レクサス ISとBMW 3シリーズの徹底比較(2021年)

レクサス ISとBMW 3シリーズの徹底比較(2021年)

こんにちは有栗です。

今回は、レクサス ISとBMW 3シリーズのうち、レクサス IS 300hとBMW 330eをいくつかの項目ごとに徹底比較しています。

尚、この記事は、BMW 330eにも試乗した後で訂正・加筆しています。試乗車のタイヤは標準の18インチでアダプティブMサスペンションのオプションは非装備です。

レクサス ISとBMW 3シリーズの徹底比較

今回は、両者同等?の車ということで、ハイブリッドである

  • レクサス IS 300h(バージョンL)と
  • BMW 330e(M Sport)

の比較を行っています。

レクサスISのバージョンLとBMW3シリーズのM Sportを比較するのは、一見不平等ですが、330eのM Sportに限っては他のM Sportと違い、サスペンションはノーマルです。

どちらかというと快適性に振っている車なので、レクサス ISであればバージョンLとの比較が妥当と思い、両者を比較することとしました。

尚、厳密に言うと、BMW 330eは外部電源からの充電が可能なPHEVで、電気だけで50km以上走れる車ですが、その点は比較項目から外しています。

中には間違いもあるかもしれませんが悪しからず御了承ください。

スペック

まずは両者のスペックを見てみます。

スマホではスクロールできます。←→

比較項目 レクサス IS 300h
(バージョンL)
BMW3シリーズ 330e
(M Sport)
全長・全幅・全高
(mm)
4,710×1,840×1,435 4,715×1,825×1,450
ホイルベース(mm) 2,800 2,850
車両重量(kg) 1,690 1,830
エンジン 直列4気筒2500cc 直列4気筒2000cc
ターボ
最高出力(ps) 178ps/6,000 184ps/5,000
最大トルク(Nm) 221 300
モーター
最高出力(ps)
最大トルク(Nm)
ニッケル水素電池
143
300
リチウムイオン電池
113
250
システム総合出力 220ps 252ps~292ps
燃費(WLTC)km/ℓ 18.0 13.1
トランスミッション 電気式無断変速機 電子油圧制御式8速AT
価格 600万円 617万円
(Edition Joy+)

サイズはほぼ同じ。どちらも車幅制限(1850mm)のある立体駐車場に入るギリギリのサイズとなってしまいました。

そのうち、Dセグメントも車幅1850mmを超えてくるのでしょうか。

重量は大容量の電池を積んでいるBMW 330eの方が140kg重たくなっています。

価格は、BMW 330eは今年の4月まで672万円?だったのですが、環境に優しいモデルの販売促進のため2020年5月にEdition Joy+を設定し、55万円ほど値下げとなりました。

Edition Joy+だからと言って車自体は何も変わらないようです。

そんな訳で2020年12月現在のレクサス IS 300hとBMW 330e価格差は17万円です。

それでは、車選びに関わる要素について項目ごとに比較していきます。

エクステリアデザイン

レクサス IS 300h BMW 3シリーズ 330e
新型レクサスIS300hバージョンLの試乗
BMW新型3シリーズに試乗

エクステリアデザインは、飽きそうな気もちょっとしますが、新型レクサス ISの方がスタイリッシュだと思います。

レクサスISの画像は比較しているバージョンLではなくF Sportです<(_ _)>

ワイド&ローのスタイルでクーペのようなプロポーションになっています。

張り出したリアフェンダーやレクサスのLの字をモチーフにした一文字型のリア・コンビネーションランプもセクシーでした。

写真のISは黒なのでちょっとわかりづらいですね。

レクサスISのリア部分

レクサスは選べるエクステリアカラーも豊富で、塗装もBMWよりワンランク上だと思うので、好みの色で見た目も美しくできそうです。

カラーは、写真のグラファイトブラックガラスフレークもいいですが、個人的には赤系のラディアントレッドコントラストレイヤリングもおしゃれだと思います。

BMW 3シリーズのデザインもいいと思いますが、走っていて、おっ!と振り返られるのはレクサス ISの方ではないでしょうか。

インテリアデザイン

レクサス IS 300h BMW 3シリーズ 330e

インテリアについて、レクサス ISは今回のマイナーチェンジで大きな変更は無かったようです。

見慣れた人からすると少し古臭さは感じるかもしれませんが、そうでない人から見るとさほど悪くはないのではないでしょうか。

むしろISの方がいいと思う人もいるかもしれません。

前期型からの変更点は少しありますが、ここで書いても意味がないので割愛します。

レクサスISの内装

BMW 3シリーズのインテリアは、1世代前(つまり私が今乗っているBMW 330e)までは、イマイチ古臭かったのですが、新型になって随分よくなりました。

BMWらしくクールなデザインです。

センターコンソール周りもスッキリしています。

BMW3シリーズの内装

私は3シリーズのインテリアデザインの方が好みですし、多くの人が3シリーズの方を評価していますのでインテリアのデザインは3シリーズが優位としておきます。

内装

レクサス IS 300h BMW 3シリーズ 330e

車内の内装や装備について見ていきます。

ディスプレイ(ナビ画面)

ディスプレイ(ナビ画面)は、レクサスISは10.3インチ、BMW3シリーズは、10.25インチを採用し、どちらもタッチでも操作できるようになっています。

ちょっと運転席側に傾いているBMWが操作しやすいかもしれません。

ヘッドアップディスプレイ

ヘッドアップディスプレイは、レクサスISは非装備ですが、BMW 3シリーズはオプションで装備可能です(135,000円:M340i xDriveのみ標準装備)。

BMWのヘッドアップディスプレイは、カラーで、ナビゲーションの情報や、TV、ラジオ、音楽のメニューも表示(受信局や曲を選択可)してくれます。

地上デジタルTVチューナーとラジオ

地上デジタルTVチューナーはレクサス ISには標準でついてますが、BMW 3シリーズはオプションです(136,000円:M340i xDriveのみ標準装備)。

1世代前のBMW:F30まではTVもラジオも自動受信できず、他県に移動すると手動で局を探す必要がありましたが、今回は自動受信に改善され、レクサスのアドバンテージが無くなりました。

尚、BMWは、CDの読み取り装置が無くなっています。

BMWに限らず欧州車はCDの読み取り装置が無くなってきています。時代の流れですね。

シート

シートについては、レクサス IS 300h バージョンLはセミアニリン本革シート、BMW 3シリーズ 330eはアルカンタラ/センサテック・コンビネーションシートが標準で、330eはオプションでレザー・シートにできます。

ランバーサポート(腰の負担を緩和する装置)は、レクサスISには標準でついてますが、BMW 3シリーズはオプションでレザー・シートにしないとつきません(M340i xDriveのみ標準装備)。

シートヒーターは両者ともに標準で装備されていますが、レクサスIS バージョンLには、ステアリングヒーターとシートベンチレーション(夏場の送風)もついています。

このあたりは国産車ならではの装備です。

ワイヤレスチャージング

BMW 3シリーズにはスマホを置くだけで充電可能なワイヤレスチャージングが標準装備されていますが、レクサスISにはついていません。

アンビエントライト

BMW 3シリーズにはアンビエントライトが標準装備されています。

アンビエントライトとは、ドアやダッシュボード、センターコンソールなどに灯る柔らかなLEDの間接光です。夜になるとムードが出ます。

AI音声会話システム

BMWには、AI音声会話システム(運転中に音声認識でナビや空調をコントロールしてくれるシステム)が標準装備されています。

例えば、「暑い」「寒い」と言えば室温を上げ下げしてくれます。

以上、内装は、地上デジタルTVチューナーはオプション、ハンドルヒーターとCD読み取り装置はない、と言う点は少し残念ですが、先進性の高さからBMW 3シリーズが優位と感じます。

車の剛性

レクサス IS 300h BMW 3シリーズ 330e

今回のレクサス ISで大幅に進化したものの一つが剛性です。

試乗した時もアクセルを踏んですぐに剛性感が増していることを感じることができました。

しかし、BMW 3シリーズ 特に330eの剛性は1~2ランク上です。

BMW 320dに試乗した時もレクサスISとは明らかな差を感じましたが、BMW 330eでは、車重が重いからかさらに剛性が高いと感じました。

剛性は高ければ高いほどいいという訳ではありませんが、ガッシリすると高級車感や安心感が得られます。

BMW 330eの剛性は、Dセグメントでは今のところ最も高く、ベストと言ってもいい剛性で、個人的には病みつきになっている点の一つです。

動的性能

レクサス IS 300h BMW 3シリーズ 330e

これには圧倒的な差があります。

レクサス IS 300hは、走り出しから中速域まではモーターと相まってトルクフル。

エンジン音も殆どせず、静かで快適です。

しかし、中速域からアクセルを踏んでエンジンが主役になると、非力な上に加速具合に対してエンジン音が煩く(仰々しく)感じます。

調べてみると、6年以上前にレクサスISに試乗した際もこのブログで全く同じ感想を書いていますので、ここは殆ど変わっていない点です。

パワートレインが古すぎなんですね。

今はBMW 330eを知ってしまっているので運転していて毎回これは耐えられないと感じました。

レクサスの場合、ハイブリッドシステムを燃費側に振っているため非力なのは仕方ありませんが、せめて3年以上前にカムリに搭載した新ハイブリッドシステム「ダイナミックフォースエンジン2.5」を採用してほしかったと思います。

この部分が変わっていればレクサス IS 300hに対する印象も大きく変わっていたかもしれません。

これに対してBMW 330eは、トルクもあり爽快な加速をみせます。

アクセルのレスポンスもいいため、気持ちよく運転できます。

直列6気筒のエンジンがもてはやされたBMWですが、直列4気筒も侮れません。

さらにBMW 330eはエクストラ・ブーストという機能を搭載。

システム最高出力は10秒間限定ですが従来型の252psから292psにアップし、システムトルク420Nmと相まって、0-100は5.9秒(5.5秒とかいう投稿も)とされています。

一応、両者ともネーミング的には3,000cc並みのエンジンということなので比較対象としていいと思うのですが、これははっきり言って比べ物になりません。

今回最も大きな差を感じた点の一つです。

欧州車と国産車では、エンジンレベルを表した車の表記に大きな差があります。

ハイブリッドシステム

レクサス IS 300h BMW 3シリーズ 330e

両者のハイブリッドシステムの仕組みは違いますが、今でもBMWのエンジンとモーターの切り替わり制御はレクサス IS 300h、というかトヨタ車に追い付いていません。

レクサスのハイブリッドシステムは、いかなる時も切り替わる時に音や振動、ショックはありませんが、BMW 330eは、低速域でかつ電池の残量が少ない時は、エンジンとモーターの切り替わり時にほんの少しですが音とショックがあります。

その音とショックは殆ど気にならない程度のものですが、私のように神経質な人であれば少し気になるかもしれません。

やはりハイブリッドシステムはトヨタの十八番とあってレクサスの方が優れています。

但し、BMWのエンジンとモーターの切り替わり制御は、乗り方(選択する走行モード)で、気にならなくすることができます。

その内容は、BMW 330eの評価のハイブリッドシステムの項目で詳しく書いています。

ハンドリング

レクサス IS 300h BMW 3シリーズ 330e

ハンドリングに関してはやはりBMW 330eにアドバンテージがあるように思います。

レクサスもハンドリングに関してはかなり進化しているようですが、BMW 330eのクイックで思い通りのラインをトレースする気持ちよさは他の車では味わえません。

尚、レクサスもF SPORTであればもう少し善戦するのかもしれません。

乗り心地

レクサス IS 300h BMW 3シリーズ 330e

レクサスIS 300h バージョンLの試乗では、凸凹道は走っていませんが、快適でした。

3シリーズのM Sport(Mスポーツサスペンション)は、発売当初、足が硬すぎると不評だったため、2019年7月の生産モデルから改良が加えられました。

それでも、Mスポーツサスペンションの足は私には硬いのですが、BMW 330e  M Sportのサスペンションは、いわゆるMスポーツサスペンションではなく、ノーマルです。

実際、330eの乗り心地は他の3シリーズのM Sportと比較して明らかに良好で、神経質な私でも許容範囲です。サスペンションがノーマルなのと重量が重いのが功を奏していると思います。

但し、レクサスISで悪路を試していないので同等としておきます。

静粛性

レクサス IS 300h BMW 3シリーズ 330e

静粛性はレクサス IS 300hよりもBMW 330eが明らかに高いと感じました。

高速道路ではその印象が変わるかもしれませんが、ロードノイズもランフラットタイヤを履いているにも関わらず、BMW 330eが静かだと感じました。

しかも、レクサス IS 300hは上述したように加速時のエンジン音が私にはかなり煩く感じました。これについては「いい音」だと評価する人もいると思いますが私はそう思うことができません。

BMW 3シリーズは、ガソリンもディーゼルも加速した際、エンジンの存在感はしっかりありますが、エンジン音は低めで、嫌味がなく心地よい音です。

また、BMWは、静粛性をさらに高めるために遮音性の高いフィルムを二枚のガラスで挟んだアコースティックガラスをオプション(28,000円)で用意しています。

フロントガラスには標準で装備されていますが、前席の左右のドアガラスにもオプションで付けると、さらに風切り音やロードノイズがカットされ、高い静粛性が期待できます。

燃費

レクサス IS 300h BMW 3シリーズ 330e

燃費については、ハイブリッドカーとして乗る場合はレクサス ISが優れているようです。

しかし、BMW 330eも家に充電設備がありモーター主体で走る場合は、レクサス ISより経済的になるようなので同等としておきます。

アクティブクルーズコントロール(ACC:BMW 3シリーズ 330e)・レーダークルーズコントロール(DRCC:レクサス IS 300h)

レクサス IS 300h BMW 330e

両者ともドライバーが任意に設定した速度をベースに、先行者との車間距離を維持しながら自動で加減速を行い、車両停止や再加速も自動で行います。

しかも設定でハンドルも自動で動くようにできます。

BMW 330eがより優れている点は、停止から前車が発進したときの再発進も自動で行われることです。レクサスはアクセルを踏むなどワンクッションが必要です。

しかもBMW 330eの再発進は、以前は確か停止してから15秒以内という条件がありましたが、今は無制限になっているようです(何かしらの制限はあると思いますが)。

ハンドルを含めた運転支援は、車載のカメラやミリ波レーダーで行いますが、レクサス ISのカメラ1台に対してBMW 3シリーズは3つのカメラがありまですので安心感も違います。

実際、BMWは、緩やかで整備された道で使ってみると、ほぼ自動運転で驚きました。

レクサスISの運転支援「レーントレーシングアシスト(LTA)」は試したことはありませんが、トヨタ車なのでおそらくBMW3シリーズほど強力な支援は行わないと思います。

トヨタは日産のようにやっちゃいません(個人的な感想)。

レクサスGSに乗っていた時はレーンキーピングアシストというオプションを数十万円でつけましたが、殆ど使い物になりませんでした。

また、ACCの操作性もBMW 3シリーズが上です。

レクサスISは、ハンドルの後ろにあるクルーズコントロールレバーを操作する必要がありますがBMW 3シリーズは操作ボタンがハンドル上にあり親指一つで簡単に全ての操作ができます。

ハンズオフ

レクサス IS 300h BMW 3シリーズ 330e

BMW3シリーズは、ハンズ・オフ機能を搭載しています。

高速道路上で、かつ、渋滞時という条件のもと、ステアリングやアクセル、ブレーキを自動で操作してくれます。

渋滞時ではない場合でも、ACCが機能しますので、運転者はハンドルに手を軽く添えておけば、ハンズ・オフとほぼ変わらない自動運転を体感できます。

レクサス ISにはハンズオフ機能はありません。

安全装備

レクサス IS 300h BMW 3シリーズ 330e

レクサス ISでは、Lexus Safety System +を、BMW 3シリーズでは、ドライビングアシストプロフェッショナルを採用しています。

安全装備の機能は、カタログだけ見ると同等のように思います。

両者ともに車線逸脱警報機能や抑制機能もありますし、先行者や歩行者を認識し、衝突回避・被害軽減も図ります。また、後方から近づいてくるクルマを検知し、衝突の危険がある場合には注意を促す機能も両者にあります。

また、どちらも、アクセルとブレーキの踏み間違えにも対応しています。

ステレオの音質

レクサス IS 300h BMW 3シリーズ 330e

ステレオの音質については、標準装備では、これまでは随分、レクサス ISにアドバンテージがありました。それだけ、BMW 3シリーズはイマイチでした。

レクサスISは、標準のプレミアムサウンドシステム(10スピーカー)でもいい音がしますが、これまでのBMW 3シリーズはオプションでHiFiにしてもレクサスISには敵いませんでした。

しかし、新型のBMW 330eは、標準でHiFi(10スピーカー)になり、オプションでマークレビンソンと並ぶharman/kardon(16スピーカー)を付けることができるようになりました。

harman/kardonは、地上デジタルTVチューナー、アコースティックガラスとの組み合わせが必須のオプションですが、3つ込みで191,000円(税込)です。

地上デジタルTVチューナーとアコースティックガラスで164,000円ですので格安でharman/kardonにできます。

レクサス ISもオプション(265,100円)でマークレビンソン(17スピーカー)に変更できます。

現在は、ステレオの音質は同等と言えます。

(追記)実際にharman/kardonを付けた330eが後日納車しましたが、音質は良好です。

その他の装備

レクサス IS 300h BMW 3シリーズ 330e

コンフォート・アクセス

便利だなと思ったのは、BMWのコンフォート・アクセスです。

キーを持って車に近づくとドアロックが自動的に解錠され、離れると自動的に施錠されます。

ハンドルに手を触れる必要もありません。

夜の解錠時はウェルカムライトカーペットやドアハンドルが光って迎えてくれます。

近づくと後席もロックが解除されますのでショッピングの後とか便利です。

アイドリングストップ

アイドリングストップ機能が両者ともに装備されています。

アイドリングストップからスタート時のエンジンがかかる音は、ハイブリッドシステムの違いもあり、レクサス IS 300hは無音ですが、BMW 330eは電気の充電量が少ない場合はエンジンがかかる場合があり、この場合、音がかすかに聞こえます。

どちらもほぼ無音ですが、やはりハイブリッドシステムが洗練されているレクサス(トヨタ)がよくできています。

電動パーキングブレーキと、オートブレーキホールド

どちらにも電動パーキングブレーキと、オートブレーキホールドがついています。

どちらも信号待ちなどで停止した時にブレーキから足が離せますので楽です。

リバースアシスト・パーキングアシストプラス

BMW 3シリーズには、リバースアシスト機能が標準でついています。

リバースアシストとは、別名「後退時ステアリング・アシスト機能」といい、35Km/h以下の走行時に直近50mのドライビング・ルートを自動的に記録し、必要なときには記録したルートに沿って、自動でステアリングを操作しながら後退できる機能です。

また、BMW 330eは、パーキング・アシスト・プラスがオプションで装備可能です。

パーキング・アシスト・プラスとは、車両周辺を確認できるトップ・ビュー+3Dビューなどの表示で縦列に加えて並列駐車もアシストする機能です(ハンドルから手を離して自動で駐車)。

どちらも私は使うシーンは殆どなさそうですが、先進的な機能です。

IRカットガラス

国産車のガラスは、UVカットに加えてIRもそこそこカットするようですが、欧州車はUVはそこそこカットしても、IRはあまりカットしないようです。

このため、夏場は社内がジリジリと暑くなります。

この点は、次の乗り換えは国産車に?と思わせる点です。

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BMWは夏場車内が暑い

しかし、後日、330eを購入してみると、ガラスの厚さが先代と比べて1.5倍ほどになっているためか、オプションでアコースティックガラスにしているためか、不明ですが、暑さがかなり軽減されています。これは気のせいではなくはっきりわかるレベルです。

私的には最も良かった点の一つです。

タイヤ

レクサシ IS 300hは、非ランフラットタイヤで、フロント・リヤともに19インチです(235/40R19・265/35R19)。

BMW 300eは、ランフラットタイヤで、フロント・リヤともに18インチです(225/45R18・255/40R18)。オプションで、19インチにできます。

オートマチック・トランク

トランクリッドの電動開閉機構は、レクサス IS 300hは非装備ですが、BMW 330eはオプションで装備できます。

レクサス ISとBMW 3シリーズの徹底比較のまとめ

という訳でざっとまとめると以下のような感じになります。

スマホはスクロールできます。←→

比較項目 レクサス IS 300h
バージョンL
BMW 3シリーズ 330e
M Sport
備考
エクステリア
デザイン
インテリア
デザイン
内装

TVチューナー
本革仕様
ベンチレーション
ハンドルヒーター
CD読み取り装置

★TVチューナー
★本革仕様
★HUD
ワイヤレスチャージング
アンビエントライト
AI音声会話システム

★はオプション
車の剛性
動的性能
ハイブリッド
システム
ハンドリング
乗り心地 ISの悪路は不明
静粛性
燃費・電費 ハイブリッドとして走る場合はレクサスの燃費がいい
ACC・DRCC
ハンズオフ機能
安全装備
ステレオの音質
その他の装備

IRも少しカット

コンフォートアクセス
リバースアシスト
★パーキングアシストプラス
★オートマチックトランク

アイドリングストップ、電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールドは両者ともに装備

★はオプション

上記オプション
をつけた価格
6,000,000円 6,694,000円
(Edition Joy+)

どうでしょうか?

私が勝手に総合点をつけるとすれば、BMW 330eが92点、レクサス IS 300hが78点といった感じでしょうか。

レクサスISは、足回りやハンドリングが改善されているとはいえ、肝心のパワートレインが古く、内装もさほど変わっていないため箱だけ変えて勝負している印象です。

HUDやワイヤレスチャージングといったものだけでなく先進機能の少なさも目立ちます。

以前、レクサスIS⇒レクサスGSと乗り継いできた私としては古さや物足りなさを感じますね。

それに比べてBMWの3シリーズは、2019年のフルモデルチェンジで、文字通り驚愕の進化を遂げ、車も別物に進化。剛性やエンジンを含めた車のポテンシャルの高さを感じます。

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BMW 新型3シリーズ(G20)は現行からどう変わるのか

私にとって必要なオプションを付けると、価格は100万円ほど330eが高くなりますが、個人的には価格差以上に車の差を感じています。

しかも、330eはEdition Joy+で55万円安くなっている訳ですからお得感もあります。

という訳で、330eを知る私的には、動的性能や加速時のエンジンフィール、内装の古さでレクサス IS 300hは選べませんが、そういったことが気にならない人であれば、コスパやリセールバリューのことを考えると悩ましい選択かもしれません。

また、私は3シリーズの中でも330eにこそ魅力を感じているのであって、例えば、レクサスIS300 F SportとBMW320i M Sportとの比較となると評価は違ってくるかもしれません。

レクサス IS 300h バージョンLの総評

レクサス IS 300hは、見た目カッコイイ。特にF Sportはそうです。

ハンドルヒーターやベンチレーションと国産車らしいおもてなし装備もついています。

2014年頃に試乗した時との比較になりますが、パワートレイン(エンジンとハイブリッドシステム)とプラットホームがキャリーオーバーで古い感じが否めませんが、剛性と足回り、ハンドリングは良くなっていると感じました。

BMW 3シリーズ 330e F Sportの総評

一方、BMW 3シリーズの330eは、剛性、動的性能、静粛性は圧倒的です。

遅れをとっていた内装の質感も高級感が増し、クラスでもトップクラスになりました。

PHEVなので、満充電で50kmほどモーターだけで走れる上、エンジンでの走行時はエンジンが気持ちよく回り、ハンドリングと相まって運転が楽しいです。

私にとってはセダンの中では理想的な車です。

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