無責任な投資の勧めはやめて頂きたい

無責任な投資の勧めはやめて頂きたい

最近は、投資信託などの積極的な資産運用は控えています。

しかし、定期預金の利息は知れていますし、「お金に働いてもらう」という言葉があるように何かしら資産運用をした方がいいのではないかとも思っています。

先日、BSのテレビ番組(日経プラス10)で、「資産運用、50代は増やし、60代は守る」というものを放送していました。

老後の暮らしについておよそ50代が8割、60代でも6割以上が不安を抱いているという(日本FP協会調べ)ことで、その不安を解消すべく50代からの資産運用を提案する(勧める)というものです。

記憶が定かではありませんが、50歳の人がiDecoやNISA、別途運用で10年間で合計1,400万円ほどを貯めた(増やした)というケースを例に解説し、今後のシミュレーションもそのデーターをもとに行っていました。

元金からすれば1.5倍から1.7倍になっていたような気がします。

資産運用で年3.5%づつ増やし、とか勝手なことを言ってましたので、キャスターが、「これはアベノミクスで絶好調の時のデータをもとにシミュレーションしたものですよね」と突っ込んでましたが、「はい」で終わりです(笑

過去10年とは、日経平均は7,000円台から24,000円に、NYダウも同じように推移し、為替も1ドル90円ほどから110円ほどになった時代です。

つまり、過去10年は、適当に日本やアメリカ株を買っても3倍ほどになり、おまけにアメリカの商品を購入していれば為替差益も得られた時代なのです。

余程のことがない限り殆んどの人が間違いなく利益を得ることができた時代なのです。

実際、私の場合もよくわからず買っていた米国の商品も1.5倍に、銀行株も2倍までなりました(のちにマイナス金利政策で下がりましたが)。

そんな時代が今後10年続くことを前提に資産の推移のシミュレーションをしている専門家をある意味罪深いとさえ思いました。

友人に、銀行から「ひふみ投信」という商品を勧められて1年ほど前に購入した者がいますが、一時300万円の利益が出るも今はマイナスに転じているとか。

投資信託は長期投資が基本と言われますが、この先どうなるのでしょうか。ずるずると下がらなければいいですが。

素人が投資をする時期というのはあると思うんです。

下の図のように過去を振り返ると投資してよさそうな時期、そうでない時期というのがわかるんですが、残念ながら肝心の先がわかりません(笑

株価の推移2

実際、銀行に投資信託を勧められて購入した方で利益が出ている人はおよそ半分?とか。つまり半分近くは損をしているんです。

特にここのところNYも日経も調子が悪いので損をしている人が増えているようです。ちゃっかり儲けているのは手数料を取る銀行や証券会社だけです。

今は投資する時期か、そういう時期ではないのか、と考えると何となく怪しいチャートになっているような気がします。

そんな訳でやっぱり積極的な資産運用(投資)は当分止めておこうと思うのです。


セミリタイア生活