4月から乳製品や油などを中心に色々な生活必需品が値上がりしました。
庶民の味方である牛丼チェーン店のすき屋も大幅な値上げを敢行しました。
冷凍食品やコーヒー・紅茶類も値上げですね。
国民年金保険料も月額340円の値上げとなり、4月1日以降に購入した新車の軽自動車税(自家用車)も7,200円から10,800円へとアップします。
インフレは、ベースアップも定期昇給もないリタイア組にとっては、覚悟していることとはいえ悩ましいことです。
基本、収入が無いので今持っているお金にうまく働いてもらうしかありません。
ということで、資産運用の話です。
現在保有している資産運用商品
現在、私が行っている(保有している)商品は、ざっと以下の4つです。
- 満期まで保有すれば元本保証の個人年金保険
- 米ドル建て個人年金保険
- 米ドル建の米国債券(USハイ・イールド債:投資信託)
- 株式(銀行株)
定期預金と個人向け国債も保有していますが、利子がすずめの涙ほどしかありませんので、資産運用のカテゴリーに入れられません。
7~8年ほど前には5年満期の定期預金で利子が年1.5~1.8%ほどの商品もあったんですけどね。
今は0.3%というのも見当たらなくなりました。
上記の4つの資産運用は、5年ほど前に始めたもので、幸いアベノミクスの効果もあって、かなり利益が出ています。
特に利益が出ているのが、
- 米ドル建の米国債券(USハイ・イールド債:投資信託)と
- 米ドル建て個人年金保険
です。円安の影響ですね。
これらの商品を購入した2012年は、1ドルが80円ちょっとの時です。現在は1ドル120円前後で推移していますですので、ざっと1.5倍の為替差益の恩恵が受けられます。
円安に伴って株も上がりましたので株式投資でも利益が出ています。
時代も後押しして順調に推移しています。ありがたいことです。
米ドル建の債券(USハイ・イールド債)を買い足し
先週、銀行の担当者と話す機会がありました。
米国の利上げや今後の見通しなどの意見を聞いくとトレンドは円安との見解。
そこで、自己責任で米ドル建の米国債券(USハイ・イールド債:投資信託)を買い足すことにしました(先週末に買い増し)。
USハイ・イールド債は、主にBa格以下またはBB格以下の格付けの事業債に投資しているため、ハイリスク・ハイリターンの商品です。
しかし、この5年間安定して配当が出ましたし、米国もしばらく好調なようですので少し買い増しすることにした次第です。
今までのペースでいけば、月額5万円ほどの配当金が見込めます。
十分に物価上昇分に対抗することができる金額ですが、いい時もあれば悪いときもあります。
このままずっと円安が続く訳ではありませんので引き際を考えながらあまり期待しない程度に期待してみようと思います。
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