした。
米国の金利引き上げは既に織り込み済みでは?との疑問を投げかけたものの、そうではなくさらに円安になると思われると。
結局、銀行員のアドバイスを尊重し、さらなる円安を期待して解約せずにドルを保有し続けることにしました。
銀行のアドバイスに従って損をしても結局は自己責任
あれから半年、昨年末に米国の利上げは行われたものの、円安に動かないどころか、円高になり現時点で119円台を推移しています。
12.3万ドルほど保有していますので、解約しようと思った昨年の夏から70万円ほど目減りしてしまいました。
最終的には自分で判断したものですし、結果論なので他人を責めるつもりはありませんが、アドバイスした銀行員はそういう会話をしたことすら覚えていない状況です。
銀行員なんてその程度です。すぐに異動しますしね。
結局はどんなに損をしても自己責任。失敗したからと言って他人は助けてくれません。
なのでちゃんと自分で考えて納得して決断すべきだと痛感しました。
今年は資産運用を含め今後のことについて少し深く考えようと思います。
そしていつも通り後悔しない決断や行動をしようと思います。
今年は中国経済の動向や原油安の動向、テロなどの地勢学的リスクやアベノミクスの動向、選挙、消費税などでさらに騒がしくなりそうで、昨年にも増して資産と心を振り回されそうです。
結果的に資産運用を全て辞め、アフィリエイトに集中するかもしれません。
その方が、穏やかに過ごせるような気がします。
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