看護師をしている妹がいます(たまたま上の画像の人に似ています)。
バツ1子持ちで、旦那はいません。
今の病院に転職する以前の病院では看護師長をしていたベテラン看護師で、ケアマネジャーの資格もいち早く取った頑張り屋でもあります。
前の病院を辞めて2年ほど経った今でも戻ってきてほしい旨、連絡があると聞いています。
そんな妹から、先日、
- 病院の給料から差し引かれている厚生年金の額と
- ねんきん定期便に記載されている支払った年金額
との整合性がとれていないのは何故かという質問がありました。
単純に会社が半分支払ってくれているからじゃない?と言いましたが、電話口で数字を並べられてもよくわからなかったので(といっても私自身、そういうのに詳しい訳ではないのですが)、実際に2つの紙(数字)を見せてもらうことにしました。
実際に会って数字を見せてもらうと、そうでもなさそうで、結局、私にもよくわからず、病院か社会保険事務所に確認するように言いました。
将来の年金受給額が少なすぎて不安
それはさておき、そういった会話をしている時、将来の年金受給額が少なすぎて不安と愚痴をこぼしていました。
ねんきん定期便を確認して計算すると、定年までの残り20年(合計45年ほど)を働いても年金受給額は月額13万円から14万円のようです。
手取りは、13万円もないわけですから生活保護レベルです。
参考:生活保護世帯が過去最多!他人ごとではなくなる生活保護!
看護師といえば女性の職業としては比較的高給取りとして有名な職業です。
地方の病院勤務ですので年収は少なめですが、それでも生涯の平均年収は少なくとも400万円以上にはなると思われます。
平均年収が400万円ほどで40年以上も務めて年金額が生活保護なみというのは実に頼りない社会保障制度です。
しかし、このようなモデルケースの人が年金13~14万円であれば、国民の半分以上がそれ以下の年金額ということになります。
そんなことは恐ろしいことは考えられませんし、考えたくはないようなので、どこかで大幅な調整(改革)があるさ、と励ましてやりました(^_^;)
最悪、ずっと働けば問題は解決するよ、と。
妹がそうであるように、今の年金制度では、給料が上がっても消費に回さず、将来に備えて貯蓄に回すのも無理有りません。
これでは景気もよくなりません。悪循環が続きますね。
日本経済や社会保障の問題、これからどうなるのでしょうか。
早いもので2013年の中頃にアーリーリタイアして3年半ほど経ちました。 アーリーリタイア後の生活も今のところほぼ計画通りに推移しており、今年もどうにか無事に終わりそうでホッとしています。 ただ、アーリーリタイヤする当初描いていた、の[…]
老後の不安として最も大きな要素に経済的な問題(年金)があります。 私もそんなに余裕をもってリタイアした訳ではありませんので年金は非常に頼りにしています。 ここでは、我が家の、夫婦で貰えるであろう年金額を紹介したいと思います。 尚、[…]