セミリタイア生活で不動産経営(投資)をしない4つの理由

セミリタイア生活で不動産経営(投資)をしない4つの理由

今回は、セミリタイア生活において不動産経営や不動産への投資をしない4つの理由を記したいと思います。

友人に会うと、ときどき「不動産投資はしないのか」という話になります。

現金が確実に減っていく生活よりも不動産に投資して不労所得で生活していった方が得策ではないのか、という訳です。

セミリタイア生活で不動産投資をしない4つの理由

マンションやアパート経営などの不動産投資は、インフレ対策にもなりますし、経費面などで税制上のメリットもあります。また、団体信用生命保険に加入することで生命保険の代わりになることも知っています。

投資として魅力もありますし、少し前までは、そのようなことも考えましたが、私は4つの理由で不動産投資には手を出さないことに決めています。

少子化問題(人口減少)

現在でも空き家問題が深刻になっている中で、今後、少子化問題が追従してきます。

野村総研の試算によると、そんなに遠い将来ではない2040年には、このままいくと36%から40%が空き家になるという試算が出ています。

空き家問題が深刻になっている現在でさえ空き家率はおよそ15%弱ですので40%弱という数字は想像しただけでも怖くなります。

「隣は空き家」の時代がやってくるかもしれません。

2040年といえば、私は77歳ですが、突然そのようなパーセンテージになる訳ではありませんが年金受給開始頃(70歳頃でしょうか)には、30%を超えているのではないかと考えています。

需要が減少する訳ですから思うように売れなくなるリスクもあります。

これから出生率が改善しても、こと空き家問題に関しては当分の間意味がありません。外国人の受け入れも政治的に難しそうで限界もありそうです。

少子化問題で不動産投資は益々リスキーな資産運用となってくると思います。

不動産経営特有のリスクと面倒な手続き

マンションやアパートなどの不動産投資(経営)には、
・空き家リスクに加えて
・天災を含む災害リスク
・自殺などの人災リスク
・賃料の未払いリスク
・補修リスク
なども発生します。

場合によっては、
・訴訟問題に発展するリスク
もあります。

その都度、賃貸ならではの面倒な手続きや心労を強いられる可能性があります。これは、不動産業者を間に入れても、あまり変わらないような気がします。

さらに、税金の問題や確定申告など面倒な手続きも発生してきます。

考えるだけでも面倒です。

株式投資と同じで心労も嫌ですし、超がつくほど面倒くさがりやの私には、これだけの理由だけで不動産投資(経営)は向かなそうです。

相続問題が面倒

不動産投資は相続税対策に用いられることがあります。私の場合、妻と前妻との間に生まれた子供がいますが、不動産を持っていると相続税の問題も出てきそうです。

妻は、面倒なことはやりたがらないし、不動産のことも素人です。できれば相続時に困ったことにならないよう、また問題が発生しないよう現金、預金、生命保険とシンプルにしておくのも私の務めと思っています。

いよいよ妻が死亡した後は、とうとう相続する相手がいなくなります。

結局、国にとられては意味がありません。

リスクをとる必要がない

とはいえ、上手くやれば、インフレに備えた資産運用として活用できるかもしれません。しかし、失敗するかもしれません。失敗とは言わないまでも、やらなければよかったと後悔する日がくるかもしれません。

心身共により豊かな生活ができるのであればそれにこしたことはありませんが、今の生活ができるのであれば、わざわざリスクを冒す必要がない、というのが結論です。

まとめ

セミリタイア生活において不動産経営や不動産への投資をしない4つの理由について記してきましたが、私の場合、今の生活ができるのであれば、わざわざリスクを冒す必要がないというスタンスで資産運用をやっています。

投資信託や株式にも手を出していますが、これらは、リタイアする前にリスクを覚悟できる範囲内で始めたものです。

リタイア後は積極的な投資からは手を引いています。

私の場合、不動産経営(投資)をやるくらいなら、まだ不動産投資信託(REIT)がいいと思っています。直接的なリスクやそれにかかわる面倒な手続きもありません。

不動産投資信託(REIT)であれば、売りたい時に売れないリスクもありませんし、何しろプロが運用してくれますのでリスクも少なくなります。

空き家リスクの少ない都心のマンションや商業施設、事業所などうまく運用してくれると思いますし、当面は、日本の不動産は、海外からの投資先として人気がありますので活況づくと思われます。

土地でも保有して運用を検討しているならともかく直接物件を持つのはリスクも高く色々と面倒そうですが、不動産投資信託であれば東京オリンピックもありますし、しばらくは、大丈夫なのではないでしょうか。

私は手を出しませんけど。


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