BMW新型3シリーズに試乗

BMW新型3シリーズに試乗

7代目にフルモデルチェンジしたBMWの新型3シリーズ(G20)。

先日、試乗車が入庫した旨ディーラーから連絡を頂き、早速、試乗しに行きました。

午前中に伺いましたが、さすがに人気があり先約が5名ほどいたため午後に出直し。

夕方に伺うと2番目に試乗することができました。

試乗させて頂いた車はBMW330i Mスポーツ(上の画像の車です)。

2リッター直4ターボですが、
最高出力:258ps
最大トルク:400Nm(40.8kgm)

を発揮します。

余談ですが、320iと同じ2リッター直4ターボなのにエンジンの設定を変えて50万円高い値段で販売するといったやり方はどうかといつも思います。ベンツもそうですね。

BMW新型3シリーズに試乗

展示車として5シリーズと並べて置いてある新型3シリーズも見ましたが、サイズ的には簡単に見分けがつかなくなりました。

早速乗り込むと、さすがにMスポーツだけあって、シートのホールド感が今乗っているラグジュアリーと全然違います。

ドアを閉める時の重厚感や内装も随分良くなっているなあと感心していると、公道に出る前にリバースアシスト機能を体験させてくれました。

リバースアシスト機能を体感

リバースアシスト機能とは、時速35km以下で走行中に直前の50mの走行軌跡を自動で記録し、必要があればその軌跡を自動で戻ってくれる運転支援システムです。

実際に、駐車位置から店舗内の敷地をクネクネと50mほど移動した後、コントロールディスプレイのリバース機能ボタンを押すと移動してきた軌跡をたどって元の位置まで戻ってくれました。

逆再生しているような感覚です。

ブレーキは人の介入が必要ですが、車が周囲の障害物を確認しながら自動的に50m手前の駐車位置までバック走行してくれました。

どうでしょう。使うことがあるでしょうか(^^)

万が一、この機能が役立ちそうなシーンに出くわしたら、やっぱり私の場合は自分で運転してバックしそうな気がします。

運転の初心者には便利かもしれませんがそういった人がこういった車にどれくらい乗るものか。

一般道を試乗

ディーラーの駐車場でリバースアシスト機能を体感した後は一般道に出ます。

まずすぐに感じたのが剛性の高さです。本当に5シリーズと変わりません。

そして、試乗した車がM Sportで19インチのランフラットタイヤを履いていることから硬い足を想像していましたが、タイアの空気圧が低めだったのか何なのか想像していたほど硬くは感じませんでした。

確かに、コツコツした入力はありますが、荒れた路面でも振動はダンパーが上手に減衰し、角が丸められています

現行の3シリーズと比較すると高級車と呼ぶにふさわしい上質な乗り心地に変化していました。

現在乗っている330eは、M SportではなくLuxuryで、タイアが17インチということもあり、流石に突き上げが少ないのですが、新型3シリーズの突き上げ感も上質でまろやかです。

静粛性も高まり、乗り心地と相まって高級車感は現行から遠く及ばなくなった感じがしました。

しかも「駆け抜ける喜び」のキャッチコピー通り、運転していて楽しいです。

ただ、エンジン性能は、今乗っている330eと殆んど変わりません。

新型3シリーズは、出だしはアイドリングストップからのエンジンスタートでPHEVと比較すると若干のもたつきがあります。

しかし、エンジンが立ち上がった後は、アクセスを踏んで中速域くらいまでの加速感は330eと同じような感じで気持ち良かったです。

BMW330e新型3シリーズ(330i)
2リッター直4ターボ(PHEV)
最高出力:252ps
最大トルク:420Nm(42.8kgm)
2リッター直4ターボ
最高出力:258ps
最大トルク:400Nm(40.8kgm)

高速道路を試乗

高速道路では、現行3シリーズ(F30)との違いがより確認できます。

剛性がアップしていますので安定感が増しています。

何度も書きますが5シリーズに乗っている時と本当に差が無くなりました。

レーンキープ機能が新しく付いたアクティブクルーズコントロールですが、BMW新型3シリーズは現行からど変わるのか、でも書いた通り、高性能3眼カメラシステムを搭載していますので、白線や周囲の認識も以前より進化してました。

参考:BMWの従来のアクティブクルーズコントロール

殆んど手を離した状態での自動運転が可能でしたし、わざと白線に近づけてみるとグイッとハンドルごと元に戻そうとします。

このあたりの性能もDセグの中でもTOPになったようです。

私が気にするポイントの一つである静粛性ですが、ロードノイズ、風切り音を含めかなり改善されているような気がしました。

一つには、新型3シリーズのフロントガラスには吸音素材を挟み込んだアコースティックガラスが採用されているためとのことですが、オプションでサイドウインドウもアコースティック化すれば、さらに高速走行時の風切り音が低減されるそうです。

その他インテリアなど

新型3シリースのインテリア

インテリアは、かなり上質になっていました。

今回のフルモデルチェンジで一番わかりやすいところです。

特にコントロールディスプレイが8.8インチから10.25インチに拡大された上、タッチ操作が可能になっている点は時代の流れを感じました。

コントロールディスプレイの配置がこれまでより10センチほど前面に配置されていますのでより大きく感じます。解像度もかなりアップしているように感じます。

センターコンソール

カップホルダーの奥にスマホを置くとワイヤレス充電も可能となっています。

エンジン始動ボタンも従来のハンドル左奥からシフトレバーの横に配置されていました。

古臭かったハンドブレーキが無くなり、電動パーキングブレーキに変更。そしてレクサスGSの時には重宝していたブレーキホールド機能もついています。

信号待ちでもブレーキから足が離せて楽になります。

12.3インチのメーターパネルはフルデジタル液晶表示になってましたが、ベンツのように無機質な感じではくアナログっぽい感じで個人的には好感が持てました。

この日は暑かったので、営業マンに促されて「OK!BMW 暑い」と言ってみたのですが、何やら設定がしてなかったということで作動はしませんでした。

指をくるくる回すと音量の調整ができたりするジェスチャーコントロールもオプションになりますが付いていました。

後席も随分広くなってましたね。

まとめ

50分ほどの試乗でしたが、色んなもの変わっており、またディスプレイや営業マンから入ってくる情報も多かったので結構、疲れました。

今回の新型3シリーズ、一言で言うと高級車感が大幅に増していたと思います。エクステリア、インテリアもそうですが、特に乗り心地、静粛性を含めた車の性能自体にそう感じました。

これまでは、走りはいいけどインテリアが、安全性能が、という印象があったBMWですが、今回のフルモデルチェンジで、走りだけでなくインテリアも安全性能もDセグでは一歩リードした感じがします。

さすがにスポーツセダンのベンチマークとあって意地を見せたフルモデルチェンジです。

この車にネガティブな意見を言う人は少ないんじゃないでしょうか。

飛躍的に進化しているのにもかかわらず、現行の3シリーズと価格が変わらないのですからお買い得だと思います。

ただ、レクサスISなどと比較すると随分アドバンテージがあるように感じますが、同じような仕様のIS300(F SPORT)が521.8万円なのに対して新型3シリーズ(330i Mスポーツ)が632万円と100万円以上高いことを考えると価格相応だとも言えます。

今頃は至る所で納車式があっているのでしょうか。

早く路上を走っている新型3シリーズを正面から見てみたいものです。

今回は、マグカップと、新型3シリーズが先導車を務めた東京マラソン2019の記念タオルを頂いて帰りました。

参考:BMW330eを試乗した感想


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