アーリーリタイアするにはいくら貯蓄(資産)が必要か

公開日: : セミリタイア生活

ときどき、
「50歳で〇〇〇万円あればリタイアできるか」
「老後は貯蓄が〇〇〇万円必要」
「早期リタイアするにはいくらの貯蓄が必要か」
といった記事を雑誌やネット上で見かけます。

私もリタイアするかどうか悩んでいた頃は気になるキャッチフレーズでした。

でも、結局はアーリーリタイアする時に必要な貯金は人それぞれです。

年齢は?
持家?賃貸?
住んでいる地域は?
ご家族は?
借金(負債・ローン)は?
たばこは吸う?
お酒は?
車は?
趣味は?
・・・

こういったことは個人差があり、人それぞれの環境や事情で大きく変わってきますので、人に問うものではなく、自分で割り出すものです。

50代でリタイアを考える場合は、年金を貰えるまでの生活が、経済面も含めてある程度見通せるかもしれませんが、30代でリタイアを考えるとなると大きなリスクをとる必要が出てきます。

また、田舎で安い家を借りて自給自足なみの生活することができる人であれば月に10万円も必要ないかもしれませんが、残り20年続く家のローンだけでも月額10万円以上必要な人もいるかもしれません。人それぞれです。

とはいえ、人それぞれです、と言ってしまえばそんなことわかりきっているで終わってしまいますので、私がリタイアする時に考えた必要な貯蓄・資産の算式を簡単に紹介したいと思います。

アーリーリタイアに必要な貯蓄・資産

ちなみに、50歳、既婚、持家、借金なし、酒とたばこなし、無趣味、地方在住の私の場合は、ザックリ以下のような算式で必要額を出しています。

生涯の支出額を割り出す

毎月生活するのに最低限必要な金額を割り出して、かける(×)ことの(とりあえず平均寿命までの期間)でおよその必要金額が割り出します。

例えば年間360万円で残り30年(寿命80歳)だとすれば、1億800万円です。

年間360万円はあくまでも平均値で、例えば65歳までは400万円、それ以降は300万円といった金額になります。

その後、家のリフォーム代や車の購入、電化製品の買い替えなどの定期的にくる出費を上記で算出した金額に足し合わせます。

風呂、トイレ、壁紙、床(畳やフローリング)を1回から2回交換、車は5年毎に5回買い替え、テレビ、冷蔵庫、エアコン、食洗機等は10年毎に買い替え等々、これらを合わせた額を例えば2000万円と見積もれば、上記生活費との合計で1億2800万円となります。

大まかに必要な金額を算出したらインフレを加味して(例えば年数×1%のインフレと予想して)、およそ1000万円ほどをプラスします。

※実際、生活費の全てがインフレのあおりを受けるのではありません。

そして順番が正しければ、私が死亡した後、妻は20年ほど生き続けることが予想されます。妻だけの年金収入では生活できませんので、不足分を充当する金額を残してやる必要もあります。

生涯の収入額を割り出す

次に今後見込まれる収入を割り出します。

将来はどうするか分かりませんが、資産運用は、リスクが大きいので私の場合はやっていません。リスクが限りなく少なくほぼ確実に収入となることが予想される分を収入として計算しています。

我が家の収入は、私のアフィリエイト収入と妻のパート収入、それと年金です。

ちなみに我が家では、年金(国民年金・厚生年金)を貰える年齢は一応70歳からということで試算しています。

貰える年金額は「国民年金基金」の金額分と「ねんきん定期便」で送られてくる「国民年金・厚生年金」の金額で試算してますが、国民年金・厚生年金は間違いなく減ると予測していますので試算表には本来70歳からだと42%増しで受給できるところを逆に10%ほど少な目に入力しています。

尚、うちにはありませんが、人によっては親から相続する遺産や不労所得などを計算式に入れることができるかもしれません。

必要な貯蓄額を割り出す

最後に、生涯の支出額から生涯の収入額を差し引いてやることでおよその必要な貯蓄額が割り出せます。

極端なインフレなどを含む不測の事故がない限り、何とかやっていけるのではないかと目途が立ったので50歳でリタイアに踏み切りました。

インフレや年金問題、健康問題、寿命など不確定要素や不安要素もありますが、今できる可能な対策を打ちつつ、その時はその時、臨機応変に対応するしかないと考えています。

これらは、リタイアする、しないにかかわらない問題ですから。

緊急時への対応

とはいえ、人生はどうなるか分からないもの。私は、どちらかというと心配性でネガティブな方なので、緊急時に備えたシミュレーションもしています。

実際はエクセルで1年毎に必要な金額を打ち込んだこの先30年間の計画を立て、毎月の実績と照らし合わせながら生活しています。

ぎちぎちにならない程度に無駄を省くように家計もリストラしていますし、私のお小遣い稼ぎの収入が予定より多かった月はすこし贅沢もして楽しんでいますが、一方で緊急時への対応として、
・車を持たない生活
・自宅を売却して安い賃貸に住む
という生活もシミュレーションしています。

この二つは想像以上に経済的負担を軽くしてくれます。

まとめ

アーリーリタイアに必要な貯蓄は、人それぞれです。人と比較するのではなく、また、今の生活をベースに考えるのではなく、持家を売却して海外への移住や田舎暮らしをするなど自由な発想で考えるのも楽しいものです。

銀行金利の高い国に移住して殆ど利息だけで生活し、お金を減らさずに10年後に日本に戻ってくるというタイムマシーンのような生活スタイルもあるようです。

そんなことを具体的に考え出すと見えなかった選択肢が見えてきて意外と思っているよりも少ないお金でリタイアすることができるかもしれません。

勿論、少し働きながらのセミリタイアという選択もあります。

人生は一度きりですから有意義な人生にしたいものです。

一度、残りの人生でいくら位必要なのか試算してみては如何でしょうか。

セミリタイア生活

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