アーリーリタイア後の年金対策を紹介

アーリーリタイア後の年金対策を紹介

早いもので2013年の中頃にアーリーリタイアして3年半ほど経ちました。

アーリーリタイア後の生活も今のところほぼ計画通りに推移しており、今年もどうにか無事に終わりそうでホッとしています。

ただ、アーリーリタイヤする当初描いていた、のんびりスローライフな生活ができているかといえばやや疑問です。

十分ではないにしてもある程度の貯蓄があるのでもう少し平穏な生活ができるのではないかと思っていましたが、なかなかそうもしてられないというのが実情です。

その要因の一つが、年金に対する不安です。

どうにか生活できるであろうギリギリの貯蓄額でリタイアしましたので、年金制度の変わり様や極端なインフレによっては老後の生活が成り立たなくなる可能性が出てきます。

老後、人並みに生活していけるかどうかは、リタイア前から気にしていることで、自分なりに対策を講じてきたつもりですが、やはり心配は拭えません。

ここでは、アーリーリタイアしている私の年金対策を紹介したいと思います。

アーリーリタイア後の年金対策

脱サラ後は国民年金基金に加入

私は、38歳までは会社員だったのでそれまでは厚生年金に加入していました。

38歳で脱サラをしてからしばらくは国民年金だけを支払ってきましたが、それでは貰える年金額が少ないということで、40歳頃に国民年金基金に加入しました。

国民年金基金は自営業者など第1号被保険者の老後の所得保障の役割を担う公的年金制度です。

当時は、収入も多く、掛金全額が所得控除(経費扱い)になるとあって、ほぼ満額の月額6万5000円(年額78万円)ほどを支払う契約をしました。

国民年金と合わせると年間約100万円の支払いになります。

アーリーリアイア後も国民年金基金への加入を継続

そして、アーリーリタイアした50歳以降も貯蓄を切り崩しながらこの金額を支払っており、この金額は最後(60歳)まで支払う予定にしています。

40歳過ぎから60歳まで国民年金基金に毎年80万円弱を支払いますが、これによって受け取れる年金受給額は平均で年間およそ100万円ほどです。

平均でというのは、国民年金基金は、受給開始時期や受給期間(期間限定分と終身分)を自分で選んで組み合わせて掛けることができるため、年代ごとに受給する額が異なるためです。

例えば私の場合は、

  1. 60歳から年間60万円受給
  2. 65歳から年間130万円受給
  3. 75歳から死ぬまで年間80万円受給

といったように年代で受給する金額を変えています。

これに、会社員時代の厚生年金分と、脱サラ後の国民年金も合わせると65歳から年間240万円ほど、75歳頃になると少し減って年間190万円ほど貰えるようになる予定です。

75歳から受給額を減らしたのは、その頃になると妻の年金も支給が開始され、それなりの年金額になると考えてのことです。

関連記事

年金問題は皆んなの関心事ですが、特に早い段階で完全リタイアした人やセミリタイア生活に入った人にとっては非常に気になる問題の一つです。 これらの人は、現役サラリーマンのように年金制度の動向によって再雇用や雇用の延長といった臨機応変な対応[…]

セミリタイアしたら年金はいくらになるか?できる年金対策「国民年金基金」を紹介します

そして、国民年金基金の支払いは、少し割安になる1年前納を選択しています。

関連記事

セミリタイアしたら年金はいくらになるか?できる年金対策は?にも書いた通り、年金対策として国民年金とは別に国民年金基金に加入しています。 本日6月1日、その国民年金基金の前納分78万円弱が銀行口座から引き落とされました。 下はその引き[…]

国民年金基金は前納がお得

長生きリスクに備えて貯蓄が続く限り年金受給開始時期は繰り下げる

また、アーリーリタイヤ時に作成した計画表では、長生きリスクに備えて、厚生年金分(国民年金含む)の支給開始年齢を70歳としてシミュレーションしています。

現行の制度では、受給開始年齢を70歳に繰り下げれば厚生年金部分は42%増しになりますので、長生きすればするほどお得になります。

何歳まで生きるか分かりませんので、貯蓄が続く限り受給開始時期は繰り下げるというのが現時点での我が家の基本方針です。

ただ、年金も所得税や社会保険料(国民健康保険料、介護保険料)が差し引かれるため、最終的に繰り下げするかしないかは、その頃に決めようと思います。

よく、何歳まで生きたら繰り下げ受給がお得か?といった記事などを目にしますが、あれはあくまでも支給額ですから。手取りで計算しなおせば少し変わってくると思います。

※尚、国民年金基金には現在のところ繰り下げの制度はありません。

私が死亡した後の妻の生活も考慮

例えば、万が一、80歳で貯蓄が枯渇しても、妻と合わせて年間290万円近くの年金があれば、どうにかやっていけそうだと考えたいのですが、残念ながら私が先に死んでしまうと妻は月に10万円に満たない年金でやっていかなければならなくなり、生活は破綻します。

関連記事

夫である私が死亡した場合、妻はいくら年金を貰えるのか。心配事の一つです。 妻は私より10歳近く年下ですので平均寿命を考えると私が死んでから15年、いたって健康なので20年以上生きていかなければならない可能性もあります。 長生きしても[…]

夫である私が死亡した後の妻の年金額が心配

年金では限界があるため年金で不足する分は貯蓄しておく必要がある

従って、私が死亡した後でも妻が生活ができるように貯蓄を残さなければなりません

このため、自分だけの年金受給額だけでなく、お互いの年金受給額や平均余命などを考慮して、私が死亡した時の貯蓄額(妻に残せる額)というのを私の年金対策のゴールとしています。

まとめ

以上、アーリーリタイアしている私の年金対策について紹介してきました。

アーリーリタイア後は、会社員なら貰える老齢厚生年金部分を国民年金基金でカバーし、長生きリスクに備えて、貯蓄が続く限り受給開始時期は繰り下げる方針です。

年金問題については、本当に予定通りに年金が受給できるか、夫婦お互いがいつまで生きるか、など不確定要素や不安要素がありますが、心配するときりがありませんので、こんな感じでどうにかなればいいなと考えています。

⇒ セミリタイア生活

関連記事

今回は、アーリーリタイアをするために必要な生活資金の計算方法、について自分の経験や考え方を踏まえて計算方法を書いてみたいと思います。 ときどき、 「○○歳でアーリーリタイアするには資金はどれだけ必要か」 「老後の貯蓄は3,000万円必[…]

アーリーリタイアを実現するために必要な資金の計算方法