アーリーリタイアとは?アーリーリタイアするための条件とは?

公開日: : セミリタイア生活

アーリーリタイアするための条件やリタイアするための資産

アーリーリタイアとは?

アーリーリタイアとは、はっきりした定義はないものの、簡単に言えば定年前に仕事を辞めて(早期退職し)、残りの人生を趣味などで楽しみながら気ままに過ごすこと。基本的に仕事などと縁を切って生活する生き方です。

日本では、これまでのところ平均寿命から割り出された60歳での定年退職が制度として一般化しているため、60歳未満で会社を辞めて仕事と縁を切ることをアーリーリタイアと言っています。

しかし、2012年の高齢者雇用安定法により、原則として働きたいと希望する人材は65歳まで雇用することが義務づけられましたので、近い将来、65歳が標準の定年退職年齢となれば、60歳を過ぎて仕事を辞めてもアーリーリタイアという時代がくると思われます。

このようにアーリーリタイアの定義は一般的に定年前に仕事を辞めることとされていますが、定年の年齢は時代ごとに、また会社ごとに、国ごとにも違ってきますので、本当の意味でのアーリーリタイアとはただ単に定年を迎える前に仕事を辞めるということではなく、仕事人生を早めに切り上げて残りの人生を趣味などで楽しむ生き方、つまり、仕事を幸せになるためのツールとして考える生き方だということが言えると思います。

どうして日本でアーリーリタイアが定着しないのか

例えばアメリカでは、定年という制度がありません。仕事を生き甲斐に70歳を過ぎても第一線で働く人もいれば、仕事を幸せになるためのツールとして若くしてリタイアすることを目標に昼夜を問わずに働き続け、富を築いて30代でも仕事を辞める人もいます。

そういう意味では個人の生き方を尊重した自由な国だと言えます。

これに対して、日本では定年制度が設けられているばかりに、それまで働くのがあたりまえという風潮があります。おまけに憲法では社会保障を受ける権利と引き換えに国民の三大義務として「勤労の義務」も定められています。

赤信号みんなで渡れば怖くない的な日本人では、アーリーリタイアという周りの流れに逆らった生き方をするのに不安や抵抗があるのかもしれません。

アーリーリタイアとセミリタイアとの違い

アーリーリタイアとは別にセミリタイアというものもあります。

セミリタイアとは、基本的に仕事などと縁を切って生活するものの、余裕のある時は何らかの収入を得ながら生活するスタイルをいうようです。少し働きながらリタイア生活を謳歌する点でアーリーリタイアとは区別されています。

このようなセミリタイアという生き方は、日本でももう少し生き方として目指す人や洗濯する人が多くてもいいと思います。

朝から晩まで会社で身を粉にして働き、たまの休みには付き合いで接待ゴルフ。家族との付き合い方も忘れ、定年まで必死に働いていざ定年となると家族との暮らし方や生き方までもよくわからなくなっている方がどれだけ多いことか。

これでは、生きるために仕事をしているのか、仕事をするために生きているのか、よくわかりません。

アーリーリタイアとセミリタイアの違い

尚、欧米では、一旦、仕事を辞めて数か月から数年単位の休暇をとり、再就職をする形態もセミリタイアと言われているようで、人生を長い目で見たときの一時的な休息として流行っているようです。

一定の期間、会社勤めの生活とは異なる生活することで、価値観や視野が大きく変化し、会社に復帰した時に以前とは異なる価値観で人生を送れるようになるようですが、残念ながら今の日本では社会から放り出されるリスクがあります。

アーリーリタイヤやセミリタイヤという生き方には賛否両論がありますが、1度きりの人生ですので他の人と比較する生き方ではなく一度じっくり考えてみてもよいのではないでしょうか。

アーリーリタイアするために必要な資金は?

リタイアするためにはどれくらいの資産が必要か、といった記事などをネットでもよく見かけますが、これは結局、人それぞれです。

置かれている環境とどの程度の生活レベルができるかで大きく違ってきますので、人に問うものではなく、自分で割り出すものです。

具体的には下記の記事を参考にして頂ければと思います。

参考:アーリーリタイアするにはいくら資金(貯金)が必要か

アーリーリタイアするための条件

安易に決断してはいけないアーリーリタイア

経済的な問題をクリアしても幸せなアーリーリタイア生活が送れるかと言えばそうではありません。アーリーリタイアを成功させるためにはアーリーリタイアする能力が必要だと思っています。

アーリーリタイアは早めの定年退職です。一般的な定年退職同様、仕事を辞めた次の日からライフスタイルが劇的に変化します。

目覚まし時計も必要なくなれば、出勤もなくなります。面倒な仕事は勿論、シガラミの多い人間関係からも解放されます。毎日が日曜日になります。

しかし、別の味方をすれば、朝食を済ませたあとは、何もすることがありません。始めの数ヶ月は開放感に満ちたのんびりした生活を楽しむことができるかもしれませんが、それもすぐに飽きて、退屈という二文字が待っています。

例え、会社が嫌で嫌で辞めてほっとしていても、退屈という苦痛はいずれ必ず襲ってきます。

毎日、テレビお前でゴロゴロするのも良くないとわかっていても、子供の頃のように朝から晩まで遊ぶ友達もいません。日中に会ったり遊んだりする友達がいなくなる訳ですから孤独に耐えられなくなるかもしれません。

また、動かない生活になりがちなので健康にも留意する必要があります。

アーリイリタイアする人は自己管理能力が必須。孤独という問題も解決しなければなりませんし、家族のいる人は、家族の協力も必要になります。

アーリーリタイアは新しい人生の出発点。幸せな人生を送るための具体的な人生設計が前もって必要なのです。

参考:アーリーリタイアに向く人、向かない人

アーリーリタイアには趣味が不可欠

リタイア後は趣味が必要というのは百も承知ですが、趣味もなかなか見つかるものではありません。ゴルフや釣りを毎日のようにできる人であればそれもいいですが、普通の人には経済的に難しいものです。

とはいえ、退屈な毎日に生きがいを与えるだけの趣味をみつけるのも大変です。できれば、定年後の趣味としては、
お金がかからないもの
時間がかかるもの
長く続けられるもの
社会と繋がりがもてるもの
が理想です。

そういう意味では、ボランティアやブログ、資格取得といったものもおすすめです。これらは上の条件を満たしていますし、適度にストレスを与えてくれます。

また、健康のために体を動かす趣味としてウォーキングや筋トレ、ジム通いなども合わせて趣味とすることをおすすめします。

規則正しい生活やストレスから解放されますので、心と体に適度にストレスを与えながら、心身の健康を保ち続けるという意識が必要になります。

いずれにしても、こういったことはリタイアした後に慌てて考えるのではなく、リタイア後の人生設計の一環として、考えておく必要があります。

セミリタイア生活

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