アーリーリタイアすると今後の肩書をどうするかということは1度は考えるものです。
「無職です」「アーリーリタイアしました」と、いつも言えるなら問題ないんですけどね。そうもいかない時もあります。
そこで、今回は、アーリーリタイアした後、私自身、肩書についてどうしているかを紹介してみたいと思います。
アーリーリタイア後の肩書をどうするか
肩書が必要となるシーンには、主に、
- 友人や知人と遭遇した場合
- 何かを契約する場合など勤め先や収入欄への記入を求められる場合
があります。
私の場合、それぞれについて以下の対応をとっています。
友人や知人と遭遇した場合
冠婚葬祭や街でバッタリ、と友人や知人に遭遇すると必ずと言っていいほど真っ先に出てくる言葉が「今何しているか」という質問です。
これは暗に「仕事は何をしているか」ということです。
「散歩している」とか「君と話している」と答えるシーンではありません。
聞かれると、正直に無職だと答えてもいいのですが、「無職」という言葉は響きが悪く、一般的には仕事や生活に困っている人と捉えられます。
このため、相手によってはそう言うのに抵抗がある人もいます。
変な噂が広がらないとも限りませんしね。
かといってアーリーリタイアしたと話すと、興味を示す人もいて、それに至った経緯を説明しなければならなくなることもありこれもまた面倒です。
私の場合は、こういったブログも書いていますし、趣味でアフィリエイトもやっていますので「自営業でボチボチ」と答えるようにしています。
何も税務署に開業届を出さなければ「自営業」とか「フリーランス」を名乗ってはいけないというルールはありません。
バレはしませんので嘘でもそういってその場が凌げれば問題ない訳です。
ただ、自営業と答えたら決まって「どんな仕事?」というツッコミがきますので、最低その答えまで準備しておく必要があります。
私の場合は、「インターネットで広告業」と言うようにしてます。
嘘ではありませんし、アフィリエイトと言うよりはイメージが良くなります。
アフィリエイトという言葉を知らない人もおり、その場合はその意味を説明しなければならなくなるので広告業という言葉を使っているという理由もあります。
こんな感じで、アーリーリタイア後の肩書を気にする人やいちいち説明をするのが面倒な人は、予め即答できる答えを準備しておいた方がいいと思います。
社会では立派な肩書がないと不便を感じる人もいるようですが、リタイアした訳ですから立派なという形容詞がつく肩書は諦めるしかありません。
何かを契約する場合など勤め先や収入欄への記入を求められる場合
肩書について、不便を感じるのはむしろこちらの方です。
資産運用の相談などで銀行などに出向くことがありますが、投資信託や保険商品、個人向け国債を購入する際などは書類に「勤め先や収入など」を記載する必要が出てきます。
この時、年齢は若いのに「無職、無収入」と書くには少し抵抗があります。
ですが無駄な抵抗は不要です。あっさりアーリーリタイアしていることを正直に話し、「無職、収入なし」と正直に書くしかありません。
別に悪いことをしている訳ではありませんし。
むしろ、株を持っているからといってトレーダーとか投資家を名乗るよりマシだと思います。
それに何かを契約したりするこのような局面は今後も何度となく訪れますし、正直に書かなければいけませんね。今後の付き合いもあります。
私の場合は、幸いこれまではアフィリエイトである程度の収入が発生してきましたので「自営業 300万円」といった記入で何とか恰好はつきましたが、今後の付き合いも長くなりそうなので一応、アーリーリタイアしていることも話してます。
それよりも個人的には「保有資産の金額」を書くことに抵抗があります。
まとめ
せっかくアーリーリタイアしているのにこういったことで悩まなければならないのは、世間体を気にする日本特有の風習ならではだと思います。
米国では、アーリーリタイアは一つの目的を達成した人としてむしろ尊敬の眼差しが向けられるのにです。
とはいえ、ここは日本です。
友人・知人には「自営業でボチボチ」
銀行や公的機関などでは、収入があるときは「自営業 〇〇〇万円」そうでないときは「無職・無収入」で通すことにしています。
参考:アーリーリタイアして後悔はないか?失敗しないためのポイントは?
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