事業を譲渡したいという話がきたが、リタイア生活を楽しみたいので断った話

事業を譲渡するという話

こんにちは有栗です。

先日、近くの商店街を歩いていると、自営業をしていた時代にお付き合いのあった街の不動産屋さんにばったり会いました。80歳前後の高齢のご夫婦です。

この不動産屋さん、実は私が会社を辞めて自営業を始めたばかりの頃に一番最初に仕事を頂いたところです。

約17年ほど前、脱サラを目指して会社を辞めた際、家賃の負担を軽くしようと引っ越しをしたのですが、その時にお世話になったのが縁で、後日、引っ越しするや否やすぐにホームページ作成の仕事を頂きました。

素人というものは怖いもので、「物件情報をぽんぽんぽんと入力したらパッとホームページが出来るやつね。売買と賃貸は分けて、家賃の安い順に一覧で表示して・・・」といった具合。

何せホームページを作ることも、そういった仕組みをつくることも会社を辞める1年ほど前からの独学でしたし、今のように便利なツールもなかったので必死で作ったように記憶しています。

その後は、パソコン入力の指導を兼ねて、3年ほど定期的に店舗に通いました。

5年ほど前までは、たまに店舗にお茶しに寄ったりしてましたが、近年はたまにばったり会っては世間話をする程度です。

しかし今回は何やら深刻な様子で話をしてきました。

聞けば、ご主人の健康状態もあまり芳しくなく経営している不動産屋をどうするか考えているとのこと。いわゆる終活です。

一人娘は他県に嫁いで引き継ぐ人もいません。

不動産屋に通っていた頃によく冗談半分で言われていた「私たちがくたばりそうになったら安くで買わない?いや、あなただったらタダであげるよ」という話。

今がまさにその時にようで真剣に言ってきます。

あの頃は、早めにリタイアするという発想はなかったので、考えてもいい話だと思っていましたが、今となっては状況が違います。

およその譲渡金額も聞き、売上もある程度把握していますが、個人的にはどうもしっくりこない金額(譲渡金額)。従って、仕事に困っている友人に任せて管理だけする、という発想もどうかと。宅建士もいませんし。

17年もお付き合いすると何度かトラブルもあり、人となりもわかっています。

価格交渉をする気にはなれず、これは辞退すべき案件だと思い、先日お電話で辞退の返事をしました。もうあまり面倒なことはしたくないです。


セミリタイア生活