定年後の心身の健康について

こんにちは、有栗です。

歳をとると、色んな不調が増え、心身の健康に関心が向くようになります。

私は、これまで特に大きな病気をしたこともなく、現在、特に不調を感じていることもありませんが、睡眠だけは苦手で、睡眠薬なしでは、入眠もなかなかできませんし、眠ったとしても中途覚醒や早朝覚醒をしてその後、なかなか眠れません。

そういう訳で、昨年からデエビゴという睡眠薬を服用していますが、このデエビゴ、副作用に食欲亢進というのがあり、やたらと食欲が出て食べ過ぎてしまいます。

オレキシンという覚醒物質の働きを低下させて眠りへと導く薬なのですが、このオレキシンが食欲に関係しているからだそうです。

そのせいか、ときどき、食べ過ぎて胃もたれもしますし、体重も増えたので、ちょっと気になって今年は早めに健康診断(特定健診)に行ってきました。

特定健診では、胃カメラ検査、大腸検査、レントゲン検査、血液検査、尿検査と一通りやってくれるので、これらで問題が出なければ一安心です。

結果、胃や大腸、レントゲン、尿には問題なかったのですが、血液検査で唯一、LDLコレステロールの値が異常でした。

逆に、これまで異常値だったHDLコレステロールは、47(昨年は38)となり、ここ15年ではじめて正常値となりました(おそらく最近よく体を動かしているからだと思います)。

<特定健診の結果{今年(左)・昨年(右)の血中脂質検査の値}>

LDLコレステロール値

LDLコレステロール値はこれまでも高かったのですが(昨年は164)、「日本人間ドック学会」が人間ドックで検査を受けた人たちのデータをもとに2014年4月に出した「新たな健診の基本検査の基準範囲」によれば、正常値だったのであまり気にしていませんでした。

色んな学者も「基準値がいい加減で多少数値が高くても気にする必要がない」と言っています。

しかし、今回は180と新基準でも異常値に。

ということで、医師の提案で、9月に首の頸動脈(脳に血液を送る血管)のエコー検査を受けることになりました。

検査の結果次第では、動脈硬化、心筋梗塞や脳卒中のリスクを下げるために、医師と相談して生活習慣の改善、もしくはLDLコレステロールを下げる薬を飲み始める予定です。

ちなみに、LDLコレステロールの異常値は遺伝性もあるようです。

母も随分前からLDLコレステロールを下げる薬を飲んでいますし、私が1日1食生活を5カ月続けた時も158でしたのでおそらく私は遺伝だと思います。

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過去には、LDLコレステロールの値が226という時もありましたから。

遅かれ早かれ薬を飲み続けなければならない日が来るんでしょうね。

睡眠薬にLDLコレステロールを下げる薬、常用する薬も増えていくんでしょう。

あと、定年後・老後に多いと言われている心の病気にも注意しなければなりませんね。

心の病気は、体の健康問題から波及することも多そうなので。

⇒ セミリタイア生活

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