1時間座ると寿命が22分縮むって本当?

1時間座ると寿命が22分縮むって本当?

座る時間が長い人はそうでない人より寿命が大幅に短くなるというデータがあるようです。

昨年、テレビでもやってましたし、ネットでも見かけました。

何でも長く座り続けると体の代謝機能や血液の流れに悪影響を及ぼし、深刻な病につながるリスクを高めるということのようです。

ざっとネットで検索しただけでも、

  • 1時間座ると寿命が22分縮む、2時間縮む
  • 2時間以上座っていると善玉コレステロールが20%減少する
  • 座る時間が長いと心血管系の疾患や糖尿病などのリスクが高まる
  • 座りっぱなしの影響は運動のメリットを上回る
  • 1日5時間以上座っている人はそうでない人より2倍心筋梗塞になりやすい
  • 座っていると筋肉内部の電気活動が低下し、代謝が劇的に悪くなる

などなど、座る時間が長いことがいかに健康に悪いか書かれています。

そのようなことからで最近は立ったまま作業ができるデスクも登場しており、会社によっては既に採用しているところもあるようです。

立ってデスクワーク

しかし、少し調べてみるとどうやら座っていること自体に問題があるということではなく、同じ姿勢で動かないことが健康にとって良くないということのようで、上記のような不調を起こす主な原因は「耳石があまり動かないこと」にあることがわかってきたと言われています。

耳石とは、耳の中の内耳にあり、炭酸カルシウムの結晶からなる組織で、重力を感知する装置のようなものだそうです。

つまり、立っていても座っている時と同じように動かなければ大して意味がないということです。そしてこの耳石を動かすには「立ち上がる」という動作を起こすことだと言われています。

研究によれば、1日に30回ほど立ちあがるという動作を繰り返せばいいらしく、起きている間の30分に1回立ち上がる動作を繰り返すと、中性脂肪やコレステロール値の改善(善玉アップ、悪玉減少)が見られたとのことでした。

しかし、誰だって1日に30回ほどは立ち上がる動作はしている訳なので、要は長い時間耳石を動かさないでいる状態を減らすことがポイントのようです。

従って、30回スクワットをすればいいという話ではありません。

このような記事があちこちで見られるようになってきたからということもありますが、加齢とともに健康状態の悪化を感じるようになり、今年からは座っているときは1時間に1回は必ず立ってストレッチをすることにしました。

スマホから1時間ごとになるチーンという音が合図です。

スマホのカレンダーで、毎日、朝起きてから18時まで、1時間に1回、チーンという合図がなるように設定しており、こういったブログ書きなどの作業に没頭している時でもソファに座ってテレビを観ている時でもチーンとなればすぐに立って5分ほどストレッチをするようにしています。

作業に集中している時は煩わしく感じる時もありますがチーンとなれば強制的に立つようにしています。但し、土日祝は外出が多く立ったり座ったりする回数も多いたスマホはめ無視。車の運転中はさすがに立てませんし。

これをルーチン化してから2週間ほど経ちますが、明らかに体が軽くなり肩こりも軽減しました。明らかに体には良さそうです。

立ち上がることがいいと知ってからはときどきスクワットもするようになりました。

来週からは、1時間に1回立ち上がってストレッチするのとは別に30分に1回、ただ立ち上がるという動作も加えて習慣化してみようと思います。

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