仕事をしていた頃とアーリーリタイア後の5年を比較

仕事をしていた頃とアーリーリタイア後の5年を比較

先日の6月30日で、アーリーリタイアして5年が経ちました。

今月から6年目に突入です。あと半分(5年)経つと還暦を迎え、アーリーリタイア・セミリタイアというワードも使えなくなります。いや今の流れだと定年の延長で使えそうですか。

ちなみに当ブログもリタイアした翌年の4月からはじめましたのでかれこれ4年以上も続けていることになります。我ながらよく続けていると思います。

何より週一という緩い更新ペースがいいのかもしれません。

さて、今回は、リタイアして丁度5年という区切りのいい時なので、ザックリですが仕事をしていた頃と仕事を辞めてからの5年を振り返って、思うことを書いてみたいと思います。

仕事していた頃を振り返って

20代には人並みに就職してサラリーマンになりますが、仕事はともかく自分にはサラリーマンという職業が合わないことがすぐに分かりました。

どうも組織というものが嫌いなようですし、不条理な世界にも馴染めませんでした。

結果、会社に頼らない生き方をずっと模索し、20代、30代と2度脱サラに挑戦します。

何かに憑りつかれたような30代の脱サラ

20代の脱サラは省略しますが、今から17年前の38歳での脱サラは将来が全く見えない状態での決断でした。

会社に頼らない生き方ができないものかと必至に模索していたこの頃に出会ったのがインターネットです。ただただその可能性に魅せられて家族にも相談せず脱サラを決断しました。決断したのは、確か35歳か36歳の時だったと思います。

会社を辞める前にそれなりの準備はしてたものの、それらが果たして将来役に立つかどうかはわかりません。完全に見切り発車で会社を辞めました。

40歳前に会社を辞めるのは相当な不安があるはずですし、私の場合、20代に1度脱サラに失敗して相当な精神的ダメージを受けていましたので尚更です。

今度も失敗したらどうしようという恐怖心もあるはずですし、あの時の失敗を教訓にと、用意周到な準備をすべきでもあります。

しかし、それでも不思議と38歳時の脱サラは、何の根拠もないのにどうにかなりそうな気がして全くといっていいほど不安もなく、用意周到とは到底言えない状態で会社を辞めました。

今考えると恐ろしくなるほど無謀な行動ですが、それだけサラリーマンという職業を辞めても生きていけるかもしれないという喜びに興奮すると同時に浮かれていたのかもしれません。

しかし、収入が発生するまでの繋ぎとして当てにしていた会社の退職金400万円は、退職して間もなく携帯電話絡みの投資話で全て失ってしまいます。

それでもそんなことには負けじとただただインターネットに魅せられて狭いアパートでランニングシャツ1枚で憑りつかれたようにパソコンに向かっていたのを思い出します。

あの頃は何かに憑りつかれたような鈍感力MAXの時期でした。

必死でホームページを作ったり、仕組み作りをしたり、ゲーム感覚で楽しんでました。

あの時、何でああも簡単に会社を辞めることができたんだろう、何で不安がなかったんだろう、そういう会話をあとから妻とよくしたものです。

何かに憑りつかれたような、導かれたような、今考えても不思議な脱サラ体験でした。

順調な自営業時代

サラリーマンから脱出できてはじめた自営業もさほど時間がかかることなく順調に推移していきます。サラリーマンの時代とは比べ物にならないほど有意義で充実した仕事人生を送っていました。

しかし、サラリーマンと比較して有意義で充実した人生を送っていたとはいえ、所詮、仕事は忙しいですし、人や会社とのシガラミも出てきます。

そんな、もうすぐ50歳になろうとしていた頃にあの東北大震災が発生。

何となく考えると、質素な生活であれば仕事をしないでもやっていけるだけの資産が築けていましたので、いっそ仕事も辞めようかと、そういう発想が浮いてきたのが確か48歳の時でした。

仕事をするために生きているのではなく仕事は生きていく(生活していく)ためにするもの。仕事をしないで生きていけるのであれば仕事を辞めるという選択もありです。

60歳、65歳まで仕事をしなければならないというルールや法律もありません。

それこそどうするかは私の自由です。

40歳でリタイアとなると一般的な定年退職の年齢まで20年と先の不透明さを感じますが、50歳になると残り10年(今や65歳となりつつありますが)、透明度もかなりアップします。

生活レベルを調整しながらであればどうにかなりそうだと判断できましたし、2年というソフトランディングの期間(仕事を辞めるかどうかの熟慮期間)を経て固定観念を払拭してアーリーリタイア。

決断するのにさほど大きなパワーは必要ではなく、先は長いもののどうにかなるのではないかと見通しが立っての決断でした。

仕事をしていた頃とアーリーリタイア後の5年を比較

かくしてセミリタイア生活をはじめてはや5年。

幸い、これまでは大きなインフレや大きな生活環境の変化もなく、定年退職の年齢までの半分にあたる5年という折り返し地点を問題なく通過することができました。

今のところ、有り難いことに経済面も健康面も家庭も問題なく順調な生活を謳歌できており、5年という実績ができたことで今後に対する不安も減ってきています。

仕事をしていた頃と比較して、ブランド品も滅多に買わなくなりましたし、外食も減りましたが、心は豊かになり幸せ感は増しています。妻が幸せと言ってくれるのが何よりです。

現時点では、アーリーリタイアして良かったというのが率直な感想です。

問題点を探すとすれば、交わる人が少なくなっていることくらいでしょうか。

もともと友達と呼べる人も多くありませんし、家族で一緒にいるのが楽しいので特に友達を作りたいとも思わないのですが、逆に妻への依存が強すぎて、万が一のことが起こったら大変なことになるという危機感は増しています。

今の心配事といったらこれくらい。夫婦仲がいいのは何よりでしょうがこれが対応策を検討していない最も大きなリスクです。

参考:綿密な計画を立てることでアーリーリタイア後に後悔するリスクは下げられる


セミリタイア生活