55歳でアーリーリタイアするのに必要な資金はいくらか?

55歳でアーリーリタイアするのに必要な資金はいくらか

50歳でリタイアして今年の6月で5年が過ぎ、当方も55歳になりました。

先日、「アーリーリタイアして5年たった感想」という記事を書いたところ、自称「ときどきブログに訪問して頂いている方」から「同じ55歳なのですがいくらくらいの資金があればリタイアが可能か意見を聞かせて下さい」といった問い合わせのメールを頂きました。

55歳は定年間近

現在の定年退職の年齢は、一般的に60歳から65歳。

55歳近辺といえば、定年まで5年から10年と、言うなれば定年間近です。

この方のようにある程度の資金があれば早期リタイアを考える人も多いと思うのですがどうなのでしょうか。

55歳時点で、今後何とか生活できるだけの金銭的目途が立っている人であれば、例えば65歳で退職したところで、果たして残りの人生を健康的に楽しむことができるだろうか、その体力と知力はあるだろうかといったことを考える人がいてもよさそうです。

もう仕事は辞めて残りの人生は好きな事をして生きていくのがいいのではないか、そう考えている人も少なくないと思います。

そもそも65歳まで生きていられる保証もありませんし、ましてや健康でいられるかどうかもわかりません。

人生1度きりですから。できることなら固定観念を捨てて自分の好きなように生きてみたいとも考えるものです。

そこで、今回は、私も55歳を迎えたこともあり、55歳でアーリーリタイアするためにはいくら資金が必要かということについて考えてみました。

55歳でアーリーリタイアするにはいくら資金が必要か

メールを頂いたこともあり、現在55歳近辺の人が、いくら資金があればアーリーリタイアできるかについて個人的な見解を述べてみたいと思います。

当ブログはコメント欄を設けていないのでたまにメールで問い合わせや意見などを頂くのですが、一般の人に公開されない分、コメント欄に書くより内容の濃いメールを頂くことが多いように感じます。

その方から頂いたメールでも家族構成から資産の情報、現在の職業、趣味嗜好まで結構細かく説明がなされていました。

そういったメールを頂いて無下にもできません。

その方は、資産運用(特にアメリカ株中心)が得意な方のようで年に数%の利益ありきのセミリタイア生活をシミュレーションされてましたが、私は専門化でも経済通でもないのでそのあたりはわからないとしながらも失礼のないように自分の考えを返信しました。

基本的には「アーリーリタイアするのに必要な貯金の計算の仕方」を参照して頂きたい旨(おそらくそういう質問をしてくるくらいなので充分読まれているとは思うのですが)と、一言二言自分の考えを述べさせて頂きました。

55歳ともなれば、子供も独立して生活費に余裕が出てくる頃です。

残り5年から10年を経済的に凌げればまわりの同年代の人と同じ年金生活に突入する訳です。そういう意味では30代40代でリタイアするよりもリスクも少なくより正確な計画も立てられると思います。

実際、2~30年前は55歳が定年だったことを考えるとリタイアも身近に感じます。

55歳のアーリーリタイアは完全リタイアを目指すべき

ただ、返信したメールにも書きましたが、資産運用による利益を生活費のあてにするのはリスクが多きすぎると思います。運が悪ければ生活が破綻し、再就職という最悪の事態を余儀なくされます。

55歳でのリタイアは、資産運用による利益をあてにしたセミリタイアスタイルではなく完全リタイア(つまり今後収入がなくても節約してでもいいので何とか生活できるリタイア)を目指し、資産運用分は余裕資金から捻出し、うまくいけば外食代や旅行代などに充当するくらいの考えがいいと思います。

そういう意味では、現在保有している資産だけで生活ができるという設計が必須だと考えます。55歳にもなれば40代などと比較してその設計書通にいかなくなるリスクも少なくなります。

また、退職するとなると国民年金基金への加入も考えられていました。支払う金額には上限(確か月額68,000円)があり、支払期間も残り5年もありませんのでさほど多くのリターンは望めませんが、大型定期預金などより断然利息の率がいいのでおすすめだと思います。

仮に残りの5年で収入が発生しても掛け金は全額が所得税控除の対象となりますので節税対策にもなります。

何よりも終身が選べますので65歳定年組と差がつかないようにするにはおすすめのリスク対策だと思います。

55歳でアーリーリタイアするのに必要な資金

55歳、いくら資金があればアーリーリタイアできるか、については、それぞれの環境も異なりますし、一概には言えませんが、少なくとも簡単に想定できるリスクは計算に盛り込み、置かれた環境と想像力で計算すべきだと思います。

年金受給額より生活費を抑えられるなら定年年齢である65歳までの残り10年の資金、年金だけでは不足する場合はその差額、これらをしっかり計算した上で、医療費や介護費などの臨時支出とインフレなどのリスク要因を加味する。

55歳でリタイアするなら必要な資金はこんな感じの計算になると思います。

ただ、リスクについては考えればきりがありません。リスクばかりを考えてアーリーリタイアを行動に移さないのも無味乾燥な人生になりがちです。

ある程度のリスクをとったら最後は決断です。決断したら腹をくくって進みましょう。

結局はどうにかなるものです。

かく言う私もリタイアを決断する時、またリタイアした当初は少し不安でした。

しかし、5年という実績ができて、また55歳と本来の定年退職の年齢に近づいてくるにつれその不安も殆どなくなっています。リタイアして過ごした時間と同じ時間を過ごせばもう60歳です。

あと5年もせずに月額5万円という年金(国民年金基金)の支給が開始されるというのも額は少ないのですが、安心材料になっています。


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