少子高齢化対策として国民年金基金の掛け方を変更するかどうか思案中

少子高齢化対策として国民年金基金の掛け方を変更するかどうか思案中

こんにちは有栗です。

先月でリタイアして6年が経過し、7年目に突入しました。

50歳でアーリーリタイアしたのに、後3年で還暦の60歳になるんです。早いもんです。

さて、個人的な年度変わりということもあり、今日から新しいパソコンで記事を書いています。

これまで使用していたWindows7のサポート終了が半年後に迫ってきていますし、6月にDELLが半期に一度のセールをしていたこともあってやっとWindows10に買い換えました。

別に大したことはしていないのでWin7のままでもいいんですけどセキュリティ上念のためです。

本体価格は5万円台と高くはなかったのですが、安くもなかったのは、OptiPlexというデスクトップを選んでいるためです。

OptiPlexはいい部品が使われていますので滅多に壊れませんし、動作音も静かです。

一応、OptiPlexは法人用となっていますが、法人名の箇所に自営業の屋号を書けば個人でも購入できます。別に規約に違反した購入の仕方をする訳でもありません。おすすめです。

ちなみにモニターは古いものを出して使っていますし、ソフトもオフィスはもとより何も入れていません。フリーの表計算ソフトで十分ですし、ウィルスソフトは、安くてお気に入りのソースネクストをインストールして使用しています。

まだ記事を書くときに漢字が今いち思うように変換せずストレスを感じますが動作は快適です。

少子高齢化対策で国民年金基金の掛け方の変更を検討

本題に移りますが、私は、あと3年で60歳になります。

60歳前後ってやるべきこと、やって得すること損することなどが色々とある年齢だと思います。

まだ3年ありますので、それまでには整理して、と考えていますが、とりあえずどうしようかと悩んでいるのが国民年金基金をどうするかということです。

国民年金基金は、老齢基礎年金に上乗せする第一号被保険者のための準公的な年金制度です。

国民年金基金

私の場合、国民年金基金に大きく依存した老後の年金

私の場合、アーリーリタイア後の年金対策を紹介にも書いた通り、サラーマンを経た後、40歳くらいからずっと「国民年金」+「国民年金基金をほぼ満額」支払っているので、老後の年金は、国民年金基金に大きく依存することになります。

15年ほど前の40歳当時はiDeCoといった選択肢もありませんでしたし。

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国民年金基金制度は、国民年金とは違い、積み立てた掛金を財源としてそれを給付するという積立方式により財政運営していますが、運用次第では、破綻もあり得ます。

まあ全額パーってことはないでしょうけどね。

厚生年金(国民年金含む)はまさに議論されているところですが、受給額は少なくなっても破綻はないと信じていますし、破綻があるかも、と心配しても今更手の打ちようがありません。

しかし、国民年金基金については、破綻のリスクがゼロではありませんし、若干ですが今からでも対策を打つ余地が残っています。

国民年金基金の掛け金と掛け方の変更を検討

対策というのは、掛け金の増減や受給する期間・時期の変更です。

掛け金は年に一度、1年分をまとめて支払っていますが、残された支払いは、3回。

3回といっても1年分が80万円弱ありますから、59歳11ヵ月までには、200万円ほどを支払う必要があります。

そして、この200万円分については、現時点で変更が可能な訳です。

国民年金基金は、掛け方で受給する方法を選べます。

  • 60歳で支給開始(10年間支給)に2万円
  • 65歳支給開始(終身)に2万円

といった具合です。

こういった掛け方で、現在はやはり終身というものに比重を置いて掛けていますが、時間の経過とともに破綻するリスクは大きくなります。

それに、1,500万円ほどの納付に対して、85歳まで生きれば2,500万円ほど給付される訳ですから、今の時代に考えると条件も良すぎでかえって怖いです。

現役時代の10年ほどは2~3割ほどの所得税控除の恩恵を受けている訳ですから尚更です。

しかも、「保証期間あり」の年金の型に加入していますので、それよりも早く死亡した場合も、遺族一時金の支払いがあります。

そこで、条件が良すぎるからという動機も変なのですが、残りの掛け金を減額して75歳くらいまでの受給に集中させようかと考えている訳です。

これから大きな収入も発生しなさそうですから所得税控除の恩恵を受けることも少なそうです。

変更の申込書は電話で取り寄せましたが終身という魅力を捨てきれずに悩んでいる次第です。

掛け金は6月の上旬に、4月分から翌年の3月分までをまとめて支払っています。

少し割引があるためです。

参考:国民年金基金は前納がお得

変更の手続きは4月末までに行う必要がありましたが、結局、変更の決心がつかずに今年からの変更には間に合いませんでした。

さてどうするか、来年まで時間がありますので、考えてみたいと思います。

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