アーリーリタイアをして後悔していること

アーリーリタイアをして後悔していること

アーリーリタイアをして後悔していることはないか

アーリーリタイアをしようかどうか悩んでいる人には興味深い疑問だと思います。

実際、アーリーリタイアを検討している方からアーリーリタイアして後悔していることはありませんか、と質問のメールを頂いたこともあります。

そこで、ここでは、5年前にアーリーリタイアをした私が、5年経った現在、後悔していることはないかという点について、書いてみたいと思います。

アーリーリタイアをして後悔していること

50歳でアーリーリタイアして今年で5年が経った現在、結論から言うと、後悔していることもありませんし、後悔したこともありません

むしろアーリーリタイアして良かったと思っています。

煩わしい人間関係や利害関係のある人達との付き合いも無くなりましたし、時間的な制約も受けず、毎日やりたいことをして自由に過ごせています。

幸い、家族(妻)の理解もあって快適なセミリタイア生活が送れています。

いくら高収入だったとしても、もうサラリーマン時代や自営業時代には戻りたくないと考えているのが後悔していない証拠でもあります。

後悔していないのは、リタイアをするかどうか悩み始めてから実際に行動に移すまでに、

  • 2年という長い熟慮期間を設けてリタイアするか否か悩み、
  • 綿密な計画を立てて何があっても絶対に後悔しないと決断してリタイアした

という点が大きな要因だと思います。

また、生活していくのにギリギリの貯金でリタイアした訳ではなかったことや投資に必要以上に手を出していない点も後悔に繋がる要素のもとを絶っているという点で良かったと思います。

とはいえ、アーリーリタイアせず仕事を続けていれば、あんな生活ができていたかも、こんなのが買えたかも、というように羨むことはあります。

例えば、仕事を続けていればもっといい車に乗れたなあ、とか、もっと裕福な生活ができたなあ、もっと貯蓄を増やすことができたなあ、別荘が持てたかもなあ、といったことです。

テレビなんかで優雅な生活をしている人を観た時にそう思うことがあります。

後悔とは違いますね。

人間の欲望はきりがありませんからね。

結局、いいタイミングでリタイアしたと思っています。

アーリーリタイアをして後悔しないためには

後悔は心が作り出す無駄な感情であることを知る

後悔は心が作り出すネガティブな感情

先日、17年前まで勤めていた会社(A社)を一緒に辞めた知人と食事をしました。

彼は、私より一つ年上。彼も私も会社の経営状態悪化に伴うリストラの一環「早期退職優遇制度」を利用して会社を辞めました。

彼はいくつかの会社を転々とした後、今は薬品卸会社で総務課長として働いています。

年収も地方の中年男の転職にしては400万円ほど。私から見れば比較的成功した例だと思うのですが、本人にしてみればそうではありません。

それもそのはず、辞めた会社(A社)はすぐに経営者が代わって文字通りV字回復。

労働条件も、労働時間や休日日数が改善され給料もボーナスも上昇し、A会社に残っていたとしたら、年収は今のおよそ1.5倍ほどです。

一方で、現在は一回り年下の上司と子供のような部下に挟まれて苦労しているようで、働くこと自体はそんなに苦痛ではなかったA会社を辞めたことをずっと後悔しています。

A会社の将来性を悲観して辞めた口ですので、辞めたとたんこのようにV字回復されては後悔するのも無理はないかもしれません。

後悔する典型的な例だと思います。

過去と比較して後悔

しかし、上記のケースで仮に元の会社が倒産していたら、きっと彼は、後悔するどころか、今の境遇を幸運だと喜んでいると思います。

今の状況は何も変わらないのにです。

このように、後悔というものは、今置かれている環境は変わらないのに自分の心の中で勝手に作る実にバカバカしい感情であることが多分にあると思います。

さっきまで楽しかったのに人と比べて落ち込むという感情にも似てますよね。

先にも書いたように私も彼と一緒に会社を辞めました。

私の場合、会社の業績や給料が問題だった訳ではなく、会社に振り回される生き方・依存する生き方が嫌だったから辞めた訳ですが、退職後はしばらくは苦難が続きました。

下の図は、プロフィールの箇所でも紹介している幸せ体感グラフですが、30代後半にちょっと凹んでいる場所が会社を辞めた頃の幸せ体感度です。

幸せ体感図

会社を辞めたために幸せ感が落ちた訳ではなく、早期退職優遇制度で手にした400万円を詐欺まがいの投資話で全て失ったために不幸感が増した瞬間です。

先行き不透明なのにほぼ全財産を失いましたからね。

それでも、会社を辞めなければ良かった、脱サラしなければよかった、投資をしなければよかった、と後悔したことは一度もありません。

それは、物事を決断する時、この決断の結果、どういう結果もなっても後悔しないという覚悟も一緒にするクセがついているためです。

そして当然、アーリーリタイアする時も後悔しないと決断しています。

若い頃は失敗するといつの間にか後悔の念が先に経っていましたが、繰り返し後悔しないトレーニングをすることでそれがクセになってきてます。

繰り返しトレーニングをするとそういう脳になっていくそうです。

私の場合で言うと、上に書いた全財産を失った時期に後悔するネガティブな気持ちが先行していたら、物事を思うように進められず、その後のV字回復もなかったのではないかと思います。

人間ですから失敗することはあるかもしれませんが、自分で決めて行動を起こす訳ですから何があっても後悔しないと覚悟を決めることが重要だと思います

そして、その方がその後もうまくいくと思うんですね。

勿論、繰り返さないために反省や学習が必要なことは言うまでもありません。

後悔しないと決断するために入念な計画を立てる

入念な計画を立てる

後悔しないと決断するためには、相応の計画を立てたり準備をすることが必要です。

人事を尽くして天命を待つ心境にならなければなりません。

アーリーリタイアについても同じです。

失敗したら取り返しがつかなくなるかもしれない人生における大きな賭けです。

だからこそ、前もって失敗するケースなどを調べて、それにどう対応していけば良いか考えておくことは、後悔しないためにも大事なことだと思います。

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まとめ

アーリーリタイアをして後悔していること、したことはないか?

5年経った今まで後悔したことは一度もありません。そして今後もありません。

それは、後悔するかもしれない要素を極力減らし、物事を決断する時、この決断の結果、どういう結果もなっても後悔しないという覚悟も一緒にしているためです。

そもそも、後悔というものは、今置かれている環境は変わらないのに自分の心の中で勝手に作る実にバカバカしい無駄な感情ですから。

後悔しても何も変わりませんし、はじまらない訳ですから、とっとと諦めてこれから起こる問題を解決していくしかありません。

そう思うことを日常から心がけることで、これからも後悔して悩む無駄な時間を少し節約できるようになると思います。

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