アーリーリタイアして後悔していること

アーリーリタイアして後悔していること

今日は、ときどきメールを頂いている方から「アーリーリタイアして後悔している点とかありますか?」といった内容の質問を受けましたのでそのことについて書いてみたいと思います。

最近、急激な視力の低下を感じているので、今日は外の景色を見ながらブログを書いてみようかとリビングのノートパソコンを使ってこの記事書いています。

高さ2.3m、横6mの窓があるリビングは解放感があり、このマンションを購入するに至った大きな理由の一つです。

さて、先日、17年前まで勤めていた会社(A社)を一緒に辞めた人間と久しぶりに食事をしました。

彼は、私より一つ年上。彼も私も会社の経営状態悪化に伴うリストラの一環「早期退職制度」を利用して会社を辞めました。

それから私は脱サラの道に進み、彼はいくつかの会社を転々とした挙句、今は薬品卸会社で総務課長として働いています。

地方での中年男の転職としては、結果的に悪くはないと思うのですが、本人にしてみれば一回りほど年下の上司と子供のような部下に挟まれて苦労しているようで、働くこと自体はそんなに不快ではなかったA会社を辞めたことをずっと後悔しているようです。

それもそのはず、辞めた会社はすぐに経営者が代わって文字通りV字回復。

労働時間や休日日数が改善された上、給料もボーナスも大幅に上昇しています。

私のようにサラリーマンが嫌で辞めたのとは違い、会社の将来性を悲観して辞めた口ですので、辞めたとたんV字回復されては後悔するのも無理ありません。

彼の今の年収は、400万円程度。地方の転職組としては悪い方ではなくむしろ成功している方だと思うのですが、A会社に残っていたとしたら、年収はおよそ1.5倍ほど。労働時間や休日日数も今となってはA社が良さそうです。

私の妻が今でもそのA会社の子会社でパートとして働いていますが、昨年の冬には、同じ部屋にいるトップの成績をあげた営業社員(課長)のボーナスは200万円を超えていたと言ってました。

一方、私の方はというと、会社を辞めたのは会社の業績や給料が問題だった訳ではないので勤めていた会社のその後は殆ど気になりません。

会社を辞めたのは会社員(会社に振り回される生き方・依存する生き方)が嫌だったからであって、その会社自体が嫌だったからではないからです。

そして本題の仕事そのものを辞めてしまったアーリーリタイア後に後悔していることはないかということですが・・・。

アーリーリタイアして後悔していること

脱サラして10年ほど経った頃、2年ほどの熟慮期間を経てアーリーリタイアに踏み切りました。ちょうど50歳の時でした。

早いものであれからそろそろ5年が経とうとしています。

メールで質問を頂いたこともあり、改めてアーリーリタイアして後悔している点はないかと考えますが、幸いにも今のところ全くといっていいほどありません。

アーリーリタイアして後悔するパターン

恐らくリタイアして後悔するパターンとしては、
予想通りの資産運用が出来なかったり
予想以上に出費がかさんだり
夫婦の距離感の変化で夫婦仲が悪くなったり
毎日が死ぬほど退屈だったり
社会との繋がりが希薄になって孤独になったり
社会的な信用がなくなる
といったことがあると思いますが、私の場合、今のところ全ての面において予想通り、いや予想以上に順調に事が運んでいます。

逆に仕事に振り回される時間を早々に切り上げて良かったと再確認しています。

そして、私の場合、その性格上、仮に、上記の後悔するパターンに見舞われたとしてもやはり後悔はしていないと思います。

それは、これまでずっとそうしてきたように、大きな選択・行動をするときは、「どうなっても後悔しない」と覚悟して行動するためです。この覚悟する習慣は後悔しないためのテクニックとしてかなり有効だと思います。

従って、仮に私が上記の彼の立場だったとしても後悔はしていないと思いますし、実際、大きな行動を起こして失敗したことも何度かありましたが、後悔することはありませんでした。

ただ、勘違いしてほしくないのは、後悔こそしませんが、人並みに、あるいはそれ以上に悩んだり、苦しんだり、落ち込んだりはするのです。

あの時こうすれば良かった、ああすれば良かったと後悔する感情は皆無に近いのですが、失敗したなあという気持ちやその後どうしようかと不安がる感情は人並み以上にあるかもしれません。

そもそも私の場合、将来のことを考えたり不安がったりする時間は人よりも多いように思います。そんなに考えても将来のことはわからないよ、とか、そんなに心配することないよ、と指摘されることもあり、全くその通りだと思うのですが、裏を返せば、そういう過程を経て物事を決定するだけに後悔する感情も少ないという論理なのかもしれません。

結局、性格なんでしょう。

これからも、色々なことに後悔することがないようアーリーリタイアを決断した時と同様、物事を慎重に考えながら決断していきたいと思います。


セミリタイア生活