早いもので50歳でアーリーリタイアして1年ちょっと経ちました。
1年というキリのいい時期なので、このあたりで一度、アーリーリタイアして1年経った感想を書いてみたいと思います。
アーリーリタイアして1年経った感想
リタイアするといきなり仕事が無くなり、社会との交流が希薄になります。
勿論、収入も途絶えます。
最初はどうなることかと心配していました。
38歳で脱サラした時も、しばらくすると完全に一人で仕事をすることになり、孤独感に苛まれた時期がありましたので、リタイア時も少し不安でした。
しかし、アーリーリタイアした後は、覚悟していたのが良かったのかそういった心配は空振りにおわり、想像以上に快適な生活がおくれています。
2年後3年後となると環境も変化し、気持ちも変わってくるかもしれませんが、今のところ絶好調というのが正直な感想です。
以下に、現時点でのアーリーリタイアをして良かった点とそうでなかった点を簡単にまとめてみたいと思います。
アーリーリタイアをして良かった点とそうでなかった点
アーリーリタイアに踏み切って良かった点はざっと以下の通りです。
- 多くのストレスやしがらみから解放されて自由な時間が増えたこと
- 面倒くさいこと憂鬱なことが激減したこと
- 心にゆとりが生まれて笑顔が増えたこと
- 生活が充実していること
などなど。
このようにアーリーリタイアをするといいことばかりで幸せな生活を送れている訳ですが、これには、夫婦円満であることがベースにあり、また、趣味としてアフィリエイトを始めたことが大きいと分析しています。
特にアフィリエイトは、リタイア後に適した没頭できる趣味はないか、と考えてはじめてみた訳ですが、これが功を奏して、堕落した生活にならずに規則正しくハリのある生活が送れている大きな要因になっています。
作業をしていると、思うようにいかなかったり、新しい発見があったりと、いい意味でちょっとしたストレスや刺激もありますし、少しですが社会と繋がっている感もあり、程よい精神状態を維持することができていると実感しています。
少なからず収入も発生していますし、自分が構築したサイトをSEO対策でGoogleなどの検索結果の上位にもってくるノウハウなどの蓄積は、将来の極端なインフレや社会保障などのリスク対策にもなるのでは、と期待しています。
それに技術畑を歩んできた者としてはゲームをしたりパズルを解くような感覚で面白のです。
おそらくこの感覚が楽しめなければ収入になってもやらないでしょう。
ときどき、思惑通りにいかず、週に4日、1日に4時間(週16時間)までと決めている作業時間がずるずると7時間、8時間となってしまうこともあります。
しかし、別にそこに厳しく制約を持たせる理由もないため、月に2~3日はアフィリエイト作業に没頭することも良しとしています。
人に指図されてやっている訳ではないので、体調が優れない日ややりたくない日はやらなくて構いません。それこそ自由です。
そういう生活が1年も続いている訳ですが、毎日、ちょっとしたワクワク感があり精神的にも充実している上、心にゆとりができて笑顔が増え、視野も広くなったようにも感じるのです。
一方、アーリーリタイアをしなければとかったと思う点ですが、今のところは見当たらないというのが率直な感想です。
強いて言えば、仕事をして収入を得ている時よりは「経済面において将来への不安」が少し増したことくらいでしょうか。
しかし、これは当然に覚悟していたことですし、アーリーリタイアの宿命とも言えますので今更後悔するものでもありません。
当初立てた計画通り、貯蓄が少しづつ減っていくのをしっかり管理するのみです。
まとめ
以上、アーリーリタイアして1年が経った感想について書いてきましたが、幸い1年間の家計の推移や資産の推移も今のところ問題なく進んでいます。
以前から付き合いのある仕事仲間とは少し疎遠になってきましたが、これは遅かれ早かれみんなが定年後に経験することですし、夫婦や親類との仲は良好なのでこれで良しとしています。
そんな感じで思いのほか順調に推移しているセミリタイア生活です。
しかし、リタイアしてまだ1年ちょっと。これから先、色々な問題なども出てくるとは思いますが、上手く乗り越えていけたらと願ってます。