レクサスGS450hに乗って3年弱。
殆ど不満のない車ですが、レクサス関連へのアクセスが非常に多いため、情報発信として「敢えて不満があるとしたら」という観点から2点だけ不満な点をピックアップしてみました。
レクサスGS450hのイマイチなところ
LKA(レーンキーピングアシスト)
レーンキーピングアシストとは、高速道路などを一定速度以上で走行している場合に、車載のカメラで左右の白線(黄線)を認識し、電動パワーステアリングを制御することで車線内走行をしやすいようにドライバーのステアリング操作をサポートする機能です。
高価なオプションでしたが、高速道路の運転が楽になるだろうと思い、装備しました。
ですが、これがあまり、というか殆ど使えません。
高速道路(一定速度以上)でハンドルについているLKAボタンを押すと、白線を認識して「認識したマーク」がディスプレイに表示されます。
白線内を逸脱しそうになると、白線内におさまるようにステアリングに「小さな」操舵力を連続的に加えてくれます。
あくまでもステアリング操作を「サポート」し、逸脱を「警告」する、ということなので、操舵力は非常に小さく、ハンドルに手を添える程度では白線内を逸脱して警報ブザーが鳴ります。
やや自動運転的な機能を期待していたのですが、かなり期待外れでした。
技術上は、これくらいの自動運転も既に可能ですが、あくまで運転するのはドライバーというスタンスを維持するため敢えて補助的な機能にしているようです。
操舵力を強くして過度に運転を支援するような仕組みにするのはむしろ望ましくないということで規制されているとか。
その結果、ちょっと油断すると白線をはみ出しそうになり、警報ブザーが。
車線を認識しずらくなっても警報ブザーが。
車線を変更するときもウィンカーを作動させて移動しないと警報ブザーが。
これを機能させているとかえっておだやかに運転できません。
とはいえ、渋滞がなく、カーブが滑らかで、しっかりとした白線がある区間であれば、ハンドルに軽い力をそえてやや快適に走ることができます。
現段階のレーンキーピングアシストは、快適(楽)に運転する、というよりは居眠りやよそ見運転などによる事故の防止的な要素が強いと言えます。
HUD(ヘッドアップディスプレイ)
ヘッドアップディスプレイとは、フロントガラスに車速やナビゲーションなどドライビングに必要な情報を表示してくれる機能です。
ナビと連動し、進むべき道を簡単にナビゲートしてくれたりもします。センターディスプレイのナビを確認する必要がなくなり、視線移動を最小限に抑えることができます。
私は、基本、情報量の多い、センターディスプレイのナビを使いますが、たまにHUDのナビを使用する場合があります。
それはそれで便利なのですが、使えないのはHUD起動のボタンの位置です。
ボタンがハンドルで完全に隠れており、手探りで探そうにも、その場所には、色んなボタン類が集中しており、定まりません。
運転中に起動させようと、目視でボタンを探す際は、ハンドルの後ろを確認しなければならないため、視界が完全に前方から外れてしまい、運転中は安全性が損なわれてしまいます。
もう少し操作性の良い場所にボタンを配置してくれればと思います。
まとめ
3年近く乗りましたが、レクサスGS450hへの不満は、これくらいでしょうか。
二つとも使うことも少ないし、使わなければ済みますので、不満といったレベルではありませんが、強いていえば、イマイチなところ、というものです。
逆に言うとこれくらいしか不満がないほど優れた車です。
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