辞令:主任を命ずる

辞令:主任を命ずる

久し振りの投稿です。

今日は、急遽昨日決まった景気のいい話を書いて今年最後のブログにしたいと思います。

パートから正社員にならないかと社長から打診が

パートタイマーとして働いている妻は、社長から正社員にならないかと打診されていました。

参考:妻の年収が100万円UP?

10月のはじめに社長と何気なくした会話で、

  • 旦那は働いていない
  • 自分の手取りは9万円ほど
  • 貯金を取り崩して生活している

と話したところ、経済的な心配してくれての打診です。

人に金持ちと思われるのが好きじゃない妻は「貯蓄をしてアーリーリタイアしました」といったことまで話さないだけで、嘘はついていません。

これが普通の人との会話だったら、大変ね~で終わりますが、相手が社長ですから運命を変える力があります。それで「それはヤバイでしょ」と正社員への転換を打診してくれた訳です。

正社員になることを決意

10月に打診され、主人と相談して年内(12月)に回答します、としていましたが、先日正社員になることを決め、その旨、社長に伝えました。

ワンマン経営っぽい会社ですが、一応ちゃんとした会社なので筆記試験と面接があります。

2~3日くらい何やら勉強していましたね。

そして、今週の月曜日と火曜日に、それぞれ筆記試験と面接が実施されました。

筆記試験は半分の時間で退出して満点だったということで喜んでいましたし、社長もその結果に喜んで、みんなに満点だと言いふらしていたといって、それも嬉しかったようです。

面接では、4人のお偉方から質問されている間、終始、社長がフォローしてくれたそうです。

例えば「社員になったら仕事にはどう取り組みますか?」っていう質問には、「そんなもの今のままでいいんだよ。もう社員以上の仕事をしているんだから」といった感じ。

お決まりの社長からの最後の質問の時は「私から誘ったんだから私は何も聞くことはないよ」ということで終了したとか。

労働条件通知書(辞令:主任を命ずる)

そして、昨日、労働条件通知書なるものを持って帰ってきました。

何やら喜んでいたので、見せてもらうと、当初は額面(総支給額)20万円くらい出せると言っていたのに蓋を開けてみると2万円プラスされていました。肩書は約束通り主任。

社長からは「高速代プラスしといたからちゃんと高速を使ってくるんだよ」と。

どういうことか分からなかったので聞いてみると、実は正社員への転換の打診を受けていた時に、「会社が遠くて通勤に時間がかかるのでもっと近い場所に転職しようかとも思っています」と言ったらしく、それに対して、有料道路を使って通勤して、ということのようです。

といっても片道16kmで車の通勤でせいぜい30~40分くらいなんです。でも渋滞に巻き込まれることもなくなるので高速を使うと言っています。

いや~何なんですかね、この待遇?もしかして二人はできてるんですかね?

そう思うくらい、気にかけてもらっているようです。

日頃のおこないがいいんでしょう。私も嬉しいです。

そんな訳で、このインフレの中、急遽我が家にも景気のいい話が舞い込んできました。

私がアーリーリタイアする時に作った計画もいい方向に修正できます。

妻は労働時間が1日2時間増えますが、賞与を合わせると年間で手取りで120万円以上増え、その分は自由に使っていいと言っていますので、テンションが上がっているようです。

今までちょっと我慢してたのか、と気になって聞いてみたのですが、自分で稼いだお金で欲しいものが買えることが嬉しいようです。そんなものなのですかね?

私も彼女の年金が増えるので安心度は増しますし、生活も少し潤うので嬉しいです。

年が明けて最初の出勤日は、辞令交付「辞令:主任を命ずる」があるらしいです。

とにかく、苦しむようだったら辞めるように言ってますが、しんどかったら辞めればいい、というのが頑張れる支えらしいです。

それでは今年はこの辺で!

⇒ セミリタイア生活

関連記事

こんにちは、有栗です。 50歳でアーリーリタイアして8年以上になり、もう少しで本来の定年退職の年齢60歳になります(但し、事業主は本人が希望すれば65歳まで継続雇用が義務づけられています)。 […]

人生もリタイア後の快適性も夫婦の相性で決まる?
関連記事

今日は人生のパートナーである妻のことについて少し書いてみようと思います。 妻は、私が亡くなった後でも自分の年金が少しでも貰えるようにと、また、今の生活が少しでも充実するようにと、私がリタイアした後[…]

脱サラする時もアーリーリタイアする時も後押しする我が家のヤバイ妻!
関連記事

夫である私が死亡した場合、妻はいくら年金を貰えるのか。心配事の一つです。 妻は私より10歳近く年下ですので平均寿命を考えると私が死んでから15年、いたって健康なので20年以上生きていかなければなら[…]

夫である私が死亡した後の妻の年金額が心配