子供の存在が老後のリスクに

子供の存在が老後のリスクに

お金、健康、孤立は老後の三大リスクと言われていますが、近年は子供の存在も老後のリスクになる可能性があると言われています。

昨年くらいに読んだ下流老人という本にもそんなことが書いてあったように記憶しています。

子供がリスクなんてことは親としてはあまり言いたくないことですが、身近な人に、そうも言っていられない、子供のことで深刻な悩みを持つ人がいます。

彼女は、40代で二人の子供ち。二人目の子供が生まれてすぐに旦那と別れ、それからは女手一つで二人の子供達を養ってきました。

妹の方は看護師の専門学校を卒業して、ちゃんと就職を果たしましたが、姉の方はなかなか思ったようにいきません。

周りの説得もむなしく高校へは進学せず親のすねをかじりながら過ごします。

親が働くように言っても、中卒では働くところも限られます。

お昼のパートやアルバイトも人間関係やらで続かず、たまに夜のバイトに行ったかと思えば何日も帰ってこず、お金がなくなっては親にお金をせびりに帰ってくるといった生活が繰り返されます。

親や周りの人たちが何度も何度も説得を試みますが結局変わりません。

親は縁を切ってもいいくらいに考えていますが、出ていけといっても帰ってくるからどうしようもないようです。

そんな彼女ももう25歳になりました。

少しは落ち着いたかというと、残念ながら状況はさらに悪化しています。

今は夜の仕事で知り合った男との間にできた子供を産んで一人で育てているようです。結婚していないのですが養育費といったものは当然ありませんし、子育て中ということでまともに仕事もしません。

結局、全て親に負担がかかっている状態です。

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先日、たまに会食する社労士さんに、そんな子供リスクについて話をしました。

すると、自分の子供も、ということで、長男が東京の大学院を辞めて家に帰ってきて、鬱でひきこもり状態が続いているという話をしてくれました。

先日2番目の子が登校拒否で困っていると話をしていたばかりなんですが。

昔は、自分の老後の生活を少しでも支えてもらうために子供を、という考えが一般的だったような気がしますが、いまや逆転し、「子どもの存在」が「老後のリスク」になる時代が到来しているように思います。


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