明日、2月14日は、バレンタインデー♡ですね。
リタイアすると、会社の付き合いもなくなり、義理チョコの数も一気に減ってしまいます。
勿論、本命チョコは結婚して以降ありません。
とはいえ、今でも妻や親類などからそこそこ頂きます。
チョコは好きですので1ヶ月くらいはオヤツタイムが楽しみになります。
バレンタインデーには、人並みに思い出があります。
最初にバレンタインデーにチョコを貰った?のは、小学4年の時です。
正確に言うと貰い損なったのですが・・・。
40年以上前の当時は、「義理チョコ」という風習はなく、チョコは本命の人にしか渡しませんでした。今はどうかわかりませんが、体育館の裏や神社に呼び出されて手渡しされたり、机の中や下駄箱にこっそり忍ばせてあったり、でした。
その日は、バレンタインデーの前日。
授業中、隣の席の女の子から、こっそり、
「明日、チョコレート貰ってくれる?」
と、打診がありました。
何せ始めての体験ですから、ちょっとドキドキしたのを憶えています。
何と答えようかと考えていたところ、
「でも、私、どうせ片思いよね」
と上目使いに言われて、こちらは、「???」
「片思いでしょ?」
と、再度聞かれて、
「そうそう、カタオモイ。カタオモイよ。」
と答えました。
当時、10歳そこそこの私は「カタオモイ」の意味がわからない(^_^;)
ニコニコしながら
「カタオモイ、カタオモイ」
と答えていたのを今でも覚えています。
確かに相手の顔が一瞬強張ったのを覚えています。
その日は、それ以降特に会話もなく次の日(バレンタインデー)に。
学校では、いつくれるんだろう、と楽しみにしていましたが、昼休みが過ぎても授業が終わっても渡す気配がありません。
まだガキですからね、私もハッキリ聞きました。
「チョコレートは?」って。
「ごめん。渡さないことにした」と。
「???」
・・・こうして、初のバレンタインデーのチョコは翌年の小学5年生に持ち越されましたが、この女性からはその後貰うことができませんでした。
後に「片思い」の意味を知ってから「なるほど」と貰い損なった意味が理解できました。
でも、もし、当時「片思い」の意味を知っていたとしても、おそらくあの頃の自分なら「そうそう片思い」と答えていたかもしれません。
好きでもなかったし、相手の気持ちを考えるほどデキた子供でもなかったですから。
その後、その子と話す機会があったら、あの時のことを謝ろうとずっと思っていました。
「あの時、片思いの意味、知らなかったんだ。ゴメンね。」と。
まだ、実現できていませんど・・・。
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