妻の年収が100万円UP?

こんにちは、有栗です。

我が家では、私は50歳で早々にリタイアしましたが、妻はずっとパートで働いています。

質素(というほど質素ではありませんが)な生活をするのであれば、経済的には働かなくても大丈夫だとは伝えていますが、妻は家に籠ることが苦手だし、少しでも稼いで自分の車も持ちたいし、外食や旅行もしたいし、スイーツも食べたいし、ということで今のところ働くことを選択しています。

また、私としても妻が95歳になるまでのシミュレーションはしていますが、妻は健康で100歳以上まで生きる可能性もあるので、やはり少しでも稼いで自分の年金受給額を増やしてくれるのは助かりますし、安心します。うちは遺族年金がありませんし。

そんな訳で妻はパートで働いていますが、先日、会社の社長から悩ましい話をされたそうです。

そのやりとりはざっと以下の通り。

「有栗さんの旦那さんはいくつなの?」と聞かれたので「61歳です」と答えたところ、

「自営業してるんだったよね?」と聞かれたので、正直な妻は「もう仕事はしてません」と答え、お金を持っていると思われるのを嫌う妻は、「アーリーリタイアしました」とは言えず、さらに、「ネット環境の変化でもう稼げなくなったようです」とつけ加えて答えたとか。

すると、「有栗さんは今、パートでいくらくらい貰っているの?」と聞かれたので「手取りで9万円くらいです」と。

「それで生活は大丈夫なの?」と聞かれたので「貯金を取り崩して生活しています」と。

すると、社長から「それじゃあダメだよ。有栗さん、契約社員になりなさい。勤務日数も勤務時間もそんなに変わらずに給料を上げることができると思うから」と。そして、お~い田中(人事部長)、有栗さんが今の勤務時間で契約社員になれるか調べて」と。

そして、「旦那さんにも契約社員になることを相談してみて。但し、会社(社長)が有栗家の経済状況を心配をしている、って言ったらダメだよ。そこは絶対に」と念押しされたそう。

こういった話があったと、先日、妻から話がありました。

「いい社長じゃん。休みも労働時間も変わらず給料が増えるのであれば契約社員になったほうがいいよね」と答えておきました。

しかし、次の日、また、状況が変わりました。

人事部長によれば、今の労働日数・労働時間で契約社員になるには会社の規定を変えなければならないこと、また、仮にそれがクリアできても給料はさほど上がらないということのよう。

やはり勤務時間が少ないようです。

といってもボーナスが少し貰えますので年収で30万円くらいは上がるのでは、と思います。

それでも社長は、「ということだから、労働時間は少し増えるけど社員はどうね。主任にすれば手当も付けられるので額面で20万円は出せると思うよ」と。

パートでは貰えなかったボーナスも貰えるので年収にすると手取りで100万円以上増えます。

でも「他の人は、パートからだったら⇒契約社員⇒社員(一般)⇒社員(主任)という段階を踏むし、試験もあるのに私だけそんなことされたら他の人から顰蹙を買います」と言ったそう。

すると社長は「有栗さんが主任になって文句を言う人は一人もいないよ。実際、それ以上の仕事をしてるってみんな知っているんだから。有栗さんは必要な人材だから転職とかされたら困るんだよ」と。・・こういうことを言われると妻はすごく喜びます。

もう20年以上働いていていますからね。仕事内容もパートの範囲を超えて、会社では以前から問題になっているようです。

これまでも歴代の社長から社員にならないかと何度も勧められており、その都度、休日が減ることや労働時間が長くなること、また、食事の用意とかが遅くなったりして私に迷惑をかけるんじゃないかなどと考えて頑なに断っていましたが、去年からは社員の休日日数や残業などが大幅に改善され、パートとの差が相当縮まっています。

それに、私は、夕食は遅れても構わないし、時短でスーパーの惣菜でも構わないし、ときどき外食してもいいと思っています。

であれば、勤務時間は少し長くなるけどそれで100万円以上増えるのであれば・・・。

増えた分の殆どは妻が自由に使っていいということにしましたので、妻としては、「自由なお金が増える」のと「労働時間が増える」のを天秤にかけて悩んでいます。

私としては、「自分はどっちでもいい。もし社員になってきつかったらパートに戻るか、それがダメだったら辞めたらいいじゃない」と言っておきました。

ということで、ひょんなことから、「労働時間を増やして正社員」、「労働時間は現状維持で契約社員(可能であれば)」という二つの選択肢ができました。

勿論、現状維持(パート)を希望しても構いません。

今年中に希望を出して来年から上のいずれかで働く予定です。

それにしても有難い話ですね。

私としては、インフレや彼女の年金のことを考えるとそう言ってもらえるうちに働いてもらいたいと言う気持ちもあるのですが、彼女の負担のことを考えると、正直、どちらでもいいです。

⇒ セミリタイア生活

関連記事

久し振りの投稿です。 今日は、急遽昨日決まった景気のいい話を書いて今年最後のブログにしたいと思います。 パートから正社員にならないかと社長から打診が パートタイマーとして働いている妻は、社長か[…]

辞令:主任を命ずる
関連記事

こんにちは、有栗です。 今回は妻の転職活動のお話です。 40代後半の妻は、もうかれこれ20年近く同じ会社でパートタイマーとして働いています。 長い間同じ会社で働けば色々とあるようで、少[…]

妻が転職活動をして内定をもらうも直前に辞退した話
関連記事

こんにちは有栗です。今年も宜しくお願い致します<(_ _)> さて、今日2023年の1月6日は、天赦日かつ一粒万倍日で最強の開運日とか。 何かを始めるのにいい日とされていますが運[…]

ツイている話!
関連記事

こんにちは有栗です。 また新型コロナウイルスの感染者数が増えてきましたね。 今日は、東京都だけで300名超えるようで。 ここのところ感染者数の発表だけで、知っている人が重症化した、亡く[…]

40年間働いて年金は月額9万円!年金を増やすにはどういう方法があるのか?