こんにちは有栗です。
先日、妻と離婚し、仕事を辞めて、ここ長崎に独りで帰ってきた知人と食事をしました。
その男性のことは以前、ブログでも書きましたので時間のある方は参考にして下さい。
年内は、失業手当を貰いながらゆっくりしたいと言っていた彼ですが、もう働いていると。
理由を聞くと、予想外の住民税と国民健康保険税の請求が来たためだと言います。
慌てて働きださなければならないほど金銭的に切羽詰まっていたのかと改めて驚いた次第です。
襲い掛かる納税の恐怖
確かにサラリーマンをしていると税金のことはあまり考えません。
会社がちゃんとやってくれた後の給与を受け取っていれば済むためです。
特に何もなければ確定申告もせずに済みます。
ですので、会社を辞めたり、アーリーリタイアをしたりした翌年に予想外の納税額の請求がきて驚くという話はよくある話です。
私の場合、自営業を10年ほど経験した後のアーリーリタイアだったので翌年の納税額にビビることはありませんでしたが、自営業時代はよく納税額にビビったものです。
30代に脱サラして初めて自分で確定申告して納税したときは、何も対策を打たず白色申告で納税しましたのでそれこそ予想以上にごっそり持っていかれました。
これではいかんと、節税対策を兼ねて法人成りし、給与所得控除が使えるようにしました。
恵まれた収入だったので、さほど節税にこだわっていた訳ではありませんが、それにしても自営業を身をもって体験して色んな税金がごっそり持っていかれることを痛感しました。
その時その時支払っていればまだいいんですけど、後から追いかけてきますからね。
翌年の6月頃に送付されてくる住民税や国民健康保険税の請求書を見てよくチビってました。
納税額を抑えようと給料を抑えると会社の利益として法人税等を支払わなければなりません。
法人税を支払った後の内部留保も特に使い道がないので、結局、役員報酬や給料にまわそうとするとまた所得税や住民税がかかります。
会社の売上が1,000万円を超えると2年後から消費税も発生します。
インターネットで仕事をしていると経費も限られますので税金はよく支払ったものです。
プレミアム付商品券購入引換券交付申請書が送られてくる
そんな私もリタイアしてからは、納税額にビビることもなくなりました。
昨年は、趣味のアフィリエイトで、200万円を超える収入がありましたが、青色申告特別控除や社会保険料控除などの控除額合計が収入より多かったため、課税所得がゼロとなり、住民税の支払いはありませんでした。
それどころか、先日、市から「プレミアム付商品券購入引換券交付申請書」なるものが送付されてきました。
プレミアム付商品券とは、今年10月からの消費税・地方消費税率の引き上げに伴い、
- 所得の低い方と
- 子育て世帯
の消費に対する負担を緩和するために販売される商品券です。
テレビなどでもやってますので皆さんご存じですよね。
購入できる具体的な対象者は、
- 平成31年度の市民税が課税されていない方と
- 3歳未満子供のいる世帯です。
言うまでもなく「所得が低い人」「市民税が課税されていない方」として送られてきた訳です。
令和元年11月30日までに申請書を提出してプレミアム付商品券を購入することになります。
所得の低い人とレッテルを貼られた訳ですが、そんなことはお構いなし、素直に嬉しいです。
何せ住民税を支払わなくていいだけでなくお得な商品券も貰える訳ですから。
この記事を読んでいる人の中には、私と同じように年金が貰えるようになる前にアーリーリタイアしている人もいるでしょうからプレミアム付商品券を貰える人もいるのではないでしょうか。
自営業時代は襲ってくる税金の支払いに頭を痛めていましたが、アーリーリタイア後は納税の恐怖から逃れられその点ホッとしています。
ましてやプレミアムな商品券も貰える訳ですからアーリーリタイアに感謝です!
50歳でアーリーリタイアした後は、趣味と実益を兼ねてアフィリエイトをしながらセミリタイア生活を送っています。 そして最近は、アフィリエイト用に作ったホームページが検索結果でも少しづつ上位に表示されるようになってきました。 それに伴い[…]