アーリーリタイアして後悔はないか?失敗しないためのポイントは?

アーリーリタイアして後悔はないか?失敗しないためのポイントは?

アーリーリタイアをして5年ほど経ちました。

そこで、ここでは、アーリーリタイアをして5年経った現在、後悔したことや失敗したと思ったことはないか、また、後悔しないためにはどういうことに注意してアーリーリタイアすべきか、という点について、書いてみたいと思います。

アーリーリタイアをして後悔していることはないか

私の場合、50歳でアーリーリタイアして今年で5年が経ちましたが、結論から言うと、後悔したこともなければ失敗したと思ったこともありません

むしろアーリーリタイアして良かったと思っています。

私の場合、物質的な贅沢よりも自由で精神的にゆとりのある生活をしていく方が、より快適で有意義な人生を送れると思ってアーリーリタイアしました。

結果、収入は途絶え、経済的なゆとりは無くなったものの、自由で精神的にゆとりのある生活は、何事にも代えがたいと感じています。

煩わしい人間関係や利害関係のある人達との付き合いも無くなりましたし、時間的な制約も受けず、毎日やりたいことをして自由に過ごせています。

家族(妻)の理解がある点も大きいと思います。

アーリーリタイアに後悔・失敗しないためのポイント

アーリーリタイアをして後悔・失敗するケースというのはある程度決まっています。

  1. 途中で資金が不足する
  2. 事前の調査が不足している
  3. 孤独に耐えられない
  4. 極度の心配性
  5. 世間体を過剰に気にする
  6. やることがなくて苦痛となる
  7. 家族との関係で失敗する

従って、こういった、後悔・失敗するケースを理解した上で対策を打つなりしてリタイアすることで、後悔・失敗するリスクを減らすことができます。

一つ一つ具体的に見てみます。

資金が不足する

アーリーリタイアで失敗する事例として最も多いのが、やはり、途中で資金不足に陥ってしまうケースです。

資金不足は、リタイアを諦めなければならない事態なので致命的です。

私もそうなったらと想像するだけでもぞっとします。

資金が不足するリスクを抑える上で大事なことは、

  1. 自分の生活環境にあった必要資金額を割り出し
  2. 誘惑に負けずに計画通りに生活する
  3. また、セミリタイアを目指す場合は不安定な収入で資金計画を立てない

の3つです。

この3つを押さえておけば、資金不足によるアーリーリタイアの失敗リスクを最小限に抑えることができます。

自分の生活環境にあった必要資金額を割り出す

ときどきネットでも「○○歳でアーリーリタイアするにはいくらの資金が必要か」といった記事を見かけます。5,000万円とか1億円といった数字が一人歩きしていますが、必要な資金は、本人の年齢や家族構成をはじめその人の置かれている環境や生活レベルで大きく違ってきます。

言うまでもなく人に問うものではなく、自分で割り出すことが重要です

必要となりそうな経費や考えられるリスクなど見落としがないかネットなどで調べ、自分の環境と照らし合わせながら必要となる資金を割り出します。

そして、計算する際は、インフレや年金支給開始年齢の先送り、年金支給額の目減りなど、ある程度のリスクを加味することが重要です。

ちなみに、私の場合、どのように計算してアーリ-リタイアに踏み切ったか、まとめた記事がありますので興味のある方は参考にして頂ければと思います。

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誘惑に負けずに計画通りに遂行

必要な資金を確保したらリタイア後の生活を計画通りに遂行することも重要です。

リタイアしてしばらくは大きなお金を持っているのでつい誘惑に負けそうになりがちです。

誘惑に負けてハイリスクの投資に走ったり、高価なものを買い漁ったり、また、分不相応な生活をすることがないよう計画通りにリタイア生活を送る必要があります。

実際にリタイアするとこれが非常に重要なことがわかります。

不安定な収入で資金計画を立てない

アーリーリタイアに失敗する例として多いのが、資産運用などによる分配金や配当金などのリターンを見込んで生活設計を立てているケースです。

年に5%の運用益を見込んでいたものの運用がうまくいかないケースなどがそうです。

株式投資、投資信託、FXなどの資産運用はギャンブルと一緒で将来はどうなるかわかりません。

リタイアする前のアフィリエイト収入がそのまま継続することをあてにする場合も同様です。

勿論、資産運用がうまくいけば経済的によりゆとりのある生活を送れますし、最後まで失敗しないケースもありますが、失敗するリスクも高くなります。

投資は原則通り余裕資金で行い、リタイア後の生活はこういったリターンや収入など不安定な収入はあてにせず計画立てることが重要です。

事前の調査が不足している

近年、早めにリタイアして田舎や海外に移住して暮らす人が増えています。

その背景には成功事例ばかりを取り上げるテレビ番組の影響もあると思いますが、実際は失敗している人も決して少なくありません。

田舎暮らしでは、畑仕事が思いのほかきつかったり、ご近所さんとの付き合いが大変だったり、刺激が少なかったり、また、海外移住では言葉の問題をはじめ食生活の問題、病気になったときの問題、金銭的な問題などが多く、途中で断念している人も少なくないのです。

入念な事前調査を行う

このように、実際に移住してみてはじめてイメージとかけ離れていることに気づくこともありますが、これは事前の調査不足が原因です。

観光で行くのと違い、何年も、あるいは一生そこに移り住む訳ですから、実際に何度か足を運んだり、地元の人と話をしたりするなど入念な事前調査を行うようにしなければなりません。

孤独感に耐えられない

会社を辞めると面倒な人間関係から解放される一方で、ともに働いていた仲間や何気なく話していた職場の連中との関わりも無くなります。

最初の数ヶ月はそうでもなかった人でも、1年、2年と経ってくると孤独に耐えられなくなり、再就職したり、中には鬱病になったりする人が意外と少なくありません。

孤独感を解消する対策を

リタイアして孤独になることはリタイアする前に容易に想像できることです。

孤独に弱い人は、アーリーリタイア後、コミュニティやサークル活動、ボランティア活動などに参加するなどの対策を予め計画を立てておくことをおすすめします。

特に独身の方は要注意です。

極度の心配性

思い切って会社を辞めたものの、実際にアーリーリタイアをしてこの先やっていけるか急に心配になる人がいるようです。

今までは当たり前のように貰っていた収入がリタイアした途端パタリと途絶え、先行き大丈夫だろうかと急に不安になるケースです。

確かに私自身も2年間も悩み入念にシミュレーションしてリタイアしたのにもかかわらず、仕事を辞めてからの数ヶ月間は本当に大丈夫だろうかと少し不安になったりもしました。

何せ、「やっぱリタイアするの辞~めた」と後戻りすることはできませんから。

収入が無いこともそうですが、年金はちゃんと貰えるだろうか、インフレが加速してハイパーインフレになったりしないだろうか、そんなことばかり心配して半分ノイローゼになり、やはり働いていた方が安心と、再び働きに出る人もいます。

リタイア後の生活をイメージする

極度の心配性の人は余程の資金がない限りアーリーリタイアには向かないかもしれません。

極度の心配性が原因でリタイアに失敗しないためにもリタイア後の生活に想像力を働かせて何度もシミュレーションをし、心を慣らしておくことが重要です。

世間体を過剰に気にしすぎる

アーリーリタイアするという文化はご存じのとおり日本ではまだ定着していませんし、認知度も高くありません。

若い人が平日の昼間からブラブラしていると、ニート?リストラ?などどちらかというとネガティブな目で見られがちな国です。

まさか貯金通帳を首にぶら下げて歩く訳にもいきません。

たかだか数年ほど早く定年退職しただけのようなものなのにこのような生き方に否定的な人もいますし、社会的にも歓迎される生き方ではないという見方もあります。

実際、働いていないと社会での信用度も低下しますし、銀行や証券会社などでは職業欄に無職・収入ゼロと記入する機会も増えるなど人の目が気になるシーンもでてきます。

私自身、最初は少しだけ抵抗がありました。

世間体は気にしない気概が必要。場合によってはもっともらしい肩書を

リタイア後は、そういった局面に遭遇する場合もあり、そういった時に周囲の目を過剰に気にし、これまた鬱病を患ったり、再就職をしたりする人がいるようですが、生き方の選択は自由なのですから気にしない気概が必要だと思います。

そういう人はリタイアしても、もっともらしい肩書をつけ、場合によっては社会活動するといったことも視野に入れた方がいいかもしれません。

私は、肩書という点は下記のような要領で通してます。

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やることが無くて時間を持て余す

やることがなく、時間を持て余して苦痛という人もいるようです。

せっかく自由を手に入れるためにリタイアしたのに暇だから苦痛というのでは本末転倒です。

今まで働いていた時間、今後何をしていくかはやはり事前に考えておかなければなりません。

趣味を持つ

そういう時に有効なのが言うまでもなく趣味を持つことです。

リタイア後に趣味を持つことは、規則正しく快適な生活を送るために必須です。

趣味あってのアーリーリタイア生活です。

幸い、趣味は思い立った時から探して始めることができます。

但し、リタイア後の趣味は、働いていた頃とは違う視点で探す必要があります。

アーリーリタイア後の趣味の選び方については、下記のページに私の見解を記していますので参考にしてみて下さい。

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家族との関係で失敗する

妻帯者で気を付けなければならないのが家族との関係で失敗するケースです。

定年退職後に妻の方から離婚届を押し付けられる熟年離婚が急増していますが、アーリーリタイアはまさにこの定年退職と同じです。

また、特に仕事を辞めると家族との距離が近くなり家族とのコミュニケーションが中心の生活になりますのでリタイア後の家族との生活が失敗の方向に向かわないよう配偶者をはじめ家族とうまくやっていく工夫も必要になります。

事前に家族との話し合いの場を持つ

アーリーリタイア後に妻との関係が悪化したということが原因で離婚に発展したというケースもあります。定年退職後の熟年離婚と同じようなものです。

言うまでもなくアーリーリタイアする前は、アーリーリタイアに家族が納得してくれるかどうかも含めて家族と十分に話し合うことが必要だと思います。

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アーリーリタイアをして後悔しないための心構え

同じことが起こっても後悔する人と後悔しない人がいることからもわかるように、後悔しないために重要なことがあります。それは、

  1. 後悔は心が作り出す無駄な感情であることを知ることと
  2. 後悔しないためにできる限りのことはやっておくことです。

後悔は心が作り出す無駄な感情であることを知る

後悔は心が作り出すネガティブな感情

先日、17年前まで勤めていた会社(A社)を一緒に辞めた知人と食事をしました。

彼は、私より一つ年上。彼も私も会社の経営状態悪化に伴うリストラの一環「早期退職優遇制度」を利用して会社を辞めました。

彼はいくつかの会社を転々とした後、今は薬品卸会社で総務課長として働いています。

年収も地方の中年男の転職にしては400万円ほどと悪くありません。

私から見れば比較的成功した例だと思うのですが、本人にしてみればそうではありません。

それもそのはず、辞めた会社(A社)はすぐに経営者が代わって文字通りV字回復。

給料もボーナスも上昇し、A会社に残っていたとしたら、年収は今のおよそ1.5倍ほどですし、労働条件も改善され、労働時間や休日日数も増えました。

一方で、現在は一回り年下の上司と子供のような部下に挟まれて苦労しているようで、働くこと自体はそんなに苦痛ではなかったA会社を辞めたことをずっと後悔しています。

A会社の将来性を悲観して辞めた口ですので、辞めたとたんこのようにV字回復されては後悔するのも無理はないかもしれません。

後悔する典型的な例だと思います。

過去と比較して後悔

しかし、上記のケースで仮に元の会社が倒産していたら、きっと彼は、後悔するどころか、今の境遇を幸運だと喜んでいると思います。

今の状況は何も変わらないのにです。

このように、後悔というものは、今置かれている環境は変わらないのに自分の心の中で勝手に作る実にバカバカしい感情であることがわかります。

さっきまで楽しかったのに人と比べて落ち込むという感情にも似てますよね。

人間ですから失敗することはあるかもしれませんが、自分で決めて行動を起こす訳ですから何があっても後悔しないと覚悟を決めることが重要だと思います

そして、その方がその後もうまくいくと思います。

勿論、繰り返さないために反省や学習が必要なことは言うまでもありません。

後悔しないためにできることはやっておく

後悔しないためにできることはやっておく

そして、後悔しないと決断するためには、相応の計画を立てたり準備をすることが必要です。

人事を尽くして天命を待つ心境にならなければなりません。

アーリーリタイアについても同じです。

失敗したら取り返しがつかなくなるかもしれない人生における大きな賭けです。

だからこそ、前もって失敗するケースなどを調べて、それにどう対応していけば良いか考えておくことは、後悔しないためにも大事なことだと思います。

まとめ

アーリーリタイアをして後悔したことや失敗したと思ったことはないか、また、後悔しないためにはどういったことに注意してアーリーリタイアすべきか、記してきました。

アーリーリタイアをして後悔・失敗するケースというのはある程度決まっていますので、そういったケースを理解した上で対策を打つなりしてリタイアすることで、後悔・失敗するリスクを減らすことができます。

また、どれだけ準備をしても失敗することはあります。

その時に、後悔の念に駆られてばかりいるのではなく、後悔というものは、無駄な感情であることを知り、とっとと諦めて前に進むことも大事だと思います。

そう思うことを日常から心がけることで、これからも後悔して悩む無駄な時間を少し節約できるようになると思います。

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